STEP7の子はほとんどが中学1年生。期末テスト直前。”英語は余裕〜”と自信満々な様子。その気持ち分かります!みんな本当によくできる子ばかり!ですが、なんだか…モヤモヤする私がいます。
私自身、それをどう言葉にするか…悩んでふと子供たちを目の前にして出てきたセリフは
「多分…今度のテスト、自分で思っているほど点数は取れないと思う。」
「えええ?!!!」すっごいびっくり顔の子供たち。(何言い出すの?この人って顔)
子供たち、英語は自信あるんですから、まさかそんなこと、しかも私から言われるとは!追い討ちをかけて私のつぶやきは続きます。
私:まあ、かろうじて今回は点数取れたとして、多分、今後はどんどん下がるな…
子供たち:ええええ??なぜ?!
私:去年の方がみんな英語バッチリだった。今は力が落ちてる
子供たち:えええ?なんで??
さて、そこからはみんなで話し合いです。
なぜ私がそう感じているか、みんなの意見が出ます。
結果…何が足りないか、今何をすべきかみんなで発見しました。
そして、やるべきことに気づきました。
勘違いしてほしくないのは、これが、”テストで点数取るため”なのではなく、英語総合力を高め、必要な状況で使える英語力を身につけるためにやる、という意識を持つこと。そこは強調。
何をすべきか分かり、そこに即、取り組み始めた子供たちはイキイキしていました。勉強は人からやらされてるうちは身につきません。
自分で必要性を感じるから学びたくなる。
勉強って本来そうであるべき。
子供たちの様子をいくつか紹介します。
ホワイトボードの文字がすごいことになっていますが、だいたい毎回こうなります。
みんなの意見を書き出して、必要なことを加えて・・・・
そして、みんなはこの内容を自宅でノートにまとめてきます。
何が、大事なポイントかも自分たちで考えるので、ノートのまとめ方も上手。
基本となる”ノート作成形式”は最初に私から伝えました。
その後、自分が分かりやすいようにアレンジしている子が増えてきたので、それをシェアする時間も設けています。
ノートにまとめる前段階として、自由になんでも書く用紙は、裏紙を使用しています。
みんな、何が印字されているかちょっと気にします。先日は、ちびっこ用のアルファベットプリントの印刷ミスプリント。
「解きたい!」と線を引き始める子。
中学生でもこういうの解きたいものなんだ~って思っていたら、ふと、別の子が
「ねえ、間違ってる・・・・・」って突っ込んでました。
「うわっ!!本当だ!間違えた・・・・」←素で・・・・
みんなで大笑い。まじめに勉強がんばりたい中学生。そして、ほっこり笑える時間があるステキなメンバー。
“教えられる授業”ではなく”自分で考える時間の共有”。これは、突然できるものではありません。これまでの積み重ねの結果できること。今STEP1,2,3…に在籍のお子さんがこの先どんなふうに成長していくのかな?と思われる方。是非STEP6,7など上のクラスのブログお読みください。イメージがつかめるかと思います。