小学生コース STEP5 現在進行形

STEP5で学習しているのはwalking, running, eating・・・進行形。

ingは、ingの状態で理解

「~しているよ」、と言うならば、やはりそうしているときに言うべきかな、と思うのでみんなで実践。
*Let’s walk! →I am walking.
*Let’s  run! →I am running.
年齢が上がると、椅子から立ち上がって何か動作をすることに抵抗を感じるものですが、えい!っと恥ずかしさを捨ててやってみると、そんな抵抗から解放されます。
大笑いしながらスキップしたりジャンプしたり。

“I am drawing!”

ジェスチャークイズ

気持ちが解放されてテンションが上がっているところで、今度は個別にチャレンジ。
代表者が何か動作をし、それが何をしているところかみんなであてます
”What am I doig?”

“You are teaching!”

↑え、私のマネ?私そんな教え方しないと思うけど・・・・・。「先生のイメージ」らしいです。

“You are jumping!”

テキストに出てきていないものこそ、やってみたい!
・you are swimming!
・You are flying!
・You are hopping!
どんどん出てきます。簡単な単語ながらも、こういうときヒントなしにさらっと言い当てることができるのは、もう日本語⇒英語の思考ではなく、ダイレクトに英語、なんだと実感。
そして、知っている動作の単語にingをつけるという規則性も自分たちでつかんでいます。自然に感じて形を変えて言えていることが素晴らしいな、と思って見守っていました。

Activity: A cat is ~ing.

導入から一週間後。
復習として行ったのが、ワークブックのこちらのページ。

英文を読んで該当のネコに色を塗る、という内容。

もちろんそのまま使うなんてことはしません。
ワークブックはクラス内でコミュニケーション活動にアレンジすると何倍も楽しい!

代表者:(ある動作をしているネコを1匹選ぶ)
その他の生徒:what is the cat doing?
代表者:It’s reading.
生徒:What color?
代表者:It’s black.

ワークブックを今回の活動にアレンジするにあたり、一つだけ気になることがありました。
ワークブックに素直に取り組むと、文字を意識できるのがメリット。
それを行わない選択は、当然”文字は読める”ことが前提。
クラスによっても個々によっても学力には個人差があります。
ちょっと不安に感じたので、このコミュニケーション活動後に、ワークブックもちらっと確認。
そして・・・・
若干曖昧な部分がありそう・・・と思ったので、ワークブックにも取り組みました。

全体の活動中はあわただしくて丁寧に色塗りできない!個々に取り組むと、気持ちを落ち着けて丁寧に取り組めるのもいいものです。

えーまた同じこと?
なんてなることも十分予想されましたが、やるとなればどんどんやるのがこの子達。
ワイワイも好き、黙々も好き。
みんなで行った活動の復習として、落ち着いた雰囲気でじっくり取り組んでいました。
同じページにある、別の課題にも個々に取り組みます。

口で言えることと、文章にすることは同じではない、と子供たちの書く文章を見て気づかされます。
間違いだ、と指定するのではなく、ヒントを伝えることで、本人が気づいて訂正していきます。

学年が上がると、この”集中の時間”が本当に増えます。
みんなで楽しみたい一方で自分の力で取り組みたい気持ちも強くなります。
分からないところは質問。けれど、なるべくヒントは少なめに。
私に質問しても、答えはもらえない、結局自分で調べることになる、と気付いているはず。
そのうち、質問もしなくなります。
*多分こう。
*こうすれば答えが見つかる。
分からないときに人を頼らず自分の力で解決する、工夫する、大事な習慣。

ブログを定期的に読んでいただいている方がいらしたら、お気づきかと思うのですが、
最近、ブログを書きながら思うんです。
*英語は必須!
けれど、それだけでは決して意味がなく、同時に
*自分で考える力
*まず行動してみる実行力
*チャレンジする意欲
もっともっと挙げられますが・・・・
英語以上に必要な力を、英語学習を通じて身に着けてもらいたい、と。
教室発足当時から念頭にはありましたが、子供たちと学ぶ中でその想いはどんどん強くなります。
英語はもちろん、そして同時に決して受け身ではない、自発的に行動できる、将来自分の力でしっかりと生きていける大人になってほしいと思っています。


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英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。