進級:STEP1→STEP2

年中・年長さん対象のSTEP1クラスは12月で修了し、1月からSTEP2へ進級します。
STEP1で身につけたいことはいろいろあるのですが

*テキストの歌・チャンツをおうちで聴く、歌うことが習慣になること
*宿題に忘れずに取り組むこと

この2点は、その後の学習の基本となるので、絶対に抑えたいポイント。

今回進級するSTEP1の子たちは、この2点にしっかり取り組めていて感心しています。保護者の方がサポートしてくださっていることがよく分かります。低年齢の子はどうしても、私の声かけだけでは成り立たないので、保護者の方のサポートが本当にありがたいです!

Achievement Target

テキストには、「これだけできるようにがんばろう」というページがあり、基本的な英語のやりとりや歌やチャンツがどれくらい身についているかをチェックできます。
並んでチャレンジする形式は初めて。経験上、子供たちはこの形式がけっこう好きなのでは?と思っています。並んでいる間に練習して1人1人チャレンジ。合格をもらうと笑顔です。

合格ラインに達しないともちろんOKを出せません。もしかして不合格になって涙しないか…と心配もしますが、並んでいる間にしっかり練習して自信を持ってチャレンジしてくれるのでバッチリ!

最後の発表

STEP1のテキストやワークブック等で、たくさんの発表を行ってきました。他の教室のことが分からないのですが、英語学習1年目でこんなに発表機会が多いのは珍しいのではないかと思います。
1人1人が自分の時間を持って、人前に立つ経験を学習初期から行うことで、それがスタンダードになってほしいと思っています。

”特別な発表会”というよりは、日ごろ人前に立って発表することの延長であり、この回がSTEP1では最後、といった様子です。落ち着いていてかっこいい姿の子供たちでした!

最後の発表はどうあるべき?

”最後の発表”
と言うと、これまでの学習の結果を出してほしいという大人目線が少なからず入ると思います。

本来もっと練習時間を割くべき内容ながら、あまり時間をかけずに本番としました。時間をかければ上手になりますが、上手になるために繰り返される練習は、小さい子供たちには疲れる時間でもあります。練習をしすぎると試練のようになり、子供たちのためではなく完成度をあげるためのように目的が変わってしまう恐れもあり、私はあんまり好きではありません。

今は、結果の出来ではなく、今の自分ができることをきちんと前に立って発表できたそのことを認めてあげることで十分だと思っています。

仲間を応援することができる子供たち

発表を行って、私はたくさん感動しました。個人として頑張ることだけでなく、発表する友達を応援する姿にです。

「言い方が分からなくなって困っている友達を助けよう」
「頑張っている子に大きな拍手を送ろう」
日ごろから声かけしていることですが、それが私の指示ではなく自分達から出てきた場面が沢山あって、本当に嬉しかったんです。

子供は素直でまっすぐ。
思いやる心を持っていてあたたかい。
それがとにかく伝わる時間で心底嬉しかったです。

緊張で声が小さくなってしまう子に「がんばれ!」「聞こえたよ!」って声を自然にかける子たちの温かさ。本当にうれしい!!

終了証

テキスト終了時には終了証を渡します。
STEP2以降の子は「やった~終了証!」となりますが、STEP1は「???」の様子。1人1人手渡しされる終了証と拍手で少し状況が分かった様子でした。

1人1人にメッセージを書いています。まだそのメッセージの意味は伝わりきらないかなって思いつつ‥‥いつか時間をおいて読んでもらえたらうれしいです。

今回の発表を終えて思うこと

テキストを終了するときは、いつもいろんな想いがこみ上げます。
1人1人の成長をしっかり見つめ、それぞれに私がどれだけのことをしてあげられたか自分自身を振り返る大切な時間です。反省点があるからこそ、次への目標が明確になります。

STEP1は英語に初めて触れる大事な時期の子供たち。
大げさかもしれませんが、英語を楽しいと感じて前に進めるかどうか、本当に大事な時期を任せられた責任があると思っています。
実際、世の中にたくさんの英語教室がありますが、幼児期に英語が嫌になって拒否反応を示してしまうケースはよく聞く話ですので。

急いで結果を求めず、頑張る1人1人をしっかり認めてあげたいと思います。
縁あってつながることができたSunnyのメンバー1人1人を信じて見守ることのできる人でありたいと思います。

さて、最後になりましたが
STEP1→STEP2クラスは火曜日、金曜日の2クラスあります。
定員に対して各1名参加可能ですので、興味ある方は問い合わせください。