STEP4クラス。新しいUNITに入りました。メインキャラKaetlynの家族が登場。♪I love my familyの曲でスタート。この曲、STEP2で登場し、STEP3でも触れるので、説明不要!曲の出だし部分のみ流して音源をストップ。さて、順番に並べられるかな??
頭で考えても出てくるものではありません。誰かが口ずさみ始めると、全員で歌を思い出しながらカードを並べてきます。以前にいっぱい歌った、練習した、だからこうして時間が経ってもきちんと記憶がよみがえります。そしてSTEP2のときには理解できなかった歌詞の意味が今はさらっと理解できる!これも成長!そうであってほしいな、という私の期待通りに反応があり、とってもうれしい!
さて、”family”がテーマの今回のunitのメイン部分に入ります。
家の中にある家具や道具などの絵が描かれたカードを提示。
そして、それらのカードを正しい位置に置くことが最初の活動。(キッチンにあるべきものはキッチンへ、という感じです)
“Put ‘a wheel chair in the living room,please.”
と言われても・・・・・え?どこがliving room?と困惑。”maybe…..this is a living room.”とおそるおそる….どこかの部屋へカードを置きます。”Is this a living room??”確認しながら、すべての絵カードを貼り終え・・・
テキスト本文の音源を流して会話内容を確認。さて、会話を聞いたうえで、誰がどこにいるのか予想。会話文から確実に言える内容はさっと答えが出ます。例えば”Dad is in the garage.”はその意見に満場一致。じゃ、他は????? だれがどこにいるかなんて情報がない以上、もう推測以外にありません。
とにかく、思っていることを言ってみよう!
“I think ….grandma is in the bedroom. おばあちゃんはきっと寝てる!”
とか。答えが合っていることを求めない学習、大好きです。I think, maybeがたくさん使える活動は自由度が高く、個々に自分らしさを発揮できます。
みんなのお楽しみのネコのセリフ。今回は ”I’m taking a bath.” ネコのセリフはテキストに記載がありません。教師用CDにしか入っていない特別フレーズ!これを自分のテキストにイラスト付きで記入するのがみんなのお気に入りタイム。今回、テキストを忘れてきてしまった子にホワイトボードに描いてもらいました。うまい!!!!
レッスン中、特に新しいページに入るときには、テキストは絶対開きません!テキストを見るのは最後の最後。”テキストを開いたときには内容を理解している”、これは絶対!テキストを開いて行うことは・・・・実は、あまりないんです。が、自宅で音読をする際に意識すべき”発音”や”アクセント”等にはチェックを入れます。例えば、”r”や”th”。口酸っぱく言っても日本人にはなかな難しい発音。意識して取り組んだ子”から、自然と普通に発音できるようになります。
テキストを開かないからこそ、わたしにとっても自由度が高まります。シナリオはない、そのときの子供たちの反応を見ながら作るレッスンは、活き活きとします。
さて、今回テキストを忘れてきてしまった子の腕↓
気が付いたらネームペンで書いていました・・・・びっくり!そして大笑い!私もたまに書きます(笑)けど、ここまで大胆には書きません。この大胆さ!子供らしさ!大好きです。レッスン後、この子のお母さんから連絡ありました。「忘れ物すみません。(今日の)宿題は忘れるといけないからと、本人がすぐに取り組みました!」って。おうちで今日のことを話した姿が目に浮かびます。
当たり前のようですが、実はこうして1日のことを親に話す時間があることはとてもステキなことだと思っています。私としては、レッスン時に垣間見せるちょっと隠しておいてもらいたいような内容でも、きっと保護者には筒抜けだろう….と覚悟しています。それでも、子供たちがおうちの人に話したいトピックとして、英語のレッスンの話題を出してくれるのであれば幸せなことです。
子供たちの話をいっぱい聞いてあげてほしい、と思っています。習い事の成功の秘訣は”親が子供に共感する気持ちを持つこと”と思っています。楽しい話題であることを祈りつつ…お子さんが抱える不安なことがあるようであれば、いつでも連絡ください。縁あって出会った子供たちは私にとって大事な大事な存在。楽しい、明るい気持ちで参加できるように、何かお手伝いできることがあれば、いつでも相談に乗ります!