Time to wake up!

STEP5クラスでは”時間”の学習スタート。

時間についてはSTEP3で初めて登場し、STEP4でも学習しました。少しづつレベルアップしていきます。
今回はこれまでの復習として、まずは時間がきちんと言えるか確認するところからスタート。1:00や5:00のようなきっかりの時間。3:15、6:30などの時間も問題なく言えます。

今回の新たに学んだ便利な単語は”usually”。余計な説明はせず、さらっとみんなに問いかけました。
“What time do you usually wake up ?”
すると、誰かがふと気づいてくれます。
「usually??? 何それ??」←突っ込んでくれた子に感謝!
私が特に説明する様子がないことに気づくと、自然に辞書に手が伸びます。けれど「あれ?つづりは??」
SS:How do you spell?
T:u,s,u,a,l,l,y.

スペルが長くて覚えられない!
最近、”write”という単語を使う子が出てきました。
SS:Please write! ←ぎこちないながら、writeという単語をきちんとインプットしていてえらい!
ホワイトボードに、”usually”と書くと辞書引きがスムーズ。

さて、usuallyって便利な単語!。今までは、”what time do you get up?”って質問すると、「え??日によって違う!今日は7:00だけど、6:50の日もあるし、休みの日は9:00」なんていう子が絶対いて、ちょっとこまりつつ、それも事実なので否定はでききないということが多々ありました。ですので、たいてい「今朝起きた時間」「昨日寝た時間」など日時を限定して質問していましたが、usuallyが登場したことで、現在形を使って日常の様子を質問できるんです。1人の子が「この単語があるとそういうの(日によって違う!というようなこと)言えないね!」と言ったセリフをみんなで納得しました。こんな会話があることで、usuallyという単語が強く印象づいたように感じます。単調に単語の意味を調べるだけでない学習はとても大事だと思えます。一度印象に残ったことはその後もきちんと根付くものです。

さて、さらりと復習を終えたところで、まずはテキスト本文をリスニングにてチャレンジ!
え?いきなりリスニング???ちょっとびっくりの様子。本文はこちら。

みんなはもちろんテキストは見ずに、CDを聴いてプリントに時間を書き込み、さらに行動を表す絵と線で結びます。

「15? 50? ?」時間を聞き取るのって難しい!けれど、難しいからこそがんばりたくなるものです。
”once more!!!!”←って何回も依頼有。テストではないので、自分の力でがんばりたい気持ちを応援して、なるべく聞かせてあげます。分からないからってあきらめる必要はありません。分かるまで頑張ればよい!その後、テキスト本文の練習を兼ねつつ、答え合わせ。

これまでの学習の成果があって、テキストの文字を見ながら読むことはほぼ問題ないことは素晴らしいのですが、そうなると、文字だけをみて単調に読みがちになります。つまり文字が読めれば、内容は深く考えないということが起こります。
その点を考えると、STEP5あたりからは、その問題を回避する学習が必要になります。今回ももし、テキストをいきなり開いていたならば、多分「読めます。意味も分かります。」と、一見問題なさそうに見えたと思いますが、こうしてリスニングしてみると、案外難しいものです。
読んで言えたら合格だったこれまでと違い、STEP5では、文字を見ずに(挿絵は見ながら)本文をスラスラ言うことで合格となります。文字を頼ってきた子供たちにとっては、なかなか大変ながらもこのチャレンジによって力がぐっとつきます。チャレンジすることが大好きな子供たちですので、張り切ってくれています。頼もしい!

さて、今回はこちらが宿題。

今回の進出単語”usually”を使います。みんなは何時に何をしてるのかな?次回はこちらを使って活動します。「寝る時間が早い、遅い」「学校に行く時間が早い、遅い」など、自分以外の人のことを知る活動は盛り上がります。次回も楽しく、かつチャレンジのある活動となるようにレッスンプラン練っているところです。またブログを通して、子供たちの様子をお伝えします。

最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。

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