英検受験間近!

2019年第二回の英検は10/6(日)。
残り3週間を切りました。

夏休みからスタートした英検対策講座10回は既に終了し、9月は毎週、実際のテスト時間配分通りに過去問に取り組んでいます。

さて、例年のことですが、
夏休み中は”受け身”気味。
夏休み明け、過去問に取り組み始めると、俄然緊張感漂います。
全員共通して「やらねば!」という意識が高まるのは9月に入ってから。

5級:英検初チャレンジ!の緊張

今年の5級受験者の特徴としては、前年受けてほしいな、と思っていたメンバーが今年受験する点。
1年の学習を積んだことで、当然ながら”余裕”に感じるスタートでしたが、そうは言っても苦戦する部分もあります。それに対していかに自主的に、意欲を持って取り組むか・・・すべてはそこ!です。こうしたほうがいい、というアドバイスは与えることができても、実践するかどうかは個人の問題。
たいてい、間違えた問題を一緒に解きなおすと、すぐに答えにたどり着く、というパターン。落ち着いて考えてみたら「あ!分かる!」というものばかりです。

5級受験が決して無茶ではないことが、よく分かります。
分かる、できる、の気持ち1つで結果は必ず好転するもの。
「きちんと分かっているね。落ち着けば必ずできる、大丈夫」そんな声かけが届くことを祈っています。

4級:5級が受かった自信を糧に取り組める!

英検取り組み経験の浅い私なので、絶対的なことは言えませんが・・・
5級→4級はスムーズなのでは?と思っています。
もちろん学習レベルでとらえると、4級が抑えるべきポイントは多い!
けれど、5級に受かった自信が力となり、4級に向かう精神的な強さは全員から感じられます。
5級を受験する時点で「中途半端な受かり方禁止令」を出していたことで、4級に対しても「受かればOK」の意識は皆無!
確実に点を取る意識が当たりまえに根底にあります。
過去問を解いて「合格点は取れた!」ではなく「間違いがあった・・・」と、解けなかったことに焦点を当てるのは、私は良いことだと思っています。受かればいい、というのはあまり好きではないので。

もう少し最終的に仕上げていく部分はありますが、きちんと取り組む気持ちがあれば、必ず合格できる、そう思っています。

3級:すべては英作文次第!?

3級を受験するのは中学1年生。
3級は中学卒業レベル。
今回受験する子たちはのレベルは、中2レベル。
つまり…ちょっと無謀です。
それは十分承知の上です。
私としては、中学2年生で3級が受かる、くらいで十分と考えています。
が、子供たち自身から「受けたい!大変でもとにかくやってみたい!」という言葉をもらってチャレンジを試みました。
とはいえ、本当に…大変なんです。だって、知らないことだらけ。
だから、私としては、あまり好きではない「受かるためにどうすべきか?」という教え方も必要となります。
それでも、受験する子供たちの気持ちを汲むことが一番と考えています。
合格点ぎりぎりでも、とにかく受ける意欲に結果を与えてあげたい、そんな気持ちです。
今回だめでも、チャレンジしたことに意味はある!
という気持ちからスタートしたものの、今の心境としては
ぎりぎりでもいいから合格の喜びを感じてほしい!に変化。

それは、もちろん、子供たち1人1人がとても努力しているから。
口では「難しい。無理~!」なんて言いつつも、私の出した課題にきちんと応えるんです。そして、確実に力をつけているのがよく分かる!
ぎりぎりの点数でもいい!その後の本当の英語力は必ず身に付くことが分かる子供たちだから、今とにかく努力した結果がみんなに届いてほしいと思っています。
努力は個人次第。私は応援、サポート、それしかできない身ですが。

5,4級の同様の問題であれば、絶対受かる!んですが…→”英作文”という壁があります。
苦戦しながらも、確実に成長する子供たちを見て、英検受験の意義を感じます。
難しいからやめとこう、ではなく、受験するためにやるしかない!
その気持ちは必ず子供たちの力を向上させてくれます。
たった1週間で、英作文力が俄然UPした子供たちに、心底、底力、伸び幅を感じました!子供の力は素晴らしい!信じて接することは決して無駄ではない!
1人1人の力を最後まで信じて見守る立場でありたい!と思っています。

9月:子供が成長する月!

夏休みの英検講座を終え、過去問に取り組む9月は、自分の実力と向き合うことになる”試練の月”です。
夏休みの講座中は、課題がありつつも「うんうん」と聞くことが多いもの。
そのとき、どう取り組むかで、9月、過去問を解いたときに明らかな結果が出ます。
だいたい、1回目で全員顔面蒼白です。
「もうだめだ・・・・」とあちこちから聞こえます。
そこで本当に「だめだ」と思うか、絶対次は頑張ろうと思うかで次回の結果に差が出ます。
差が出たときこそ、本当にみんなにやる気が出るチャンスです。
点数がぐんと伸びる子、前回同様点数が低い子、それが明るみなったとき、急に全体に火が付くものです。
結果が出た子は、「努力すれば結果がでる!」ことを意識するから、また頑張れる。
結果が出なかった子は「次は絶対頑張りたい!」と今まで以上に努力する。
そんな子たちだから、私はみんなの力を信じて見守る立場、それだけです。

「先生!どうしたらいい(合格できる)?」と聞く子はいません。
だって、自分が努力しないと!
伝えるべきことは夏休みに全て伝えたんです。
あとは、それを実践するかしないか。
人に甘えることなく、最後は自分の努力だ、と意識して取り組めたら合否に関係なく、私は努力した全員をたくさん誉めてあげたいと思っています。
努力に無駄はなし!
結果が即出る必要もなし!

なんて、言いつつ…ホームページTOP見ていただくと分かるように

「英検100%合格実績」

なんて書きましたが…それって実は、本当に本当に…どうでもいいことです。

ときどき「先生、100%じゃなくなる、ごめん」と言われます。
逆に申し訳ない!
私のために合格する必要はどこにもないんです。
努力したことに意味がある。
1回で合格することも、2回、3回で合格することも、もしくは合格できないことも、人生の中で見てみれば、大した差はありません。

受かることを目標とすることなく、
*努力して結果を得ること
*時間を割いて取り組むこと
*知らないことを知る喜び

目先の利益=受かる、以外の、将来的に確実に活かされる”生きる力”に結び付く体験となることを何より期待しています。

とはいえ…
やっぱり受かってほしい!!!!

だから私はテスト直前、最後の最後まで、1人1人に呼び掛けられること、一緒にとり組めることはあきらめることなく取り組みます。

”英検”に受かることって、本当にそう意味を感じていません。
しかし、受かりたい気持ちが努力する意欲をかきたてる、その結果、普段の学習では学べない角度から知識を得ることや、級を取ることで得る自信、という点で決して無駄ではないと思っています。

あと少しで迎える本番!
今年はSunnyでみんなで受験。
英検準会場登録終了!
全員の受験申込完了!
完璧!なはず!!!
最後に…オチがあるのが私…
今回はそんな失態は許されないのできっちり確認して本番万全に迎えたいと思っています!

みんな!最後の最後まで頑張ろう!

英検レッスン後に、ホワイトボードを消してくれる子たち^_^
こちらも^_^あたりまえにさらっと動く子どもたち。すてき!!!





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英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。