13?30?

13か30。14か40…聞き取るのって難しいですよね。英語の教材だと分かりやすく言ってくれるから比較的分かりやすいけれど、実際の会話ではなかなか…

さて、STEP5ではこちらのリスニングテストにチャレンジ!

したいのですが、その前にまずは1〜60の復習。全員で単に1-60を言ってもつまらないので、1人1つ数字を言っていきます。ポーチがバトン代わり。数字を言い終えたらポーチを次の人にパス。

みんなで何秒で言えるか⁈をチェック。1回目は1分以上かかりました。1分は60秒。60秒以内目指そう!

早くパスしたい!けど、言い間違えたら。もちろん言い直し。14を40と発音したり、途中の数字をど忘れしたり…実は50ってなんて言うか自信ない、など、リズムが止まっちゃうことはありますが、みんなで協力!そして、1分切るとテンション上がります!!

さて、忘れてしまいそうですが、こっちが本題! リスニングテスト。スタート地点から、CD音声をよく聞いて鉛筆を移動させます。

1問目から、いきなり微妙な空気が漂います。
I don’t know!
stop!
just a moment!
once more please!
分からない!けれど、何も言わずに次へ進むことを阻止する子供たち。えらい!分からないことは分からないと言う!大事です。分からないことは決して恥ずかしいことではありません。分からないのに分かったふりをする、もしくは、分からないと言わないままにすることは、とても残念なこと。このブログを読んでいる方には、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、「分からない」ときちんと伝えることができるって、とっても勇気がいることなんですよ。子供ながらのプライド、です。「分からない」と言えること、言っても否定しない仲間がいること(「え~分からないの~?」といった否定発言)。良い仲間との出会いは、個々を成長させてくれます。

1問目のリスニングが「分からない!」という迷いない発言はステキな反応だと思います。
いつものリスニングと違い、1問1問きっちり全員で確認しながら進めていきました。3問目くらいまでは、あまり正解しなかった子も、だんだん発音ルールが分かっていくようで、1回で答えにたどり着けることも出てきました。満足そうな顔が見られました。その達成感、とってもよく分かります!素晴らしい!

今回のリスニングで完璧に「分かった」となることまでは求めていません。1つの活動を通して、「あ、そういうことなのかな」という気づきがあり、何か頭の中に留まる、ひっかかる点があれば十分。保護者的には「習ったのだから、当然習得しているはず」と思いがちですが、英語学習はそんな簡単なものでもありません。いろんな角度からつついて、点と点がつながったとき、「ああ、そっか」と思えることは多いものです。

そんな「点と点がつながる」瞬間を子供たちから感じる瞬間、とってもうれしく思います。その瞬間が、まさに「習得した」とき、です。気長な学習にモヤモヤすることがあるかとは思いますが、子供たちの地道な成長を見守っていただけるとうれしいな、と思います。

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