小学生クラス STEP4 土曜日AMクラス

子供たちと長く一緒にいると、ふとした瞬間に「成長したな~」と感じることが多いものです。

最近感じたのが、STEP4土曜日AMクラス。いつも慌ただしくて写真撮り忘れているので、今週は意識してみんなの成長ぶりを撮ってみました!

子供たちだけで取り組む時間

↑それはレッスン開始から10分ほどの時間。
私はみんなとは少し離れた場所で生徒1人1人と課題をチェックしています。
子供たちだけで何をするか、というと、
・ワークブックの宿題個所をお互いチェックし合う
・単語を書くチャレンジをする
・辞書を引く
・宿題をやり忘れてきた場合、この時間に終わらせる
などなど。やることはいくらでもあります。
私がいないと、ついついおしゃべりもしたくなるもの。
でも、そんな中きちんと取り組む子がいて、それに影響されてみんなでがんばる、ステキなクラスです。クラス雰囲気は本当に大事。

1対1の時間

子供たちだけで取り組む時間、私は1人の子の課題チェック、と上述しました。
具体的には2つ。
・リーディング本を読む→きちんと読めていたら次の本と交換。
・”ノートに書く”宿題の確認→書いたものを見ながら音読。

このクラスの話ではないのですが、ノートに丁寧に書いている子、とにかく書くだけ書いてきた子、忘れることが多い子、いろいろなタイプの子がいます。
丁寧に書いてくる子は、音読宿題にもコツコツ取り組めていて安定した成長が見られます。一方雑に書く子や、忘れることの多い子は学習にムラがあります。
今は小さな差ですが、その差は確実に大きくなっていきます。
「宿題は本人に任せています」と言われる保護者の方もいらっしゃいます。その気持ちは分かります。が、子供に任せても大丈夫なところまでは気にかけてあげることも大事だと思います。一度習慣がつけば、子供は自分自身で取り組めるようになります。
一度お子さんの宿題への取り組み状況確認してあげてくださいね。

テキストに載っているのは右下部分。ここには歌詞が載っていないんです。実際の歌を聴いて、歌詞、そして単数複数もきっちり理解したうえで、ノートに歌詞を書いてきてもらいました。

ペアになって練習→チャレンジ

テキストの会話文チャレンジは隣の子とペアになって取り組みます。
うまく言えない部分は二人で練習。
よし、できる!というペアからチャレンジ。
STEP4最初のころは、二人で練習するのがなんとなく恥ずかしくてなのか…うまくコミュニケーション取れなくてなのか…二人とも何も言わずに黙っている、なんてこともありました。
今は、お互いに声をかけあって練習しています。
黙って待っていても私は助けません。チャレンジする意思表示がなければ、やらないものとしてスルーです。普通なら「やってみようか!」と優しく声をかけるところですが、私はそれはしません。
困って待っていれば誰かが助けてくれるという発想は日本人。Sunnyでは”意思表示なくして助けなし”です。子供時代は守られていても、大人になったらそうもいきませんし、ましてや海外の人には全く通用しません。意思表示は本当に大事!

ペアのチャレンジタイムはにぎやか。役柄になりきって会話らしい言い方をする子もいます。みんなが笑顔になります。

単語チャレンジも子供同士

テキストの各UNITに登場する新出単語は16個くらいあります。
それらがしっかり言えるか、というチャレンジが子供たちはとっても大好き!!手がどんどん挙がります!
私から合格をもらった子が先生役となり、誰かをチェック。
自分がチャレンジすることはもちろん大事。そして人のチャレンジをチェックする役も大事。先生役は簡単そうでなかなか簡単ではないんです。チャレンジしている子が言えない単語や、どうしても覚えにくい単語などは先生役の子が教えてあげます。

単語チャレンジはレベル1からレベル4まで。最初こそ大変でしたが、今はけっこうあっさり合格します。

辞書引き

辞書を使い始めて2~3ヵ月。
みんなで辞書を引く時間を楽しみにしている子も増えました。
辞書が楽しくなるように、ちょっとした工夫をしてみたら、これがヒットして辞書を引く度に大きな音が教室に響いて笑顔になります。それが何かは…お子さんに聞いてみてくださいね^ ^
自宅で辞書を引いてくるのも宿題の1つなので、たくさん引いている子は調べるスピードが速くなっています。調べた単語に貼る付箋が既にたくさんついている子もいます。

さて…全員が引いてくる子ばかり、というわけではなくて引いてこない子も残念ながらいます。そういう子は、この辞書引きタイムがちょっと辛い時間。まだ習慣になっていないだけ!クラスのみんなの様子を見て、自分もやろうと思ってもらえると信じています。

引くのは大変でも、見つかると嬉しい!

発表会練習

発表会まであと1か月。
クラス発表劇のシナリオは先日完成し、一度全体で通して練習してみました。
個人発表の原稿もそろい、今週から練習開始です。
私が用意したものではなく、
・クラスのメンバーで考えたクラス劇
・自分で考えた個人発表内容
もっと時間かかるかな、と思いましたがだいぶサクサクと進みました。
残りの1か月は、さらに子供たち同士で意見を出しながら仕上げてもらう予定です。

発表順を決めたり、どういう動きにするか…みんなで相談。

山あり谷あり・・・

いっつもこんなふうにスムーズでばっちり!かと言うと、決してそんなわけではありません。レッスン開始の子供だけの時間、おしゃべりの誘惑に負けることもあります。
音読練習が足りなくて、チャレンジする段階にさえ達していないこともあります。
宿題忘れが続いて注意しなければならないこともあります。
子供たちのその日の体調、疲れ具合、気分が乗らない、眠い…などいろんなことがあって、うまくいかないことも当然あります。
それでもコツコツと取り組む日々があるから、長い目で見ると必ず成長しているものです。
年度末のテキスト終了テスト、発表会、新しいテキストへの進級…この時期を超えたとき、またぐっと成長が見られることを楽しみに、みんなとの時間(週にたった1時間!)を大切に有意義に過ごそうと思います。

最新ブログ:2024/4/22 「自信を持って中学英語につなぐ」

Sunnyは”塾”ではないけれど、「学校の英語で点数を取ること」も大事なことと考えています。
幼時からの学習を確実に中学英語につなげるために、Sunnyで取り組んでいること、紹介します。