STEP6クラス。今回はcanについて。STEP1のテキストから既に登場しており、毎年触れていますが、STEP6のテキストまで来て気持ちがスッキリ!これ↓が登場したから!
公立小学校の外国語活動にもばっちり登場する”can”.
簡単そうで実はそうでもない、と感じたのは私が小学校の外国語活動アシスタントをしていたとき。”canかcan notか”の極端な判断となると、canて言いきれない、can notではない、そんな状況が出てきました。しかし、それを掘り下げることまでは小学校の外国語活動では求められていません。English onlyですので、ごちゃごちゃ英語で話しても混乱するか、聞く気になれないか、そんなところ。結局のところ、どっちかに決めて!なんていうヘンテコな状況に微妙さを感じていました。(likeも同様。ちょっと好き、そんなに好きじゃないとか難しい!)
という経験上、今回のvery well, well, a little, not at allの登場がうれしい!
さて、今回のレッスンでは、ペアでインタビュー活動。wellなど4つの便利な言葉を使って答えます。↓少し離れた相手にインタビュー。人の声にかき消されないようにしっかり答えます。
ペアでインタビューを終えたら、相手の情報を全体へ発表。
Let me introduce my friend”(名前)”
She can~very well.
She can ~ but just a little.
She can’t ~ at all.
発表する人以外は、発表を聞きながらクラス全員の情報を表に書き込みます。
発表者は一方的にスタートするのではなく、”Can I start?” ”Are you ready?”気遣いも大事。もちろん発表者以外はそれに対してきちんと反応することが大事!(これが日本人には難しい!)沈黙しながら”はい、OKです”の雰囲気を出すのはナシ!意思表示のない会議….大人ならば思い当たりますよね?(会社だけではなく、地域の集まりやPTAなどなど)人から話しかけられたらなんらかの反応(返事)をすること。それができる人になってほしい!最近、ネイティブの方と話していた際、「日本人との会議が苦痛。リーダーが一方的に話してみんなうつむいて反応がない」といや~な顔していたのが印象的です。
さて、もう1つ大事なことがあります。聞き取れなかったとき、理解できなかったときは質問する!当たり前そうですが、「分からなかったから、もういいや」とあきらめる子がいます。そして、答えをチェックする際、「聞こえなかったから分かりません」と堂々と言うんです。聞こえないならば、質問する、それだけです。
”Can she ski?”そうやって、もう一度情報を求めれば、必ず答えは返ってきます。聞こえなかったら”louder, pls.”聞き取れなかったら何度でも”Once more, pls.”それだけのこと。
きちんと反応する。分からないことは質問する。そんなことをちらっと分かってもらえそうなコラムがあったので、良かったら読んでみてくださいね。↓
☆日本人のコミュニケーション
☆日本人と外国人のコミュニケーションの違い
とはいえ、STEP6までやってきた子たちは、けっこう”反応”しています。私の顔を見て(笑)
より自然に反応できるように、どんどんコミュニケーション活動やっていきましょう!