STEP6 メリハリのある学習

メリハリは漢字で「減り張り」。
漢字にするとその言葉の意味が明確になり、なるほど!とストンと落ちる感じが好きです。
英語に限らず、私はそもそも”ことば”が大好き。

さて、このメリハリという言葉はまさにSunnyの子たちを表す言葉だ!と思います。楽しくてテンション上がりすぎて収拾がつかないかと思うと、やるべきときには、さっとスイッチが入って静まり返る、そんな場面がどのクラスでも見られます。「さっきまであんなにワイワイしていたのに…‥」と、びっくりしますが、その切り替えが大事だと感じています。

三単現は手強い!?

今回はSTEP6のメリハリを感じたレッスンを取り上げます。
STEP6は先月から”三単現のS”を中心に学習中。≫前回のSTEP6ブログはこちら

先週は、こちらのページに取り組みました↓。
音読することや、内容理解ならあっさり済みます。しかし読めれば良いわけではなく、理解できれば達成でもなくて、目指すはその先、です。

テキスト本文はとてもシンプル。読むだけならあっという間です。

Activity

テキスト記載のActivityを、今回は例年の内容とは異なる形式で行ってみました。
みんなが慣れている”Do you~?”の質問と
今回定着させたい”He/She (clean)s~”を使った発表。
話す側も聞く側も集中してしっかり聞きたくなることをポイントに行ってみました。

私の予想よりもだいぶ苦戦している様子の子供たち。
“He always cleans his room.”
このフレーズを言うための時間がとても長い…。けれどあきらめずに地道に言い続ける、聞き続ける、分からなければ何度でも質問する、その時間を惜しまず取り組むと、最終的に間違いなくスムーズに言えています。
子供たちの集中力がすごい!

1人1人が必ず発言する時間を持つので、誰かに頼らず努力する姿が見られます。

自分で考える時間

上記活動後、次の課題へ(↓ワークブック)
説明なし。相談なし。個々で考えてもらいました。

「え??何?」とざわざわの雰囲気。そこから「あ、もしかして…?」と1人2人…と取り組み始めて、みんな真剣!

何を書くか分かった人はまず1文書いて、私へ提出。
1回でOK の子はゼロでした。

・書き出しから全く分からなくて固まる子
・とにかく書いてみるけれど、最後まで書けずに困っている子
・書いてみたけれど、文法面で少し勘違いしている子

このワークまでやってみると、
*分かっているようで、分かりきれていない部分
がはっきりと見えてきます。

子供たちが書いてくれた文に対してそれぞれに必要なヒントを出すと「あ!!!」と何かに気づいて、席に戻って書き直す。またやってくるけど、今一歩でまたヒント。悔しいし、もどかしいし…でも、
「分かった!」
「やった~!!!」
その言葉が出たときの笑顔は間違いなく輝いています。

英語学習を軸として、「知る、考える、求める」力を身に着けていける人になってもらいたいと思っています。


息抜きタイムの大切さ

さて、メリハリなんて言いながら、真剣モードの話だけしていては、伝わらないですよね。
しかし、テンション上がりまくっているときの映像や写真は‥‥ないのでお伝えすることができず残念です。
レッスンにやってきて最初の10分くらいは、歌ったり踊ったり、「聞いて~!!!」の嵐。時間が過ぎていくドキドキがあるのですが、私はこの「聞いて!!!」の時間が大好き。
時間が足りなくて、ばしっと切るので申し訳ないのですが、それが分かっているからか、みんな相当早口!(笑)そして、隙あらばいつでも「聞いて~」攻撃。

そんな子供たちが、レッスン中に一切人と話さず、黙々と取り組む時間が必ずあって、すごいな~!って見つめています。

メリハリのつけられる人には必ずメリットがあります。
さくっと言えることとしては、集中力がつき、やるべきことに短時間で取り組める、頭の切り替えが上手っていうことですかね。
気になる方は検索してみてくださいね。






最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。

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