小学生コース STEP5 英語の物語を読む
STEP5 最終学習ページがこちら。
いつものような会話文やチャンツではない”story”。その中にこれまで学習してきた内容が盛り込まれています。どう扱うか悩むところ。
storyを知る
6つの場面絵カードを1人1枚持ち、CDを聴いて、順に並べていきます。
並べる→再度CDを聴く→順番の確認→聞き取れた単語の書き出し
Q: What words did you catch?
場面単位でいろいろな単語がでてきます。
*elephant ,walk, hungry
*nice, apple , tree
*tall, big,climb
出てきた単語をもとに、全員で、内容を捉える作業。
こちらの絵に対して、先程出し合った単語はtall, big, climb.
子供たち: An elephant climb tree.
私:He climbs a tree???
と強調すれば、”not climb “だ、という気づきがあり、さらにもう一度CDを聴くことで、canに気づく→”can’t climbだ!”
英文作成
普段ならば、ここでテキストを開くタイミングなのですが…、
英文を見ながら読むだけだと、意味や、文の構造など全く意識しない”単なる音読”になるので、穴埋めのワークシート活動を行なってみました。
例えばこちら。
an elephant ( ) ( ).
先程みんなで出た単語”walk”をカッコには入れますが、is walkingになることの意識が必要→進行形。
みんなで出し合った単語をもとに、正しい英文にしていく。そのためには、これまでに学習した知識が必要。
集中力をかなり要するので、集中が切れないようにサクサクと取り組みます。
あまり深追いはせず、内容把握と本文作成まで。
音読練習は自宅にて各自取り組むこと、が宿題。
このページは歌でお話を読む(歌う)形式になっているので、普通に音読するより耳馴染みが良いのが特徴。
レッスン内に聴いた数回で大体口ずさめるようになりました。歌の威力はすごい。
翌週レッスン
翌週、前回同様に絵カードを並べ、内容確認。
自宅で練習してきているので、前回と違って、CDを聴かなくてもフレーズ(単語ではなく)が出てきます。
前回は集中力が切れないようにサクッと進めましたが、2回目は意識すべき点を追加。
*findsなどの”s”が抜け落ちないこと
高学年になると、伝えたことへの対応が速い!意識することですぐに実践できます。
チャレンジタイム
チャレンジタイムとは、学習したページを言えるようになったかを確認する時間。
このチャレンジに対する合格は2段階。(学習した翌週以降チャレンジ可)
1回目: 合格したら青シール
2回目:(1回目後、翌週以降)合格したら金シール
チャレンジすれば必ず合格というわけではなく、合格基準があります。
今回、初回の青シールチャレンジとしては、全員合格!のレベルでした。
が、本人から辞退される、というケースもあります。
*納得するほどできなかった。
*実はそんなに練習していないから、今たまたま出来てしまっただけ。シールはもらえない。(もらいたくない)
など、それぞれに思うところがあるようで…みんなが合格シールをもらう中、要らない、次頑張る!と言う子たちの気持ちには感じさせられるものがあります。自ら断った子は、必ず次回、誰よりも頑張ってくるものです。やはり、みんながもらう中もらわない悔しさがあるものです。
1人1人の成長を感じるSTEP5
今回取り上げた学習ページは、”テキスト終了テスト”項目のひとつ。
初めてこの物語を取り上げたレッスン時は、集中力使いまくって疲れて、「無理だ〜…」なんて言ってた子供たちでしたが、1週間の練習結果バッチリ仕上げられた達成感からか、「テキスト終了テストでこのページをやりたい!やらせて!」という声が数人から出ました。
小学校入学前後、そんな小さい頃から一緒に過ごしてきた子供たちが今STEP5(小学4,5年生)に在籍。
英語に触れはじめたころ、チャレンジタイムで
・合格できなくて涙し・・・・
・合格させてくれない私に怒り・・・・
・まじめに取り組まないことを私から怒られ・・・・
いろんなエピソードのある1人1人。
STEP5となった今、”あっという間に習得”→”すぐに言える!”ようになり、プラス頑張る気持ちも身につけている!
子供の成長には日々感動しますが、長い期間で思い起こせば、さらに感動は深まります。
英語を学ぶということ
英語の学習は教室に通わなくても、いずれ義務教育の過程で学ぶ機会はもちろんあります。
しかし、そのとき、「教科」としてしか英語をとらえられないのであれば、とても残念です。
Sunny Englishの子供たちにとって、英語は学習・習得するものでありつつ、その習得した知識を使ってコミュニケーションをとる手段であることを知っています。
英語は、点数を取るために勉強するのではありません。
いずれ点数を意識しなくてはならない時が来るのは事実ですが、そこがゴールではありません。
将来、英語をコミュニケーションのツールとして使っていくことこそが大事なこと。
避けては通れない受験のためだけの英語学習に縛られることなく、「使うための英語」を意識した学習をしてもらいたいと思います。
英語が「勉強」としかとらえられなくなってしまう前に、英語に触れてほしい!
断然おススメしたいSTEP1クラス(対象:小学1年生前後)。5月に開講します。
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