STEP5 5月のレッスンの様子
小学4,5年生が在籍するクラスです。
STEP4でしっかりと取り組んだ「読む、書く」の力と「英語らしく話す」ことが生かされるSTEPです。
英語ニュース
5月から”英語ニュース”読み始めました。≫英語ニュースとは
普段、ORTを読んでいるので初見でだいぶ読めています。
英語ニュースはレッスンで読んで問題を解くだけでなく、翌日から”音読マラソン”も開始します。≫英文音読マラソン
教室で読んだときよりも断然上手な音読が送られてきますので、おうちで練習していることが分かります。みんなと一緒に取り組むことで良い刺激を受けている様子。確実に音読が上達しています。
翌週には、前の週のニュースの感想などを言う時間も設けています。英語ニュースは本当に大活躍です。子供たちも「英語ニュース楽しい!」って毎週言っていて、きちんと定着しつつあります。
テキスト学習
今回紹介するテキスト学習ページは「朝にやること」を扱うページ。
テキストを開く前に、イラストを見ながらみんなの朝の流れを言い合います。
“I wash my face.”
“I don’t wash my face.”
と、自分とは違う人がいるのも驚きです。「自分はこうだよ!」と言いたいから英語フレーズを何度も言うことになります。
「テキストを開かなくても、フレーズが分かる、言える状態にすること」がSunnyの基本。
自分が行う順番に絵カードを並べて音読練習開始。ここから3週かけてこの音読にチャレンジします。(毎年確実に力が伸びるこの音読チャレンジについては≫このレッスンについてのブログ)
発表
This is my lunch.の発表。
STEP4でも発表したテーマですが、STEP5では、好きなものを並べるのではなく、栄養バランスを考えてメニューを作って発表します。
“This is〇〇. It’s from vegetable group.”
↑ここだけ切り抜くととても単純なことに見えてしまうのが残念です。
発表は、そこに行きつくまでの過程が大切です。
何にしようかな、どんなふうに紹介しようかな、とワクワクしながら発表準備ができるような導入をしています。
発表の日は子供たちは最初からずっとそわそわしています。準備したものを見せたくて待ちきれない様子が見られます。
チャレンジタイム
この時間がみんな大好き。
合格するとシールがもらえます。
テキストを見てスラスラ読めたら青シール、
「暗記」でスラスラ読めたら金シール。
青シールは余裕です。挑むのは金。
暗記が得意な子もいますし、不得意な子もいます。合格できないことが続くと泣けてきたり、腹が立ったりもあります…が、乗り越えることは自分でしかできないから、私は見守るのみ。
合格できなかった翌週、「チャレンジする!!!」と勢いよく教室にやって来て、堂々とした暗記音読でさっと金シールをもらって満面の笑み、ということ多々あります。悔しさから何度もおうちで音読したことが分かります。
努力して結果を得ることの積み重ねは大切ですね。
さらに、私がいつもステキだと思うのは、合格を自分のことのように一緒に喜んでくれるクラスの仲間。クラスの雰囲気、仲間の存在は学習には必須要素。Sunnyの雰囲気の良さには自信あります☆
ORT
多読教材ORTは、週に1冊、音読と和訳をLINEで提出してもらっています。
本のレベルが上がると、それだけ文章量も増えますし、辞書引きも多くなります。
保護者さんから「なかなか取り組みがうまくいかない」という話を聞くのですが、教室で本を交換するときはみんなで本を見せ合って「今度〇ページもある!!!」「私は〇ページ!」「え~!!!」「その本読んだことある、楽しかったよ」などど、明るいやりとりしています。
大変だけど、みんなもやってるんだと認識して自分もやろう!と思えるのだと思います。やっぱり仲間の存在は大きいですね。
書く力
STEP4で、たくさんの時間をかけて文字を意識してきているので、STEP5ではスーッと単語が書けるようになる子が多いです。
STEP4では何度も指でつづりを書いて覚えている様子見られますが、STEP5では、目でみて「よし!」っていきなり書いて書けるということが多くなります。一度そういうコツをつかむと、どんどん書けるようになります。小学生のうちにこのコツはつかんでおくと中学英語にスムーズに入れます。
STEP5は、テキストとしては、ちょっと「簡単」に感じるという英語講師さんもいらっしゃいます。子供たちもそうかもしれないです。
簡単に感じるのは、それまでに積み上げてきた基礎があるからこそ。
この「簡単」と感じて余裕を持って学習する期間に、しっかり身に着けたい基礎部分をしっかり定着させることを大事にしています。
次のSTEP6は、ぐっと難しくなる印象あります。が、子どもたちはとても前向き。「やればできる」ってことをきちんと分かっているから。
次回のブログはSTEP紹介します。