将来につながる学び!

STEP5で学習したのは、既習の”on,in,under”そして、新しく登場した”by”.

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ターゲットフレーズ: What color is the book on the desk?

耳で聞いて理解するのは簡単。でも、それを自分の言いたい内容として口にするのは案外難しい!だから、文の構造を理解することが大事。そこで…
What color/ is the book/ on the desk?
スラッシュを入れて3つのパートからなることを意識することで応用しやすくなる、と大人的には思います。子供的にどうか、確実なことは言えませんが、この後の活動で3つのパートを意識して文章を組み立てる様子が見られました。↓

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1人1人異なる情報 (*EX:A book under the chair is orange.) を持ち、自分の知らない情報について全体へ質問し、全ての本と鉛筆に色をぬります。

既習フレーズだからテキスト本文を聴く分には簡単!な空気が流れますが、実際自分たちがフレーズを口にするとなると、思っているほど簡単ではないという現実に直面。そんなものです。でも、そのときに「分からない!!」ではなく、活動前に確認した”3つのパート分け”を意識して、「What color・・・・このあとはis the bookで、最後に・・・・・under the desk?」ゆっくり考えれば大丈夫!

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1人1問全体へ質問し、知っている誰かが”I know.It’s red.”のように答えます。

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質問する声が小さいと、聞き取れず困る子も出ます。そんなときは”What did you ask?”
質問は聞こえたけれど、色が聞こえなければ、”Once more ,please.”であったり”red?”のように確認したり。
ターゲットのフレーズだけでなく、都度必要な情報を得るための発するフレーズこそ、むしろ意味がある!

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テキストを読むだけなら簡単!内容理解も簡単!でも本当に大切なのはその先。実際に使えるかどうか。
頭で理解することと、実際に必要性があって口に出してみることの間にはギャップがあります。そのもどかしさを感じつつ、伝えたい内容を組み立てて口にする。今回の学習ページは”丸暗記”だけでは解決できない、理解と知識を十分に使う良い内容。

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丸暗記!だった時期を得て、STEP5からは暗記プラス応用!の色が濃くなります。これまでの蓄積があってこその応用。大人からすると簡単そうでも子供たちは頭フル回転。スムーズにフレーズが出てこないもどかしさはあるけれど、それでも3つのパートわけルールを確認しながら、確実に質問をする子供たちの姿がありました。

文法説明、確認ドリル、テスト対策、そんな目先の結果だけを求める授業ではなく、実際に活用できるために積む知識と活動。そんな意味ある学習を積み重ねていってほしい!塾に比べれば、「いつまでこれやってるの?」かもしれません。ですが、手っ取り早いテスト対策、知識の詰め込みは、それなりの結果しかもたらさないもの。今だけを見て”良し”ではなく、将来に向けて揺るがない力をみにつけてこそ「学んだ」意義があるはず。何のために英語を勉強するのか?点数のためだけではない、将来につながる学びを提供することを、私はブレずに提示していこうと思います。

 

 

最新ブログ:2024/4/22 「自信を持って中学英語につなぐ」

Sunnyは”塾”ではないけれど、「学校の英語で点数を取ること」も大事なことと考えています。
幼時からの学習を確実に中学英語につなげるために、Sunnyで取り組んでいること、紹介します。

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