リスニングテストは、ただのテストにあらず!
先日、STEP5クラスで行ったリスニングテストがこちら。
1問目始まってすぐに、”えー!!無理!!”の声が聞こえました。リスニング音源→”I go to 東京 by 新幹線 on Sunday.”といったフレーズが流れます。where,when,howの欄に答えを日本語で書きます。
このリスニングテストは…
・上に書いたようなシンプルな分かりやすい1文ではなく、会話形式になっている
・英語で聞き取ってとっさにそれが何か…思いつかない。例えばWednesdayは…何曜日だっけ?とか、Julyって…何月?
・英語を聞いて日本語に変換してメモするだけの余裕のない会話スピード
とにかく、若干パニック気味の子供たち。そこであきらめてしまって、鉛筆を置いてしまう子、周りのザワザワに左右されずに集中してあきらめない子、そんな子を見て気持ちを立て直す子。そしてどんなザワザワでも無視する私。
実際の会話で分からないことがあったからといって、会話を放棄はできません。聞き取れなかったら聞き取れるまでたずねるしかない!リスニング音声は1回のみ、なんて決まりはありません。聞き取れなかったら聞き取れるまでリクエストしてもらえば流します。リクエストがなければもちろん流しません。
リクエストを受けて2回目に音源流すと、1回目より集中する姿が見られます。
落ち着いて聴くことができれば、案外答えは書けるものです。聴き取れなくても焦らず、理解できる内容を書く。そして分からないことは質問する。
リスニングテストは、*1回しかチャンスがない!*答えを必ず出さねばならない!なんていう思い込みは捨て、実際に会話で必要な力をつける機会になってほしいです。