比較級クイズ!
STEP6クラスでは、こちらのページの発表を行いました。でも、普通に発表するのはあまり好きではないので、今回はこんなふうにしてみました。(実は以下の内容にしようと思ったのは、発表見本を私が見せている瞬間の思いつき!急に、あ、そうだ!そうしよう!と決めたので、子供たちは????でスタート)
みんなが考えてきてくれた4つの内容をホワイトボードに書いもらい、全体へ質問してもらいました。
“Which is the biggest?”(内容に応じて”Which→Who”にだったり、”big →tall”だったりしますが、その辺も自分で考えて質問!)
4つの選択肢をみんなで見ながら、どれが一番大きいかを考えます。”I think…〇〇is the biggest!” “え~!?I think △△is the biggest.”反対に一番小さいものも意見を出し終えたら、発表開始!
“A is bigger than B.”と内容を聞いて、「やった!当たった!」「へ~そっか~」と盛り上がります。人前で発表することって勇気が要ります。が、そのときにしっかりと聴いてくれる人がいること、内容に関心を持ってもらえることで充実感が得られます。この小さな積み重ねが自己肯定感を育て、自信を持てる人になるだろうと思っています。
さて、発表内容をいくつか紹介します。タワーの高さ比べをしてくれた子がいました。
*広州タワー
*六本木ヒルズ
*エッフェル塔
*東京タワー
これは全員がまず、「広州タワーって…..?」と困りました。とはいえ、広州タワーだけの問題ではなく、六本木ヒルズも名前は分かるけど高さって???エッフェル塔って、東京タワーと比べてどうなの?でもやっぱり結局のところ広州タワーって一体何?基準が見つからないので混乱します。そうなればもう”直感”。当たればラッキー、当たらなくてもまあ仕方ない、そんな内容が含まれていることは、英語学習にはとても良いと思います。答えが必ず分かることが要求されない曖昧さが私は好きです。
県の大きさ比べをしてくれた子もいました。
*北海道
*長野
*岩手
*福島
実は今回の発表例として私も県の大きさを題材にしていました。私の場合は、北海道、鹿児島、愛知、沖縄の4つ。この4つを選ぶ際にいろんな県をチェックしていたので、もちろん自信有り!でした。子供たちが”長野 is the smallest.”と言うので、私、自信満々に”長野 is bigger!”なんて子供に意見を譲らずにいたら、結果1人間違えました・・・・。大人もこんなもんだね、とちょっと恥ずかしい私をニコニコ見てくれる子供たちは優しい!もしくは、いつものことだからあきれてるのかな。
キャラクターの身長比較
*ドラえもん
*まるちゃん
*スネ夫
*のびた
同じ話の中のキャラではないところが悩む!!子供たちの答えはとっくに出ているのに、私だけ違う意見で主張していたら、またしても私だけ間違えました・・・・。
写真を撮りませんでしたが、別の曜日のクラスもなかなか面白い内容!
会社の地位(役職)の上下関係を親に聞いてきてくれた子、太平洋、インド洋、北極海など海の大きさを比べてくれた子もいました。
まさに十人十色!個性が光るステキな発表!学習した内容で、もうこんなに自分らしさを表現することができるんです。ステキですよね。中学になったら….決められたフレーズにきっちり当てはまる内容書かされちゃうのかな…(「由美は私のクラスでいちばん背の高い女の子です」を英文にしましょうなんて問題。由美ってだれ・・・?とか思わず突っ込みたい!)そんな日もだんだん近づいてくるなぁ、その前にできるだけたくさん、意味のある、自分の伝えたいことを伝える手段となる英語を身に着けてほしい!そのためにあれもこれも・・・・いっぱいやりたい!アイディアがポンポン浮かぶわけでもないので、いつも行き当たりばったり。私の突然の思いつきに子供たちも大変でしょうが、楽しい!だから頑張ろう、その気持ちが持てる学習を子供たちと一緒に進めて行きたいと思っています。
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