学びを実践力に!

突然ですが、こんな風景たまに見かけますよね。

<状況>小さい子供を連れてバスに乗ったお母さん。隣に座ったおばあさんが話しかけます。

おばあさん:可愛いわね~。今、何歳?
お母さん:今1歳です。もうすぐ2歳になります。
おばあさん:あら、うちの孫ももうすぐ2歳なの。いつがお誕生日?

まだまだ続きそうな会話ですが、ここでストップ。この何気ない会話、英語で話せますか?

 

STEP6クラスの子供たち、これまでひたすら現在形を学んできましたが、最近”will”が登場!このことで、より自然な会話ができるようになりました。上の会話で説明すると、これまでは

おばあさん: How old is she?
お母さん: She is 1 year old.

ここまででした。
ここにwillが加わり

おばあさん: How old will she be?
お母さん: She will be 2 years old soon.

これがサラッと言えるとグッと成長を感じます。知識を得たからと言ってサラッと言えるわけではありません。さらっと言えるためには、まず練習!このフレーズを使って行ったのは私の大好きなインフォメーションギャップ活動。

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Q: How old will Bob be in 2049?
A: He will be ~ years old.

主語がI, youではないところも、少し難しい感じがしますが、私の心配はよそにさらっと口にする子供たち。文法的にどうこうではなく、なるほどこういう形にあてはめて言えばいいんだな、くらいの感覚。戸惑いがありません。

ところで、”2049年”を英語で言えますか?→twenty forty nine。この言い方にやけに反応する子供たち。じゃあ、2010は?2001は?どんどん質問を受け、「変なの~!」と興味深々。興味を持ったことは強く印象に残るもの。私から説明を始めるより先に、子供から反応があったことでいきいきとした時間になりました。

さて、全員の年齢が分かったところで活動が終わりではなく、答え合わせも大事な時間。

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Q: Who is the youngest?
A: Emily!
Q: How old is she now?
A: She is 7 years old.
Q: Who is older than Emily?
A1: Diana!
A2: え???Dianaじゃないよ!Diana is older than Cindy!

突然の比較級質問に対して、自然な会話で返答してくる子供たち。素晴らしい!
目指すところは”自然な英会話”。会話中に文を組み立てながら話す…なんて時間はありません。習った文はどんどん使い込む!頭で考えなくてもフレーズが出てくるまで使い込む!そこまでやってこその英会話学習。今回のwillも自然な会話ができるまで何度も何度も使い込みます!

最初に提示した日本語の会話。今度のレッスンで子供たちに投げかけてみる予定です。”今ある知識でもうこんなに自然な会話が出来るんだ!”その認識をしてもらおう!それが最近強く意識していることです。子供たちは気づいていませんが、もう普通の会話ができるだけの知識は相当身に着けています。それは間違いないんです!それを自覚、意識すれば自信をもって会話へ発展できます。話せない・・・・なんて心配は無用!話せる準備は万端!Book3までくれば、もうここからは「こんなにできるようになってる!」そのことを一番に意識し自信を持って進むのみです。

”自分はできる!”という自覚、意識付け強化期!と私は勝手に決めて、BOOK3後半戦攻めていきます。

 

最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。

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