小学生コース STEP2 Christmas Bingo!

英語教室ならばきっと楽しいクリスマスイベントやるんだろうなって期待される方いらっしゃるのですが、Sunnyは、ハロウィンやクリスマスなど季節のイベントは行っていません。(以前はやっていましたが、いろいろ考えた結果、今はやっていません)

が、今年のクリスマスは、STEP2(小学1年生)だけ…クリスマスビンゴを取り入れてみました。
ちょっとした時間でクリスマス感出せるかな、なんて安易な考えでレッスンプラン作成したら…いやいや、かなり時間がかかる!レッスン2回にまたがる長いものとなりました。

「たかがビンゴでしょ?」と突っ込まれそうです→「はい、当初そのはずだったんです」が、楽しければ良いってのは私の求めるところではないので、ついつい・・・・長めの活動となりました。

1日目:ビンゴシート作成

いろんなクラスでビンゴは時折登場します。
みなさんおなじみの”お楽しみ”としてのビンゴは、既にビンゴシート用意されていますよね。
Sunnyのビンゴは、ビンゴシート作成から←作成する際の英会話を重視して。ビンゴに使用する中身にもよりますが、今回はいつもより作成に時間がかかりました。

代表者:色付きカードを1枚引く
みんな:What’s that?
代表者: A christmas tree.
みんな:Big or little?
代表者:Big.
みんな:What color?
代表者:Blue.
無地のイラストカードに色を塗って、ビンゴシートに好きな位置に貼っていきます。

どんなふうに色を塗るか、どこに貼るか、その時間も楽しい☆

代表者は順番に回ってくるのではなく、手を挙げた人。
・何度も手を挙げる子。
・やってみたいけど、手を挙げる勇気が出ない子。
・やりたくない子。
いろんな子がいるのは当然。
やってみたい子にはやってもらいますし、勇気が出ないけれどやってみたい子はがんばって手を挙げるまで待つのみ。
やりたくない子に無理強いすることもしたくはありません。
全ては本人がやるかどうかの意思表示次第。
待っていれば必ず1人1回チャンスがある、なんてことがないのがSunnyです。
日頃からどんなときもそれは基本です。
やりたいなら意思表示!

なかなか勇気が出なかったけれど、がんばって手を挙げてくれたのがとってもうれしい!そして、一度やってみたら、またすぐに手が挙がりました。自信持てたみたい!

1日目は、ビンゴシートを作成するところまでで終了。
小学1年生が英語でのやりとりを中心に、色塗り、貼り付け作業16枚ですので、1レッスンの半分以上の時間を費やしました。そこをもったいないと思うかどうかは内容次第。
最初はなかなか言えなかったフレーズが自然と言えるようになったり、子供たちだけで会話が成り立ったり、手を挙げる勇気が出たり・・・有意義でした。
私は、やってよかった!と思えました。

2日目:ビンゴを楽しむ

前の週に作って回収しておいたビンゴシートを配っていよいよビンゴ!
さあ!あとはサクサクと楽しもう!
なんていかないのがSunnyです。
前回の英会話を少しレベルアップした内容で進めました。

代表者:カード1枚引く
みんな:What’s that?
代表者:A big pink christmas tree.
みんな:Thank you!

前回との違い、分かりますか?
代表者は1文で答える。
でも、1文で答えられないこともありました。
そういうとき、それは「間違い」ではありません。例えば
代表者:A pink christmas.
みんな:Big or little?
代表者:Big.
というふうに、欠けている情報をみんなは質問すればいいんです。
私が補足しなくても、自然と質問が出てきたのがステキです!

みんなに分からないようにしっかり隠して答える子供たち。文章を頭で考えてゆっくりがんばって答えます。

Sunnyのビンゴがちょっと他とは違うのは、その終了方法。
通常は、一番にビンゴになった人が1位ですよね。
上位〇人がビンゴしたら終了~っというのは、ビンゴにならなかった子の落胆が大きくてなんだか気持ちスッキリ終われないので私は好きではありません。
なので、Sunnyのビンゴは全員が一列揃うまで続けます。
全員がとにかく1列ビンゴした時点で、何列あるか?列の数で順位が決まります。つまり最後まで勝敗は分からない!

ビンゴと言えば・・・

ビンゴって、イベントの最後に景品get!の印象が強いので、当然ビンゴを行うとその先に何かほしい!と期待されます。
クリスマスですしね、お菓子用意しました。

ビンゴした列の数だけお菓子もらえます。どれにするか!かなり真剣!!

たまに、何気なくビンゴ形式のアクティビティにして、景品のことなんてちっとも考えておらず用意していない!なんてことあると
子供たちから「え~!!!」って言われて焦ってカバンの中を見てみたら飴が出てきて救われるなんてことも・・・・。
ビンゴ=景品(どんな小さなものでも)→これは絶対なようです。

集中力

今回のビンゴ、本当に時間かかりました。
小さい子供たちが集中できる時間を考えると…それよりもだいぶ長めの時間がかかりました!
日本語ならあっという間にできることを英語で一生懸命行うので、当然”集中力”要ります。

・何度も繰り返される英語フレーズを、私に頼ることなく、自発的に言えるようになった
・必要な英語フレーズを1週おいて、よりスムーズに言えるようになった
それらができるようになるということは、それだけ集中して取り組めたということ。

お楽しみだけのビンゴだったら、きっとわーって盛り上がって楽しかった〜!で終了。時間はかかっても、学びと成長のある活動となったことを実感できました!

楽しいのは大好き!だけど、楽しいだけではない。学びの中に楽しさを見出せる活動をたくさん考えよう!と思います^_^


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英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。