STEP3 can / can’t

今回紹介するのはこちら。

クラス:STEP3(小学1、2年生在籍)
レッスン目標:canを使って自分のできること、できないことを言う。

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canって何?

例年のことですが、子供たちには”can”がピンとこないもの。Can you+動作?に対して、Yes,I  canか、No ,I can’t.か、みんなで実際に体を動かして、できるできないを印象づけます。

Can you jump?→もちろん!Yes, I can.
じゃあ・・・・と高くジャンプしてドアの上の部分をタッチ。Can you touch?と同じことをできるかたずねると、「え~、できるかな・・・・・」とみんなチャレンジ。助走をつけてジャンプ!手が届くと I can!!!!と、笑顔。体を動かすと自然と楽しい気持ちが盛り上がります。その勢いに乗って、どんどん進みます。

Can you write your name in Japanese?→「え???当たり前じゃん!Yes, I can!」

Can you write your name in English?→「・・・・・ちょっと自信ない。Maybe I can.」

となれば、当然書いてみましょう。

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ホワイトボードに書いてもらいます。書いたものを見せながら”Yes, I can!”

”Can you draw bananas?”→”Yes, I can!!!!”元気いっぱい。
本当?意外に難しいよ~。そして、ホワイトボードに描いてみると、思ったより難しくて、”I can’t…”と困り顔の子もいます。

”Can you draw ドラえもん?”→”えー!I can’t!”と言いつつも、みんなチャレンジ。I canかもしれない!頑張れ!

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週に3回開催されるSTEP3クラス。毎回同じなのもつまらないので(私だけですが。)3つめのクラスでは、
“Can you draw …”何を描いてもらおうかな〜っと考えていたら、子供から
「ミニオン!」
とリクエスト有り。よし!”Can you draw ミニオン?”

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困るかと思ったら、勢いよく描いていく子供たち。私もチャレンジしました(真ん中の緑のミニオン)こんなのいたかな…、子供たちからは認めてもらえました。いいのか、こんなで。みんな、優しい!

作品紹介↓ 癒されます。

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I can / I can’tが理解できたところで、テキストのチャンツを導入。さくっと聴き取り、言える状況まで進みました。

テキストで確認

チャンツの導入を終え、ほぼ言えるようになったところで、テキストを開きます。

T:Opne your textbook to page…… I forgot! Which page? Can you find??
みんなより早く見つけたい!急いで探して…I found it!!!! Page 48!
ここで、ページを英語で言うこともなかなか良い機会。
このテキストではまだ20までしか学習していません。が、STEP1から既に数字はかなり口にする機会を設けているので、60くらいまでは言えるはず。テキストで習うことのみインプット、という学習はしていません。チャンスがあれば、いつでも必要なことは言えるように、意識しています。

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さて、テキスト印字面を見ると、淡々とチャンツが書かれていますが・・・・これは、会話であることを意識してほしいところ。
1人でさらっと読み進めるとなると、自問自答。違和感あります。
だれが何を言っているか、吹き出しを書いて会話を意識。もちろん練習する際も、友達とペアで練習。テキストに記載されている文面が読めればいい、というわけではありません。実践に活かされるような学習は常に意識したいところです。

インタビュー活動

Can you~でクラスの友達へインタビュー!子供たちは、この活動が大好き。

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実際の活動前に練習していても、いざ、1人でインタビュー活動へ取り組むと、案外スムーズにフレーズが出てきません。Can you….のあとなんだっけ?

言えるつもりでいても、いざとなると言えない、という事態を意識することも大事。頭で理解していることと、いざ実際に口にできるかどうか、気づきのチャンスになります。

子供たちのステキな点は、”正しいフレーズでなくても、とにかく言ってみる気持ちがある”ことです。
例えば、”Can you play the piano?”が思い出せなくても、”Can you piano?”と言える。
完成したフレーズが言えないから質問自体をあきらめるのではなく、思いついたキーワードを発することができる。それは、日本人が苦手な部分。
正しいフレーズでないと恥ずかしい、ということはなく、相手に伝わる何かを発することがまず一歩。
よくある話ですが、”日本人は間違いを恐れて一言も発しない。それと対照的に、間違っているかどうか気にすることなく、とにかく文法めちゃくちゃでもまずは発する国の人もいる。”
どちらがコミュニケーションをとれるでしょう?何しろ、伝える気持ちがあってこそです。発言なくしてコミュニケーションはありえません。

文法がどうとか、点数を取れるかどうかとか、そういうことを意識しないでも良い年齢から学習するからこそ、自由に発することができる。幼時から英語学習を開始するメリットを感じます。

I can~/I can’t~ 個人発表

自分ができること、できないことを発表。7A339AEF-92DC-4996-8249-531374212E25

自由に発表したいだろうな・・・と思いましたが、今回はテキスト記載の範囲内で発表。ちょっと不満気な子供たちの表情。自由に自己表現したい気持ちがあることはステキですよね。言えることを言って無難に終わることで満足せず、言いたいことを言ってみたいと思える、その気持ちは大事にしたい点。

今回の発表はしかたない・・・・けれど!もうすぐ発表会!
自己紹介の中に、今回学習したcan/can’tももちろん含まれます。そのときには、自分はこれができるよ、と言いたい内容を元気に発表します!

発表会に向けて準備が着々と進んでいます。言いたいことが言えるのはうれしそう。
発表会は、日頃から大切にしている自己表現活動の成果を見せる場。自分らしさをしっかり表現できる発表会になることを期待しています。

STEP3→STEP4進級クラスへの参加希望者、若干名募集

今回紹介したSTEP3クラス(週に3クラス開講)は、2019年4月よりSTEP4へ進級します。
STEP4クラスは、英語未経験者が参加可能な最終クラスです。STEP5以降は、新規の参加は基本受付いたしません。
英語を教科として学習する前に、言語の1つとして自然と受け入れられる学習をしたいとお考えの方、2019年度募集枠、あと2名です。 (≫STEP4クラス:対象は小学3,4年生)
興味、関心のある方、お早めにお問合せください、4月の進級時点での参加が最もスムーズです。

最新ブログ:2024/3/19 英語劇のメリット

英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。

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