How much can they do?

STEP6クラス(6年生)は、3月末にBOOK2テキストを終了。
BOOK2テキストのワークブック最後にこんなページが3ページあります。

このページ…難しくない?!何度も何度も見返しましたが、どうにも取り組むタイミングが見つからず先延ばしにしているうちに、とうとうBOOK2最後のレッスンになってしまいました。

一番最初に書かれているショートストーリーは簡単に読めます。それは間違いない!
次の穴埋めも余裕だろう…。
けどその次は?!
質問に対して、どの程度の返答えが書けるのか…?
このテキストを普通にきっちりこなしてきました。ここまでのワークブックページについては余裕でした。でも、この問題は急にグンと難しくなっています。いっそこのままスルーするか、それとも全員で相談しながら答えを考えるか…など考えがまとまらないまま、ついにレッスン最終日を迎えまして…。最終的には、「とにかく、解いてみてね!」と丸投げしました。こうなったら、もう自力でどう解いてくるかみてみよう!

さて、結果は…?

Q:What can frogs do?
A:Frogs can hop around.という回答。
中学生だったら、×ですが(X Frogs→〇 They)、現段階で、私基準ではOK。話を理解して答えられるている、素晴らしい!

Can you~?
Do you~?
Are you~?
に対する返答がYes/No,のあとにどう答えるか、このあたりは、まだ曖昧さがある上に、主語がfrogs!となると、多分それだけで混乱するのでは?
Yes, They can.なんて、よく書けたな~!と驚きます。YesとNoだけの子もいました。そこは予想内です。

英検5級の勉強をした際に、It/Theyなど主語が単数、複数ということについて勉強したので、意識すれば答えられる部分もありますが、英検はあくまで英検用の学習が必要であり、英検合格後に必ずしも完璧習得したと言い切ることはできない、という事実もここで分かります。

さて、全員の答えを見た結果、私が思っているよりも”けっこうできている!”ことが分かりました!子供たち1人1人が、質問に悩みつつ、どう考えて取り組んだのかがよく分かる解答となりました。

このワークブックの答えを見る前から、「今後の課題の1つは”書くこと”だな」と思っていたところなので、今回の結果を見て”どんな目標に向けてどう取り組むべきか”が、より明確になりました。書く、と言ってもテスト用ではなく、会話力をつけるため、なんです。書くことと会話?ってナゾかもしれませんが、そこは…説明が長くなるので今回はやめときます。

英検向けに学習したときに確信しましたが、いわゆる「点数を取るための学習」は簡単なんです。この子達が今、身につけなければならないのは、そこではないんです。それは、あと1年して中学に入れば、あっさりと習得できることなのはわかっています。それだけの能力があることは間違いないです。点数を取るだけの学習に入る前にやっておきたいことを、今やれる限りやりたい!そう思って毎レッスンに臨んでます。

私にとっての最初の生徒さんたちですので、私にとって手探り部分があることは否定できません。が、1人1人の習得状況を把握しながら次の課題を見つけてクリアにしていく、そんな日々です。

STEP6クラスは、英語学習経験者さんのみ新規参加可能です。中学生になる前に、今だからできる”教科になる前の英語”を学んでみませんか?クラス案内はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

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