“中学英語不安”に備える

「中学で英語学習についていけるか心配」
という話が小学6年生保護者の間で上がっていると、身近な方から耳にしました。

詳しくうかがうと、中学入学を前にした方にとってなかなか深刻な問題だと感じられました。
(すみません、以下目次の箇所の編集がうまくできないため、2度記載あります。下のもくじを利用すると、読みたい箇所へ移動します)

もくじ

「中学英語が心配」なのは、小学校の英語学習では〇〇をしないから
2.実際に中学で苦労するの?
3.中学前に身に着けるべき3つの力
4.実際の「小学校英語テスト」で出た驚きの解答
5.Sunnyの「中学英語準備クラス」

「英語が心配」なのは、小学校の英語学習では○○をしないから


小学校で英語が教科となって具体的に変わったことは

簡単に言えば、
・以前は中学で学習していた内容の一部を小学校にて学習
・以前は高校で学習していた内容の一部を中学校にて学習
ということです。

それだけのことなら問題なさそうなのですが、大事なポイントとして
小学生が触れる内容は以前の中学の内容と同じなのに、同じように取り組んではいない
ということが挙げられます。

どういうことかというと、
「小学校では『書く』ことをしていない」ということ。

・小学校で扱う語彙数の増加
・文法項目の増加

それらの、語彙や文法を含む文章は、
「小学校で学習済」
という前提で中学英語はスタートします。

小学校英語はコミュニケーション重視。
確かに、「耳にした」し「目にした」し、「スピーチなどもやった」けれど‥‥「書くこと」はしていないんです。

実際に中学で苦労するの?

現在のSunny中学1年生さんに質問してみました。

・読めない、書けない、分からない だから、授業を聞いていない子がいる
・1学期くらいはまだなんとかなったけど、2学期からは、もう(あきらめて)勉強してない様子の子がいる
・授業中も会話等の時間が多い。英語が苦手な子とペアになると、その子に説明することで時間が過ぎてしまう。
・小学校で書くことを全く求められなかったのに、中学ではいきなり「はい、書いて」となって戸惑った。
・書けることは前提でどんどん進むから、小学生のうちに絶対にある程度書けるようにしておかないと大変!

などなど…出てくる出てくる、現1年生のコメントいろいろでした。
特に、現1年生から授業内容やテスト内容がガラッと変わった印象あります。
この変化は今後加速することが予測できます。

中学前に身につけるべき3つの力

ここまでに触れたことで分かるように、「書く力」はもちろん必要です。

が、では書ければ解決かと言えば、そんな単純なものではありません。
「書ける」ことに加えて、最低限、あと2つの力も必要と考えます

①読む力
②書く力
③文を作る力


少し細く見ていきます
①読む力:単語だけでなく、簡単な会話文程度を読むことができる

②書く力:読む力同様、単語だけではなく、簡単な会話文程度を、何も見ずに書くことができる

③文を作る力:シンプルな文を覚えて応用し、自分の言いたいことが言える。3語文が作れる

3語文とは、I like apples.のような単語を3つ並べた文のことです。
I drink milk.
You study English.など。
3語文ができれば、文を長くしていくことはスムーズです。
I get up at 7.
I usually get up at 7.というふうに。
基本の3語文が押さえておくことが大事です。

実際の「小学校英語テスト」で出た驚きの解答

今は、多くの小学生が学校以外の場所で何かしら英語を学ぶ機会を持っているようです。
塾、英語教室、オンライン英会話、自宅学習など様々です。

ですので、保護者の方からすると
「英語は準備しているから中学も大丈夫」
と思うところだとは思うのですが、実際のところ、子どもがどれくらい理解できているか把握できているでしょうか?

そう質問してしまうきっかけとなった1つの例を書きます。

自分の娘(現在小学6年生)から聞いた話です。
学校の英語テストで単語並び替え問題でのミス多発だったということでした。


問題:単語を並び替えて正しい文にしましょう
選択肢:eat/ cats / fish
多かった答えが
Cats fish eat.

けっこう衝撃を受けました…
3語文の並び替えができていない‥‥

この文自体は、授業で扱った文であったということなので、そもそも暗記していれば間違いようがないのですが、3つの語を日本語の語順で並べてしまうのは、基本中の基本の間違い。

間違えた子たちが学校以外の場所で英語に触れているかどうかまでの検証はできていませんが、地域的にはかなりの方が英語に触れていることはほぼ間違いないと思っています。英語に触れていないとしても、小学校の英語時間に学んだ内容の並び替えができていないのであれば、やはり中学的な意識とは程遠いという現実だと感じます。

塾で英語学習する子が今は多いように思います。
単語を覚えて書くことはしているはずです。
きっと文もある程度は作れるはずです。
が、どこまで子供たちがそのことについて理解できているかといえば、このテストから分かることは‥‥
中学にこのまま進むと確実に混乱する子が出てくるだろうということです。

小学5.6年生対象「中学準備クラス」

中学生の英語に不安なく進めるように
「中学英語に必要な英語力の習得クラス」
をご案内いたします。

STEP5クラス

対象:5,6年生(2023年度)
曜日:火曜日
時間:18:15-19:15
参加形態:教室にて対面(体調不良等でオンラインでの参加も可能ですが、基本は対面)
詳細はこちらをご覧ください。

2022小学6年生からSunnyに通っている生徒さんたち

2022年度は小学6年生からのSunny参加の生徒さんが3人いました。
夏から参加した英語初心者のA君は、コツコツ自宅で課題に取り組み、クラスのみんなに良い刺激を与えてくれる頼りになるメンバーです。
最近入会のBさん、Cさんは他の大手英語教室からの移動です。それぞれに何かしらの事情があってSunnyに参加することになりました。既に基礎知識ができているので、スムーズに学習をスタートしています。二人ともに英検4級も取得済なのですが、「書くことはしてきていないから心配」との話でした。
どこでどんな英語学習をするか、選択肢はたくさんあります。

どこであっても、子どもにとって英語が「好き」「得意」「もっと学びたい」と思えるようなものであってほしいと思います。テストのための英語じゃない。けれど、学んだ結果がテストに反映することは、子どもたちにとっては純粋に「うれしいこと」です。

Sunnyは決して勉強、勉強!宿題やりなさい!英検合格目指す!テストで高得点!なんてことはしませんが、無理のない学習、興味を持てる学習、刺激し合える仲間との学びの中で、確かな力がつく教室でありたいと思っています。

最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。