最年少クラスSTEP1。
1年目からきちんと身につけたいのは、英語基礎力だけではなく、受け身にならない学びの姿勢であったり、クラスの仲間との関わりであったり。グループレッスンだからこそ学べることがたくさんあります。
先生役になってみる
内容にもよりますが、どのクラスでもできる限り宿題等、いわゆる答え合わせは子供同士で行うようにしています。
STEP1で行うのは今回初めて。
まず私が1人のワークブックをチェック。
その子が私の役目を引き継いで(先生役として)別の子をチェック。
その子にチェックを受けたら先生役として、また次の誰かをチェック…。
この制度は、ただの丸つけではありません。
英語がきちんと言えているかも確認します。
もしも言えない場合は教えてあげます。
となると・・・
*人に教えてあげるために(先生役は)”曖昧な理解”ではいけない。
*人に教えるとき、決して威圧的ではいけない。
先生役は人気がありますが、いざやってみるとなかなか難しいようで、チェックを受ける側の子と協力しながら取り組む姿も見られます。一緒に学ぶ時間です。
受け身にならない
何をやるか、1から10まで細かく指示することはしません。
私は、大まかな声かけのみ。
*具体的に何をするかは自分で考える。
*分からなければ待つのではなく、友達に聞いてみる。
回数を追うごとに、人に頼る様子が減ってきました。
子供たちが収集つかないくらい騒ぐのは、やるべきことが分からないとき。
そして、楽しくないとき。
やる気をもって取り組むとき、子供たちは自然と自分の力で頑張りたくなります。
我慢も大事
発表が大好きな子供たち。前に立ちたい!
けれど手を挙げる子がたくさんいるので、必ずしもすぐに発表できるわけではありません。
当てられないと落ち込みます。
ふくれる子もいます。
その中で人一倍 語調を強めて不満を言う子がいます。
そうすることで当ててもらえる、とばかり主張が強くなります。
講師的立場からすると、
”そういう子を早く当ててしまえば、その場がおさまって楽”です。
しかしその場が円滑だとしても、その子はいつまでたっても我慢ができない子のまま。周りはいつも気をつかうことになったり、理不尽な思いもする。周りを気遣い我慢することも大事。
それに気づくかどうかは、大人の声かけ1つ。
がんばりたい気持ちは受けとめつつも、同じようにがんばりたい友達とその気持ちを共有することも大事。
経験を重ねることで「僕が先!!!」「なんで当ててくれないの??」と怒ることが減っていきます。人にゆずることができるようになってきました。
仲間と作る”自分たちのクラス”
縁あって出会った子供たち。これから一緒に長く学んでいく仲間です。
*お互いを思いやる
*応援し合う。励まし合う
*認め合う
そうしていくことで、そのクラスにしかないステキな雰囲気が出来上がります。
認め合える仲間がいるからこそ英語学習はもっと楽しくなる!
より習得がうまくいく!
そういうものです。
回を追うごとに良い空気が作られていくのを感じるSTEP1クラス。
良い空気があるから、いつも供たちは笑顔!元気!やる気満々!
保護者のみなさん、お時間あるときは是非元気いっぱいの子供たちのレッスン風景見にいらしてくださいね。