「中学英語で確実に点を取る!」ためのクラス開講

中学生から本格的に学習が開始する英語。
はっきり言って、本当に手強いです。

教科書の改訂が数年に一度行われたり、学校での指導法に変更があったりで、難しくなる傾向はもう止められないと感じています。2025年度、英語教科書が改訂されます。これを機にまたレベルが上がることが予測され、英語の理解度にまた大きな差が生まれそうです。

Sunny生さんは絶対にそのレベルに負けない力をつけてもらうことを目指しています。

でも‥‥じゃあ、Sunny生以外は?と思うことがあります。
私の娘が今中学2年生で、お友達の英語の習熟度を聞いたり、学校からもらう成績分布図を見て愕然としています。

私は、なるべく多くの子供たちに「英語分かる!好き!得意!」と言ってもらいたい!!
だから、
2025年度、Sunny生徒さんに限らない中学英語対応クラス」を開講します。

目次

Sunny6年生さんの様子

これまでも、小学6年生から中学準備の時間を設けていましたが、今年は特に準備に力を入れています。

Sunny6年生さんのクラスで行っている準備内容

1. 中学テキストの本文を聞き取って英文を書く
2. 1の英文和訳
3. 1と2でノート作成
4. 1の英文を暗記して読む・書く
5. 文法理解度確認プリントを解く
6. 5のプリントのテスト

音読、暗記、書き、理解 をせずに新たなUnitに進むことは絶対にせず、時間をかけて徹底的に基礎固めしています。
Unit1は特に慎重に時間をかけました。Unit1-1(1ページ)に対して4レッスンほど使用しています。時間としては、15分~30分くらいです。
「たった1つのページに対してそんなに時間使うの??」
と思われるかなと思いますが、それぐらいする必要があるのが、中1の最初の最初の箇所です。

左:文法確認テスト。間違えたとき、答えを見るのではなく、何がどう間違えているかも自分で気づくような方法で取り組みます。
右:英文を聞き取って書いていきます。リスニング力だけでなく、その他、多くの効果が望めます。

なぜ、中学からでは間に合わないか

中学生を持つ保護者さんの中には、お子さんの英語テストの点数と間違い箇所を見て
「なんでこんなこともも分からない?」って気持ちになるようです。

I am play soccer.
とか、
I not have pen.
などなどの間違いを見ると、そう思ってしまうのは分かります。
が、
こういった”英語の基礎の混乱”、”基礎の不定着”は、確実に英語の学習スピードの速さが1つの原因と思われます。

昔と今の英語学習のスピード、ぜんぜん違います!!!

昔ほど、
・Be動詞を徹底的にやる!
・アルファベットをしっかり書く練習!
なんて、今はしていないんです。

こちらは、中1のテキスト Unit1-1

<Unit1-1>
Hello, everyone.

I‘m Edward Trout.
Call me Eddy.

I‘m twelve.
I’m from South Africa.

I like Japanese sweets.
I love daifuku and ammitsu.
I love matcha, too.
I want to join the sado club.

be動詞:I am
一般動詞:call meは命令形。want toは不定詞
と、なかなかのボリュームが既に1-1に登場です。

Unit1-2でDo you~?Yes, I do./No, I don’tが登場。
そしてUnit1-3へ行くと

<Unit1-3>
A: Do you like comics?
B: Yes, I do. I draw comics, too.
A: Are you an anime fan?
B: Yes, I am.
A: So, are you in the manga club?
B: No, I’m not. I’m in the art club.
How about you?
A: I’m not in a school club now, but I take swimming lessons.

Unit1-3(Unit1の最後)で、既に
be動詞と一般動詞の肯定文、疑問文が混在‥‥。
さらに、単数、複数の意識。前置詞も、a/anの区別も登場。

学校にもよりますが、これが1学期の中間範囲まで達していないです。
この次のUnit2までが中間テストになると想定して私は学習を進めています。

<Unit2> 文章抜粋
This is Jun. He is in Class 1-1.
Is he on the soccer team?
Yes, he is. He is good at playing soccer.
・My father can make gyoza very well.
That’s nice.
Can you make gyoza,too?
・Yes, I can.

be動詞I am /you areに加えて this is/that is/He isの登場。
助動詞canも登場。助動詞ってなに?後ろに動詞の原形が来る???ってどういうこと?
Unit1で、マンガ部はin the manga clubだったのに、サッカー部はon the soccer teamはなんで?
サッカーだからteam? on とinの違いは?good at ~ingってなに?
よく分からずに過ぎていく子が多いだろうなと思うことがたくさんです。

中学から英語を本格的に開始して、一度に詰め込むには情報量が多すぎます。

しかも、英語以外の教科だって難しくなっている
学校課題もあって、塾にも通っていて、部活もあって….となれば、
きっちり理解しきれない!その結果

I am play rugby.

のような文ができあがってしまうことになるのは、分かるように思います。

小学校英語、子どもたちの理解度はどれくらい?

中学が、英語学習のスピードを上述したくらいに設定しているということは、
小学校でそのスピードでやれるだけのことをやっている、という前提だと考えられます。

しかし、実際は
「中学の英語についていけない」
という子が本当に多いんです。

そこで、
Sunnyの生徒さんに小学校の英語学習についていくつか質問をしてみました。

アンケート内容
1. 英語が苦手な子はクラスにいますか?
2. 1でいる、と思うのは、どういう子を見てですか?具体的に教えてください。
3. クラスに英語教室や学習塾などで英語を勉強している子はどれくらいいそうですか?
4. 3で英語を勉強している子たちは、学校の英語で問題ない様子ですか?
5. 小学校の英語で困っていることがあれば教えてください。
6. 中学生になるにあたって、英語で心配なことはありますか?

回答
1. 英語が苦手な子はクラスにいますか?
  ーいる(回答者全員)
  ー4分の3くらい

2. 1でいる、と思うのは、どういう子を見てですか?具体的に教えてください。
  ー授業中の会話活動で、文章作成や話し方がスムーズではないと感じることがある
  ー単語が分からない、書くことができない、聞き取りができない
  ー聞き取り問題が何を言っているのかわからないという子がほとんど。
  ークラスの子から単語の読み方を質問される
  ーリスニング、ライティング、リーディング全てにおいて感じる
  ー発表するとき、英語で話せないから日本語で話している
  ー聞き取りができていないと感じる
  ーアルファベットをバラバラにしたら言えない
  ー英文が読めない
  ー先生の言っていることが理解できていない
  ー英語にカタカナをふっている

3. クラスに英語教室や学習塾などで英語を勉強している子はどれくらいいそうですか? 
  ーみなさんの回答から1クラスに3~10人くらいかと思われます

4. 3で英語を勉強している子たちは、学校の英語で問題ない様子ですか?
  ー問題なさそう

5. 小学校の英語で困っていることがあれば教えてください。
  ー特にない(回答者全員)

6. 中学生になるにあたって、英語で心配なことはありますか?
  ー特にない
  ーリスニング(1人)←中学のリスニングレベルが上がると聞いたから心配


回答から感じたこと

英語学習をしている子が予想に反して少ない
  →中学からでも大丈夫だろうという意識があるから?

英語学習していない子には、小学校英語の理解がむずかしい
  →小学校では理解の有無に焦点をあてていないから、理解できない子は置き去りになる?

小学校の英語ではコミュニケーション活動が主体で、英語のフレーズを感覚でとらえるところまで
  →英語を英語のまま捉えることを望む小学校に対して、中学では理解度を測るテストへ移行。
   小学校と中学校がうまく連携を取れていない学習内容。
しかし、学校によりますが、最近はコミュニケーション活動をメインにする中学もあります。
   その場合、さらに大変なのが、学校ではコミュニケーション活動を行うけれど、テストでは文法問題を出してくる。
つまり自主学習によるところが大きいことになるので、余計に理解度に差が出ることになります。

小学校では文法的には学習していない
  →が、中学から急に文法としてとらえることを要求される

小学校で、文字が読めない、書けないことで苦労している子がいる
  →中学では、「読めるよね?書けるよね?」を求められる
   (小学校で文字をきっちり認識することを求められなかったのに対して、中学でスペルミスを厳格にチェックされる現実はかなり厳しいと感じます。)

2025年度開講クラス案内

①中学準備クラス
対象:2025年度小学5.6年生
日時:水曜日16:00以降の時間で調整中(60分/月4回)
費用:8000円/月額
定員:6名
開講:4月
内容:中学英語学習に自信をもって進めるための基礎定着学習
   
②中学生クラス
対象:2025年度中学1年生
日時:月曜17:40-18:50/土曜日10:50-12:00 (70分/月4回)どちらか選択
   振替可
   テスト前は週2回参加可(費用変更なし)
費用:8500円/月額
定員:6名
開講:3月
内容:中学英語テストで確実に点数をとるための取り組み

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