小学生コース STEP5 大切なのは 英会話力?テスト対策?
私の大好きな”ワークブック活用レッスン”。STEP5にて使用したのがこちらのページ↓
ワークブック記載の課題
上の文章を読んで下の問いに答える形式。
昨年のクラスでは宿題としましたが、なるべくクラス活動につなげたいので、今年は極力レッスン内に取り組んでいます。
その結果、時間が確実に足りなくなっていますが・・・・。必要のある活動ならば、時間を割くべき!
英会話のある活動にアレンジ
問題部分だけ切り取った紙↓を渡して、文書後半部分は、みんなからの質問を受ける。という新しいパターンにしてみました。
①I have( ).の答えを知るためには…何を質問する?
子供たち: What・・・・have?
だいたいこういう感じでスタートします。
そこからみんなで文章を考えて
完成版: What do you have?
私: I have a monkey.
に対して、予想通りの返答↓
子供たち: How do you spell “monkey”?
これは、先日記載したブログでも触れましたが、つづりが分からなければすぐに出てくる便利フレーズです。 ≫STEP3のレッスン参照
便利フレーズがサッと出てくるのは良いのですが、それを言うことで人をすぐ頼る傾向があります。
そこで、STEP5からは逆に私から聞き返します。
私: How do you spell it?
と問われれば、みんなから予測のスペルが返ってきます。
私はみんなの予測をホワイトボードへ記入。
子供たち: M, O, N…C?K? …Y? I?
説明は難しいのですが、monkeyの発音をゆっくり口にしながらスペルを考える作業をしていくと、答えは自然と出てきます。
人に頼るばかりでなく、自分自身で予測してスペルが分かる力がもう身についていることを実感してほしいと思います。
日本人に必要な学習
みんなに配った用紙に答えを全て書き終え、ワークブックを開くと、そこには2つ目の課題が記載されています。
「えー…終わったと思ったのに…」とブツブツ聞こえますが…内容をみんなで読んでみると、自分たちで先ほど考えた質問が記載されていることに気づきます。
ということは、これに答えるのは簡単!さっきやったことですので。
しかし、ここでは答えを書くことだけが目的ではなく、私からの課題が追加。
☆4線上に正しく書く
↑Achievement target(テキスト終了テスト)の項目の1つと兼ねることにしました。
みんな真剣!ゆっくり丁寧に書いていきます。
普段からキレイに書いている子には簡単。
普段、ザツになっている子には…当然大変!
こういうとき、ほぼ全員がきれいに!正しく書けます。
普段ザツに書いている子に対して一言。「書こうと思えばこんなにきれいにかけるんだから、普段からきれいに書こう!」と言ってしまうのは…分かってもらえるかと。
中学生になると、この「きれいに丁寧に正しく書けるか」が大事な要素となります。
特に1年生!
4線上に正しくきれいに・・・・そうでなければ、それが理由で点が取れないこともあるんです。
そんなつまらないことで”バツ”をつけられたくないので、日頃から丁寧に当たりまえにきれいに書ける習慣をしっかりつけたいものです。
英会話スクールvs塾
日本で英語を学ぶというのは、単に英語を話せるようになるための学習とは違う学習法が要ると思っています。
会話できればいい、だけではなく、日本の学校で通用する力も必要です。
英語を勉強するのは将来のため。でも、その過程で逃げることのできない義務教育で成果を出すことも大事。
英会話スクールに通うと会話だけで点数が取れない…。塾で学ぶと知識だけで話せない…。多くの英語学習者(子供)がぶつかる問題のようです。
しかし、私の考えは、
☆本当の英語力があれば、どんな状況でも対応できるはず!
というもの。常にその点を念頭において子供たちと学習を積んできました。
教室をスタートしたときから通っている子供たちが今春、中学生になります。
・ALL Englishの授業でも大丈夫!
・発表にも対応できる!
・自分で考える力がある!
・テストに負けないための学習も投入してきた!
中学生という、評価やテストを意識せざるを得ない中で、これまで培ってきた力を発揮するのを楽しみにしています。
身近に英語教室はたくさんあります。いつから、どこで、どんな学習をし、その結果どうありたいか?何を習得できるのか?そんなふうに先のことまで考えて教室を探してみると、それぞれのお子さんにあった教室が見つかると思います。
Sunny Englishの教育理念、活動等ホームページトップから確認下さい。4月は進級時期です。クラスによってはまだお受けできるクラスもあります。