この写真をみんなに見せると絶対に出てくる言葉が
「でかっ!!!!」
つまり
“What a big dog!!!!”
目標:What a~!を使う場面を感じる
“What a ~!”と言えば、”感嘆文”。大人には懐かしい言葉なのでは。↓こういうのです。
中学では今でもこんなふうに学習するんでしょうね・・・・。気持ちが先ではなく、文の構造が先!あり得ません・・・・。
「あなたはなんて親切な少年なのでしょう。」
って・・・・日本語で言いますか・・・・?
私は使いません。
そうですね、私だったら・・・・・
「めちゃ親切だね、その子!!!!」とか、かな。(これも苦しい気がしますが。つまり日本語に訳そうとする時点で不自然なんです!)
そう言いたくなる状況で、その英語フレーズを使うことがとても大事。
もう一度こちら。子供たちがこの写真を見た瞬間に「でか!!!」と言ったそのフレーズ、その気持ちが何より大事なんです。
今のその気持ちを表すのが→”What a big dog!”だと伝えれば、あとは、自然とその他の様子も英語で言えちゃう子供たち。ステキです!
例えばこちら↓
”What a little dog!”
こちらは↓
”What a pretty dog!”
画像がこれになった瞬間に声色も変わるところがまさに”What a~!”にぴったり!
「可愛い〜!!!」
だよね。それそれ!それこそが”What a~!”です。
がらっと雰囲気変えてこちら↓
“What a fat dog!”
これはどう??↓
”What a dirty dog!”
こんなふうに、衝撃的な写真を見ると、まさに”What a~!”。
私から無理に要求しなくても、自然と口をついて出てきます。
チャンツ導入→テキストチェック
チャンツはこちら↓(テキストの絵では、やっぱり伝わりにくい!What a!の気持ち!)
CDのチャンツと共に連動する絵をi padで見せていくと、さらっと言えちゃいます。
あっという間に、チャンツのインプット完了。
テキストを開いて文字を指で追いながら読みますが、もうそれ以上にすることはなく、さらっと終了。
あとは自宅で音読宿題。
テキストページ下にある単語コーナー↓
チャンツに登場しない単語も記載されています。
*「このページを音読してくること」が宿題ですが、その際、単語を読むことも含まれます。
ですが、単に単語を読むのは禁止。
全て”What a~!”で読んでくること!が大事。
自宅で音読するためには、言えるようになって帰ることが当然必要となります。
では、”What a~!”で言ってみよう!
みんな言える???
まずは、”What a strong ……”
strong 何???困って止まっているので
”dog?”とこちらから投げかけると笑う子供たち。
dogでないのは確か。じゃあ、何だろう?
man, girl, boyなど、絵に合わせてフレーズ作成が順調に進みますが、最後の絵にみんな困ります。↓”scary”
“What a scary boy!”
って絶対どのクラスでも出てくるのですが、
「boyがscaryなわけではないよね?」と言うと、「そっか・・・・」考える子供たち。いろいろアイディアが出ます。
svaryなのは…森?夜?おばけ?などなど。
どれでもOKとしました。
自分が感じる何かで”What a~!”で音読することが宿題です。
“What a~!”の理解度は??
今回の目標とした、”What a~!”を使う場面は、十分感じてもらえて様子。
その証拠に!?その後復習の意味で取り組んだワークブック↓
「全然What aじゃない・・・・」と突っ込みまくりでした。
そうだね・・・・特におお!!っていう絵ではないね。
おお!って思うのは、やっぱりそう感じる現実的な何か、だと思います。
その感覚がきちんとインプットされたならばバッチリです。
目標としたこと以外にも、成長を感じる点がいくつかありました。
*間違いを恐れず、自分の意見を躊躇せずに言えること
*What a~に続く単語をさらっと言えるようになっていること
中学から英語を学習して、へんてこな日本語から英語への翻訳作業とへいうような学習ではなく、
「今、この状況では”What a~”なんだ。それがぴったりなんだ!」
と分かることこそが、言語学習。
テキストで解説を読むのみで、使う状況を理解せず・・・・なんて、実際の場面で発するレベルには到底追いつきません。
中学からの詰め込み学習になる前に、できるだけたくさん、「英語を使う場面」を感じてほしいと思っています。
*テキストに書いてあるから、文字を読んで理解するのではない
*テストがあるから勉強するのではない
☆人とコミュニケーションをとるために学習を積んでほしい!
と思っています。
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