There is 〜/ There are〜
STEP6クラスでは、最近、単数/複数に焦点をあてて学習しています。先週行ったのはthere is〜とthere are〜。
Q: How many children on the roof?
SS: One!
↑という答えを、きちんとした文章にしていきます。
one (a) child
↓
a child on the roof.
↓
there is a child on the roof.
いきなり完成した文を見たら、”なんだか難しい内容になってきたな”と感じるかもしれませんが、分解してみたらなんてことない文。新しい点は、”there is〜かthere are〜”それだけ。
ここからはいつもの全体活動。今回はこちら。
☆ヒントを聞いて、決められた色で番号を囲む。シンプルな活動です。↓ヒントカード
ヒントカードは1つの絵につき4枚。クラス人数は4人のクラスはちょうど良いですが、4人以上いるクラスでは、ランダムに誰かに配ります。
Q:Who has a hint card?
Q:What color?
Q:What does it say?
ヒント: There is a child on the roof.
うーん…どれだろ…。集中しないと混乱します。真剣な子供たち。
いつもながら、席は移動して情報交換。
ヒントカードは先程の文字カードとは別に、絵カードタイプもあります。途中からは絵カードに切り替えました。
文字ヒントカードだと、文字を読むだけですみますが、絵カードになると、自分で文を組み立る必要があります。
Q: What can you see?
ヒントカードを持っている子はゆっくり考えながら答えます。
there is? there are?
a child?children?
on?in?in front of? between?
最初はたどたどしくても、数枚やるうちに、だいぶ慣れて早くなりました。
さて、ターゲットのフレーズを言えること、聞き取れることはもちろんこの活動の目的ですが、この手の活動をすると、”いかに効率よく考えられるか、聞いた答えを管理できるか”という力もつきます。
ヒントのメモの仕方は人それぞれ。自分のルールで書き込みします。
指で押さえる子もいます。
全くメモを取らず、頭で考えるタイプの子もいますが、その方法では、かなり集中していないと答えが分からなくなります。活動中質問したりされたりすると、覚えておくのは難しい!メモは必須です。分からなくなると、急にテンションさがる、という状況も見受けられます。”よく分からないから、もういいや”、ではなく、”頑張りたいから、工夫する。工夫してみたら、簡単だ!”そんな積み重ねは大事。
さて、この活動後にテキスト本文に入る予定でしたが…またしても、そこまでたどり着けないクラスがありました。人数が多いと…活動が複雑になり充実する反面、時間はかかります。仕方ない!次回は復習も兼ねつつテキスト本文に入ります。テキストを開けた時にはすでに復習?!というパターンの多い私のレッスン。テキストを眺めていても、スラスラ読めてもそれは、単に知識が身についただけ。いつ使うか、どう使うかを意識して、意味ある活動を充実させていきましょう^ ^