小学生コース STEP6 小学生が学ぶ’三単現のS’

STEP6では、最近ずっと”三単現のS”の学習が続いています。
もちろん「教科として」の学習方法ではありません。ふんわりと受け止める学習。
一方、現在中学1年生のSTEP7は、今まさに「教科として」三単現を学校で学習中。
昨年STEP6で既に登場している + 英検受験勉強にて理解済→結果、ごちゃごちゃと説明をする必要もなく、さらっとこなしています。
そんな1年後を想像して、今のSTEP6に必要なレベルで三単現のS学習をしているところです。

今回紹介するのは、What is it?というActivity。
使用しているテキストの副教材ですが、本来の使い方とは異なる方法なので、少し難しいけれど、その方が楽しいものです。

Activityの目標は?

☆三単現のSを意識する
☆子供たちのみで積極的な英会話によるコミュニケーションをとる

Activityはこんな内容

異なる内容が記載されている紙を1人1枚担当。↓
自分のものしか読むことはできません。
自分以外が知っている情報を得ることで、それらが何を表すのか答えが導き出されます。

(以下、A~Dは人の名前)
A : Bくん、what does it say?
B : It says”It lives in the ….(次が読めない)
   ↑こんなときは、ホワイトボードに読めない部分→”sea”と書いて
   I can’t read it. can you read?
C :  sea.
B : Thank you.
     It says” It lives in the sea.”

C : Aちゃん、What does it say?
A : It says” It has…(次が読めないのでホワイトボードに”fins”と書き)
  I can’t read it.
D : フ・・・?フィ・・・?フィンズ・・・・?
A : What’s ‘fins’ in Japanese?
B : フィン?
  海で足にはく・・・なんだっけ?あれじゃない?
C :  え?はく?本当?
   生き物が足になにかはいてる??
こんなときは、もちろん辞書!

辞書にさっと手が伸びるのは良い傾向!
意味が分かると本当にスッキリします。「あ~分かった!そういうことか~!」
さて、この問題、あと2つのヒントは
*It is black and white.
*It is big.
答え分かりますか?
子供たちは
「あ~!!!!分かった~!」
「けど、英語でなんていうんだろう」
「一度習った!緑色のテキストに出てくる女の子が好きだった!」
「あ~!!!なんだっけ!」
「えっと・・・殺し屋だった気が・・・・」
「あ~!!!!それだ!分かった~!」
全3クラスあるSTEP6ですが、この問題がどのクラスでも盛り上がりました。
緑色のテキストとはSTEP4のテキストのこと。そのとき辞書を引きはじめたので、辞書に載っていた内容がとっても印象に残っているのかも。↓STEP4テキスト

問題は全部で8問。
英語で質問・返答を8問繰り返すと…けっこう疲れます。
スムーズにさっさっとヒントを言い合えたとしても疲れるのですが、今回のように途中読めない単語、意味が分からない単語が出てきて、質問したり辞書ひいたり…となると尚更。
それでも集中して最後まで楽しんでいる姿が見られました。クイズを解く楽しさがあるから、でしょうか。
回数を重ねると、必要な英語フレーズもさらっと言えるようになるもの。さっと言えるとストレスがかなり減ります。
読めなかった単語も、「あれ?これさっきも出てきた」なんてこともけっこうあって、「あ~、えっと…あ!honey!」と自分で読めるとうれしいもの。

Activity感想

今回のActivityで、子供たちに変化を感じました。
これまでも類似の活動はしてきていますが、どこか「言わされている」感じがある、という違和感が若干ありました。
今回は、自分の言葉として言えている、という印象。
私を頼らず、自分たちで展開する活動。その際必用な英語フレーズが自分の言葉として言えている。
英語での会話を恐れる(フレーズが出てこない)のは、やはりどこか不安だから。
しかし、今回の子供たちの様子からは、その不安が見えませんでした。
今使うべきフレーズが分かっていて、それでOKだと理解している安心感。
自信を持って会話をつなげていけたことが、また次への自信へとつながってほしいと思います。

What is it?クイズを作ってみよう

Activityを参考に、自分でクイズを作ってもらいました。

スペルや文法的な間違い等ありますが、まずは問題を作ってみようとすることが大事。
・知っている単語を使ってシンプルに仕上げているもの
・書きたいけれど英単語を知らないから辞書を引いて頑張ったことが分かるもの
・なるべく習ったフレーズを意識していることが伝わるもの
などなどみんな、本当によくできていました!
何より、面白いクイズが多い!すごいなーなるほど、よく考えたな〜と、1人感心しました!

これら、みんなの問題を1枚の紙にまとめました。
今週の宿題は、みんなのクイズの答えを考えてくること、です。
保護者のみなさんも是非一緒に解いてみてほしいと思います。
子供たちが今どれくらい英語を理解していて、どれくらいの文章が書けるか、それを感じていただけたら、きっと「がんばってるね」と親子のステキなコミュニケーションタイムになる、と思っています。

最新ブログ:2024/4/22 「自信を持って中学英語につなぐ」

Sunnyは”塾”ではないけれど、「学校の英語で点数を取ること」も大事なことと考えています。
幼時からの学習を確実に中学英語につなげるために、Sunnyで取り組んでいること、紹介します。