How many geese?
6年生メインのStep6クラスでは、単数形・複数形の学習ページに入りました。
規則的なものはきちんと理解できています。
a dog→ dogs
a cat → cats
ですが、不規則な形式はピンときません。↓
a goose→geese
a sheep→sheep
a mouse→mice
「覚えるしかない!」なんて無理やり教えても印象には残りにくいもの。ごちゃごちゃ言わずにまずは複数形を意識した活動を行いました。↓下の写真左の紙を1人1枚渡します。
右の1枚のカードから1枚私が選びます。
T:Which card do I have?
に対して、
S:How many cat?
期待通りに質問してくれる子がいるから、説明しやすい!How many~のあとに複数形が来ることを説明すると、すぐに理解。それからは全員複数形を意識して質問してくれました。How many~?で質問していき、何番のカードを持っているか当てたら終わり、という活動なのですが、そのままだとちょっとものたりない!
6年生ともなると、静かな活動になりがちです。全体で1つの課題に取り組むと、発言する人が決まってきてしまうという問題もあります。そんな問題を解決するためには、全員が積極的に動かねばならない状況を作るしかありません。
そこで今回はこんなふうに行ってみました。先ほど紹介したこの紙ですが、左の紙を1人1枚。そして右のカードも1人1枚渡します。
右のカードの男の人のシャツには色が塗られています。How many~?で質問しますが、番号の確認はしません。多分この番号だな、と予測できたら、What color is the man’s shirt?と尋ねて色を塗ります。
席を離れて、遠くの友達にも質問しなくてはならないとなると、全員自然に声が大きくなります。全体活動だと、恥ずかしそうにいていたり、やる気なさそうな雰囲気があったりしても、個々に取り組まねばならないとなったとき、1人1人がそれぞれに充実して活動している様子が毎回見られます。
個々が自分の力で動かなければ答えが出ない活動は、自然と1人1人のやる気をUPしてくれますし、答えが分かることに対して達成感があります。
“自分が動かなくても誰かがやってくれる”、ではなく、”自分が動く必要がある”と意識する活動はとても有意義。
どのクラスでもあまりテキストは開きませんが、STEP6クラスでは、さらにその時間が少ないです。”テキストで習い、知識が増えた”ら、そのあとが大事な時間。タスクに取り組み、”こういうときに、習ったフレーズを使うんだな”と意識することが大事。その際に積極的に活動に参加する意識も大切。今後もどんどんこういう活動盛り込んでいきます!自分はこんなに言えるフレーズがある!と意識してもらえるはず。知識はある!あとはどんどん使ってみよう!そう自信を持って活動に参加してもらいたいです。