小学生コース STEP6 “Did you~?”を使って英会話

STEP6もういよいよ最終段階!
最後に絶対押さえたいページがこちら↓

いわゆる”一般動詞の過去形”。

STEP6テキストに入って、
*現在形に加えて、未来形、過去形の登場。そのことによって、
*”Be動詞”と”一般動詞”の区別が曖昧になる様子。
説明すれば、それですっきりするだろうとは思いつつあえて説明は避けています。
文法的に解説し始めた途端、表情が暗くなるのは明らかですし・・・・、1度の説明で理解が完璧になる、なんて単純ではないことも明らか。

説明で納得させるよりも、コミュニケーション活動の中での自然な感覚を大事にしたい、という想いを優先。
中学は目前…それでも、テストを意識しなくてはならない!という急を要する時期までにはまだまだ時間があります。

今は、「英語ってこういうもの」くらいの感覚でとらえられれば良しとして、とにかくサクサクと学習を進めています。
(焦らずとも、絶対にテストの点数も取れるので、そこを気にする必要なし、とも言えます)

Target Sentences

Q: Did you 〜?
A: Yes, I did. / No, I didn’t.

*I studied.
*I didn’t study.

Input

過去形だけでなく現在形も意識できるように考えて、導入に使用したのは”have”.

Q : Do you have a pet?
A : Yes, I do. I have a dog.
A : No, I don’t. I don’t have a pet.
身近な話題で子供たちの興味を引いてから、本題過去形へ。

Q : Did you have a pet?
A : Yes, I did. I had a cat.
A : No, I didn’t. I didn’t have a pet.

have以外の動詞もいくつか登場させ、疑問文、肯定文、否定文などのパタンでフレーズが言えるか確認して、次の活動へ。

 Activity

基本的な内容をさらっと確認したら、もちろん言ってみることが大事。頭で理解+口に出してみることで理解は当然深まります。
使用したのはこちらのカード。

活動内容:
*代表者がどれか1枚カードを選ぶ
*代表者に質問する
*代表者の選んだカードを当てる

Q : Did you clean your room?
A : Yes, I did.

EBD698EA-D3B6-47C9-8F3E-A95B5CFC5F33Q : Did you make your bed?
A : No, I didn’t.
答えをきいて、選択肢をしぼっていきます。
どのカードを指すか分かったら代表者の名前を記入。

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全ての答えが出たら答え合わせ。
ですが、”答えが合っていることを確認する時間”ではありません。
答えは絶対合ってるので。

いろんな質問を投げかけることで、子供たちの英語理解度チェックすることと、理解をより深いものにすることが狙いです。

Q : When did YOKO study?
A : she studied  the day before yesterday.

Q : Who went shopping  3 days ago?
A : Yuna went shopping 3 days ago.

Q : What did Miki do?
A : She cleaned her room. She didn’t made her bed. She・・・・(全ての情報を言っていきます)

決まったパターンではない質問が来ても、しっかり聴いて答えが返ってくるところが素晴らしいです。

Textbook

テキストはもちろん開かずに、チャンツをCDで聴いて内容確認。
まずは1度流して、聞こえた内容を言ってもらう、という定番の流れ。これらはすぐに出てきます。
Yes, I did.のあとの記憶があやふや。
Yes, I did.を別の言い方に変える作業。
みんなが口にしたのは、”I make your bed”.

”I make your bed??”とジャスチャーつけて確認すると、あ!と気付きがあります。”make my bed!”
“Did you make your bed this morning?”過去であることを意識すると、”make→made”に修正が必要と分かります。

1つ出来上がってしまえば、チャンツ残り部分はあっさり完成。

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例えば、最初から正しい答えの載っているテキストを見ながら音読する・・・・
例えば、私が答えを書いてしまう、間違いを即座に正してしまう・・・・
そんな受け身な学習ではなく、自分たちで答えまでたどり着くことが大事。

テキストチャンツを全て完成させて、内容理解も当然終えてから、テキストを開きます。
つまり、テキストを開いてからやることって・・・・特にないんですよね。

文法事項にチェックを入れ、テキスト音読練習時に視覚に訴えるようにします。それくらい・・・・?
基本的に、テキストを開いたら数分後には閉じます。

今回は1つだけ大事な点を付け加えました。


Study English とplay soccerもチャンツに加えること。そして、答えをNo, I didn’tにすること。です。
チャンツの流れ的には変なんですが、No, I didn’tバージョンもしっかり覚えるのには良いかな、と思いまして。
次回、そこまでスラスラっと言えて合格!です。

Workbook→Homework

STEP5までは、ワークブックにクラス全体で取り組むことを重視していますが、STEP6からは
*学習内容の復習
*理解を深める
の要素を重視し、基本的に宿題としています。
今回のテキスト学習ページに対応するのがこちら↓

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テキスト学習そのまま!ですよね。
私の予想としては
子供たち「簡単!!!すぐ終わった!」
だったんですが、自宅にて娘が取り組んでいる姿を見て軽くショックを受けました。
↓I didn’t my bed…….

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そっか。そういうものなんだな…
1人が間違えることって、決して1人だけということはないんです。
多分、次回同じような文章を書いてくる子供が必ずいるはず。

こういう間違いを見ると、子供たちが何をどうとらえているか、すごくよく分かります!
間違いにはびっくりしつつも、それが子供たちのとらえ方、理解の途中段階、という認識ができますので、むしろ間違いこそ感謝です。
ちょっとヒントを与えたら・・・↓

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ピンときた様子でホッとしました。
否定文:I didn’t~なのか、肯定文:I ~edなのか、どちらの場合でもゆっくりじっくりと鉛筆が動きます。
頭の中でいろいろ考えているんだな、と伝わります。

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レッスンのActivity中の瞬発力(とっさに何か英語で返答する力)も大事。

一方、時間を作って頭の中で整理整頓する時間ももちろん大事。
・分かっているようで分かっていないことに気づく
・分かっていることをより深く理解する
誰にも頼らず自力でワークブックに取り組む時間は、高学年には必要な時間です。

まるごと暗記!

今回のチャンツ、シンプルな中にかなり大事なことが凝縮されたすごいチャンツ!!
子供たちと活動しながらそのすごさにじわじわと気持ちが高まっています

過去形の疑問文、返答。肯定文、否定文。
短いこのチャンツの中に、必要な文法事項が詰まってる!
って一人興奮気味ですが、子供たちは全くそんな楽しさは感じていません。
多分そこを楽しむのは講師くらいですね。

日頃から、ひたすら音読、暗記を重視しています。
なぜそこまで?と思われそうですが、こうした”絶対的に意味のあるもの”を問答無用にすらすら言える、自然に思い出してしまうレベルまできちんと身につけると、会話への応用、テスト対策など何にでも応用がききます。

もうすぐ中学生

このクラスのほとんどの生徒さんがもうすぐ中学生になります。
塾に通う子も出てきて、中学先取りの英語学習が始まっているのも耳にしています。
中学でのテストの点数、順位、内申点、高校受験・・・・耳にするのはそんな話題ばかり。
子供も保護者も不安な様子。
私の娘も中学生になります。不安です。間違いないです。

しかし、英語に関して。
これまでSunny Englishで学習してきた子供たちには、
「絶対に何にも心配いらないから、今のまま一緒に学んでいこう」
と伝えてあります。
これまでの学習の積み重ねが一気に開花するのが中学生。
確実な理解を持って、みんなが必須と感じている点数も確実に取っていく気持ちです。
むしろワクワクしていてほしいとさえ思っています。
私はとっても!ワクワクしています。

それくらい自信を持って言えるのは、やはりSTEP6まで学習してきた積み重ねがあるからこそ。
英語の学習を始めるのであれば、やはりSTEP1から!です。
英語がテストのためだけになる前に、自然な形で英語を身に着ける時間がとても大事だと実感しています。
次年度STEP1クラスは5月より。
4月に体験レッスン行います。 ≫STEP1についてはこちらよりご確認ください。

 

最新ブログ:2024/4/22 「自信を持って中学英語につなぐ」

Sunnyは”塾”ではないけれど、「学校の英語で点数を取ること」も大事なことと考えています。
幼時からの学習を確実に中学英語につなげるために、Sunnyで取り組んでいること、紹介します。