STEP6: to have one’s own opinion

Sunny Englishが力を入れていることは「考える+英語を話す」こと。先日の中高生ブログでその様子をお伝えしました。
今回はその続きとして、
*小学生はどのようにそれらに取り組んでいるのか
を紹介します。

big/bigger/the biggest

STEP6で毎年盛り上がるのが、”比較級最上級クイズ”。比較できるものならなんでもOK。大きさ、高さ、速さなど、なんでも自由に決めてもらいます。

毎年行うけれど、同じ問題がないんです!子供の数だけクイズはできる!個性が出る良い課題です。
↓犬の好きな子のクイズは犬の大きさ比べ
分かるような、分からないような‥‥
こうして写真があるとイメージもしやすくて考えやすいですよね。

↑下の絵、分かります?
最初、絵を提示してくれたときは「???」っとなりました。
”Who is the tallest?”
と言われても、全員「?????」。
誰なの?一体彼ら!?
答えがさっぱり分からないところも相当盛り上がりました。ヒントは名前だけ。イメージで考えるしかない状況です。クイズを終えて、ギネス認定の人たちだと分かり、ネットで検索してみんなで知識を深めた時間も貴重です。

↓年齢?か身長か?の比較でした。すみません、忘れてしまいました。違う話の登場人物を集めるとさっぱり分からない!
それぞれの物語の中でだいたいどれくらいか想像して‥‥あてずっぽうですが、当たるとテンション上がります!

↑机の上に並べられたグッズ。
何を比較?と思ったら、キャラの身長比較でした。
キャラグッズって大きかったり小さかったり、なんでもありなので、いざ誰が背が高い?なんて聞かれても、全く想像できませんでした。スヌーピーって‥‥犬?犬の身長ってどこのこと?とか、ミッフィー、ミニオンとかもう身長がイメージもつかない!

この問題に限らずですが、多分みんな「興味があるからこれを問題にしよう」と思ってから、いろいろ調べてみたはずです。

興味を持つ→調べる→伝わるように発表する準備
という流れではないでしょうか?
私はそこまでは指示していません。クイズやるよ、くらいのアナウンスです。
子供たちは、これまでの発表経験をもとに、発表のために何が必要か自分で考えて動いてくれています。

*発表が盛り上がる→みんなが喜んでいる→達成感が得られる→また次がんばろうと思える
すてきなサイクルですよね。(実際そんなふうに思ってやっていることではないでしょうが)

さて続いて、
↓左の写真、何比べか分かりますか?

答えは、世界の美しい女性ランキング、だそうです。かなり個人的見解あるのでは?と思ったりしたのですが投票とかできちんとランキングでているってことですよね。うーん…みんな美しいから難しい!けど、一般的に見てどういう人が美しいと認識されるのか?と私はただ、美しさだけでなくけっこう深く考えたりしました。難しい!!!

右は、爬虫類や昆虫好きの子の出題。どの蛇が大きいか、なんですが、そもそも蛇の種類をこんなに知っていることにびっくりです。この蛇はどこにいる蛇、なんて説明もしてくれました。蛇の名前もものすごく長くて‥‥全く覚えられず、申し訳ないと思いつつA,B,C,Dという呼び名でクイズにしてもらいました。興味あることをうれしそうに発表する笑顔がステキでした。

STEP6の発表は個性豊か!

発表自体はSTEP1から頻繁に行っています。
しかし、最初からこんなふうに自分の興味のある内容を自由に発表というわけにはいきません。
「小さい子は機械的に全く同じ発表をさせる」ということはもちろんないのですが、今回紹介したようなSTEP6の自由な発表はSTEP1からの積み重ねの先にあるものです。

先日紹介した中高生のように英文を長く書くことは今はまだできませんが、それは中学生になれば必ず伸びる力です。
小学生のうちに大事にすべきことは
・自分らしさを自信を持って伝える
・自分とは違う考えに触れ、いろんな考え方があることを知る
ことです。

STEP6の子たちがSTEP1だったころのこと、鮮明に覚えています。
歌って踊って、意味は分からなくても大笑いして楽しんで‥‥ひとつひとつのレッスンは小さな一歩で、でも年月を経てこんなにも成長した子供たちが心底ステキだと思います。

さて、中高生→STEP6(高学年)へと降りながら、「考える+話す」をテーマにブログを書いてきました。次はまた下へ下がってみようと思います。あまり写真がなくて、すべてを紹介するのは難しいですが、それぞれの年齢で取り組んでいる姿を紹介したいと思います。

最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。

    前の記事

    中学生クラス