単語の覚え方は人それぞれ

昨日のブログに引き続き、単語学習について。今回はSTEP5クラス。STEP5に進級してからの新しい取り組みとしては、STEP4よりも「本気で単語つづりを覚えること」です。STEP4では、余裕があれば取り組んでみるというレベルでしたが、STEP5からは、確実に頑張ってもらいます。初めてそれを告げたときには「え~!!!!!」っとテンションが一瞬下がりつつ、その日のうちにやる気に変わりました。

STEP4と違い、毎レッスンのはじめに単語チャレンジタイムがあります。習った単語であればなんでもチャレンジOK。テキストの単語一覧ページを見て、自分でチャレンジする単語3つ選びます。(1度に3つ以上単語を書くことがテストの必須条件。)

現STEP5クラスでは左のページの上から4段目までチャレンジできます。チャレンジできる範囲はすべてクリアしたい!その気持ちで真剣に取り組みます私が個々の生徒さんに対応しなくてはならない時間(リーディング確認、宿題チェックなど)が、みんなの単語テストチャレンジ可能時間。。↓左の子は私とリーディングに取り組んでいます。

短い時間の中でどれだけの単語を合格できるか!?一度集中モードに入るとひたすらがんばる子供たち。レッスン本編に入れないくらいです。

集中して取り組める子は、どんどん合格します。一方、3つ合格したらもういいや~っとぼーっとする子は、一日に3つで終了。この差は大きい!そこは、声掛けでなんとかやる気をupしてもらうしかない!とはいえ、まだまだ今の段階ではリズムがつかめずにいるのも事実。いずれ必ずできるようになるから、そこを信じて応援するのみ。

さて、”単語のつづりの覚え方”は、一応「こうしたら覚えやすい」という(私なりの)ポイントはあります。が、回数を重ねる中で、結局は”自分たちなりの覚え方”を身に着けていくようです。なので、あまりぎちぎちにルールは決めません。いろいろやってみて、覚えやすい方法を見つければよいと思っています。何しろ、まだスタートしたばかり。みんなそれぞれに工夫している様子。例えば↓この子は”ひたすら書く”タイプ。

多分、しばらくするとこんなに書かなくても覚えられるようになるはず。ですが今はとにかく、この方法で書けるようになっています。

びっくりしたのはこちら↓

この子をふと見たら、ぐりぐりぐりぐり…と落書き!?かと思う何かを書いていました。これで覚えているそうです。半信半疑。しかし、いざチャレンジ!あっさり書けていました。

↑上が練習。下が本番。クラスみんなで「お~!」っと驚きと称賛。

合格した単語には色を塗れます。既習単語のみチャレンジできるので、既習部分まですべてマーカーを引けることを目指して意欲的!(↓練習中!この子は、見ながら書いてみるタイプかな)

あと数か月したら、多分あまりテスト前の練習はしなくなるのではないかと思われます。1つ上のクラスの子を見ていると、単語をしばらく見つめて…書ける!ようです。すごいですよね。STEP5クラスの子供たちも、回数を重ね、きっと自分たちなりの方法を身につけ、このテキストが終わるころには短い時間でさっと書けるようになっているはず!その日に向けて個々に工夫しながら取り組む時間を応援しています。大人の想いはさておき、なにしろ子供たちはただただ、「がんばりたい!」「合格したい」その気持ちで努力する、シンプルな気持ちです。できたら大いに誉めてあげます。ご家庭でも、テキスト巻末の単語ページを見てたくさん誉めてあげてくださいね!

最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。

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