before / after

STEP5クラスにて”before / after”に取り組みました。この単語、馴染みがあるけれど、実際には大人が思うよりもなかなか難しいんです!昨年さらっと登場させたら、なかなか混乱気味で反省。さて、その点を踏まえて、今年はどうしよう…。悩むこと1ヶ月以上…。こんなふうにしてみました↓

“Wash your hands!”と怒るお母さん。疑い深いお母さんは”Show me your hands!”と最後に確認。

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この2つのフレーズを基準にして、「手を洗う行為」を細かく見ていきます。
“Turn on the water.”
“Put the soap back.”
などの文章が書かれたカードをランダムに登場させ、全員でその内容と順番について考えます。

例えば”Turn on the water”

“waterは水。turn でonだから水を出すこと?”とだれかが言うと、それなら”before ‘wash your hands!'”と言う具合にカードの順番が決まっていきます。

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誰かが出した意見に対して,
“I don’t think so.”
“I think , before〜.”別の意見を述べて”How do you think?”全体へ確認。OKが多ければその場所に置くこととし、次のカードへ。

意味が分からない単語が多く登場しました。例えば↓”wet your hands”

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“wet…??”
分からなければもちろん!辞書を引く!

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↓”rinse”って、リンス???手にリンス塗る?ハンドクリーム??予想を口にしてみて、最終的には辞書をひく。

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みんなで考える時間を持ち、自分で意味を調べる。調べたあとに、rinseが使われる場面についてみんなで話す。ついつい話がそれることもありますが、余談て盛り上がる!そんな時間があるから、単語の意味が強く印象に残るはず!

さて、とにかくフレーズカードをどんどん並べ…

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最後には、並べたカードを上から順に、全員で動作付きで確認。
実際に動きをつけて検証すると・・・・本当にそうやって洗ってる?というハテナが出てきます。
例えば、
”Take the towel.”

“Put the towel back.”

”Dry your hands.”

あれ??タオルを取ったら拭かずに戻してる!おかしい!気づいてまた並び替えます。” ‘Dry your hands’ before ‘put the towel back!'”そんなふうに検証、調整の結果、完成!

「手を洗う前=before wash your hands.」のように、日本語とは並びが違うのでスラスラと口にするのは難しい!頭フル回転で考えながら、ゆっくりゆっくり英語を話していきます。難しいながらも、身近な内容で集中して取り組めたことで、だいぶインプットできたはず、できていてほしい、と思います。

が、今回は多分、「そんな言い方あるんだな〜」くらいの認識。それも十分承知しています。1度でインプットできるほど楽ではない!そんなものです。だから、しばらくは繰り返し繰り返し、意図的に発話チャンスを作り、みんなが日常にあるbefore/afterを意識してもらおうと思っています。

日常にある、before/after ・・・・・例えば、
Q:お風呂に入ったら、体から洗う?髪から洗う?顔?
そんな話題も楽しいかも。

母国語でない言語を短時間で学ぶ以上、スパイラルに、諦めずに、しつこく、あらゆる角度から…強く印象に残る方法で定着させる必要があります。頭で考えるより先にフレーズが出てくるまで、繰り返し繰り返し取り組む!地道な活動の先に、きっと結果が生まれます。しつこいな~もう分かってる!と言われるまでがんばります!

 

 

最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。

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