STEP4:進級から1か月

春はテキストの切り替え時期。
新しいテキストを手にするときの、みんなのワクワク顔がとってもすてきです。

進級して1ヶ月が経つSTEP4。
このSTEPは私が相当好きなテキストを使用します。
もちろんどのSTEPのテキストも大好きなんですが、STEP4のテキストはちょっとだけ特殊。(私の使い方が異質なだけかもしれませんが。)
このテキストを通じていろんな力が伸びるのを、毎年実感しています。

STEP4で特に伸ばしたい力をいくつか紹介します。

発表

まず、前提としてですが
このテキストに限らず、今年度の私のSunny全体の目標として
「発表に、より力を入れる」
と決めています。

なので、どのSTEPでも”発表”に対して、いつもよりも念入りです。

STEP4はSTEP3よりも発表内容に重点を置きます。
このテキストから発表内容が具体的になっていきますので、きちんと準備してしっかり伝えたいことを伝える努力が必要。

とにかく発表すればOKではなく、伝えたいことをきちんと伝える、納得いくように取り組むことにしっかり時間を割くようにします。

今年度のSTEP4でも、早速、1度の発表で終わらず2週に渡って確実に仕上げることを求めました。結果、1度では仕上がらなくても、翌週頑張る!そんな姿が見られました^_^

発表は回数を重ねることで確実に上手になります。前回より今回、今回より次回!成長が見られます。

文字の習得

文字を意識することはSTEP1からずっと取り組んできてはいますが、STEP4からいよいよ本格的になります。単語を確実に読み、暗記し、書けるところまで目指します。

教室によっては、
*低年齢から単語をどんどん覚えて書く
という取り組みもあるので、文字に関してはSunnyはむしろ遅いのかもしれません。

が、そのことによるデメリットは全く感じていません。

意味が分からずひたすら覚えるのではなく、やりたいとき(興味が持てるとき)にやる、伸びるときにやることで、習得度が増すと考えています。

Sunnyの子たちを見ていると、単語チャレンジの時間は”お楽しみ感覚”のようです。
1人で黙々取り組むのではなく、クラスの仲間同士で関わりながら習得する形態もうまく作用していると思っています。

STEP4の単語チャレンジは基本的に子供同士の取り組みです。受け身(答える側)だけにならず、友達の習得度を確認する責任を持つこと(先生役)で、自分はできる、という意識を持つ機会となります。

仲間との交流をより大切に

*友達と協力すること
は、Sunnyでは常です。

・テキストの音読が難しいときは、できた子がサポートして一緒に練習
・ワークブック等の答え合わせはお互いにチェック
・発表のときお互い支え合う

などなど、
一緒に学ぶ仲間同士、自信があることないことをお互いにカバーし合いながら一緒に伸びていく、それが当たり前であってほしいと思っています。

・苦手なことに取り組めた子に、大きな拍手をおくれる
・一緒にがんばってくれた子にありがとうと言える
・ペアを組んだ子を真剣に応援してあげられる
・ダメだと思ったことをきちんと注意できる
・すごい!と思ったときに、「すごいね」と言える

人とのコミュニケーションがしっかりと取れること、自他を認める気持ちを持つことは、英語学習とは切り離せない部分です。全ては将来の子どもたちのために。

人との関わりの中で学ぶことは本当に多い!視野を広げていろんな角度で物事を捉えられる人になってほしいと思います。

表現力

このテキストは、自分たちの日常の場面を設定しているので、会話内容がとても自然。

せっかくの自然な会話文なので、きちんと会話らしく言えるように練習します。いわゆる”棒読み”は禁止です。読めたら合格ではなく、”自然に言えるか”が合格ポイント。子供たち、表情や身振りもつけたりなかなかです。
その最終形として、Unitのフレーズを使った劇も行います。先日のレッスンにて、このクラスで初めての劇を行いました。練習ほぼゼロ。一発勝負の劇です。
しかし、日ごろの成果あって、劇の仕上がりはかなり良い!

自分たちらしい劇が完成!とっても楽しくて大笑い!

楽しむこと

さて、私から促すようなものではなく、私1人では誘導できないのが、「明るさ」「楽しむ力」です。
Sunnyの子供たちはとにかく明るい!
何をやるのも楽しむことを知っています。

レッスン時間終了までちょっと余裕ができたある日…
そのちょっとの時間、子供たちのリクエストでジェスチャーゲームをしました。

躊躇なく勢いよく手が挙がる子供たち!
昔からそうです。やりたい!楽しい!の気持ちがいつでも全力。

だれかやってくれる?の状況って、ドキドキするものです。やってもらえなかったら私が何かしなくちゃな~って、プレッシャー!そんな心配全く不要でした!時間を惜しんで子供たち楽しんでいました。

つい最近のレッスンにて、全員が合格の金シールget!
とっても嬉しくて、ふと誰かが思い出した数年前のこと→「皆で金シールをおでこに貼ったよね!」

「またみんなでやろうよ」ということになりました。

毎年、みんなで同じように写真撮れたらうれしい^_^

同じレッスンをしても、楽しいと感じられるかどうかは、楽しみたい気持ちがあるかどうかで違ってきます。
楽しい→もっと頑張りたい、そういうものです。

クラスのみんなで 思い切り楽しめる関係をしっかり築いていけたらそれだけで、英語学習に不可欠な要素の大部分を得たのことになるのでは?と思うほどです。

これからも、とにかく明るく楽しく、その中にこっそり厳しさを織り交ぜつつ…成長していく子供たちの姿が楽しみです!


 

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