各STEPの単語テストの様子

今回は「単語テスト」について。
分かりやすいのでこの言葉を今使いますが、「単語テスト」という響きは、あまり好きではありません。
テストというより、「チャレンジ」ですね。子供たちは、このチャレンジが好き!
各STEPのチャレンジを紹介します。

STEP2  BLUEテキスト

絵を見て単語を言っていきます。言えたらスタンプ。

STEP3  BOOK1テキスト

STEP2テキストでは文字はほとんど意識していなかったことを思うと、そこからいきなり単語テスト??という印象はあるかもしれませんが、ゆるやかに少しづつ取り組むので負担はあまりありません。年齢的にも、この手のチャレンジに意欲的です。

各ユニットに載っている”Words”の絵と文字を見ながら単語を言います。このページでの単語チェックは終了。

巻末の単語一覧ページ(↓)を使ってもう少しチャレンジを続けます。

絵を見て言えたら、スタンプ1個。
絵を隠して文字だけにして前から言えたらスタンプ1個。
絵を隠して文字だけにして後ろから言えたらスタンプ1個。
スタンプが3つもらいたくてがんばります。

全員が必ずすべてをクリアしなくてはならない、ということではなく、まずは、絵を見て単語が言えるところまでOK。ですが、スタンプ欲しさにとにかく意欲満々です。隙間時間にこのチャレンジを行うのですが、一度始めると止まりません。「もっとやりたい!」ってなります。

STEP4 READYテキスト

基本的ににSTEP3と同じですが、違う点は、「必ず合格しなくてはならない!」ことと、さらに「テスト内容が増える」ことです。
ここからはlevel1~4という言葉を使います。この「レベル」という言葉がなかなか心をくすぐるようです。

level1 絵と文字を見て前から読めるか
level2 文字だけを見て前から読めるか
level3 文字だけを見て後ろから読めるか
level4 文字だけを見て、ランダムに読めるか

↓レベルクリアでスタンプ1コ。


↓私1人のチェックでは待ち時間がもったいないので、最初に合格した子が先生役となり、他の子をチェック!

先生役になりたくて、どんどん手が上がります。けれど合格できなければ当然、再チャレンジが必要。1回で合格するために必死な子供たちの様子には驚かされます。合格する子がたいてい決まってしまうと、それ以外の子の意欲が減りますので、偏りが出ないように私が微調整。最初のころは、なかなか先生役になれなかった子が1年を経て、1番に先生役になる機会が増えていると成長を感じます。

ここまで合格したら、ワークブック↓で確認作業。


↓単語プリントで文字と絵を合わせられるかのテスト。初めて取り組むときは「え~?」ってびっくりしつつも、上の単語チャレンジでさんざんやってきたので、見た目より案外簡単だと気付きます。回を追うごとに「待ってました!」と張り切る姿が見られます。

さらにチャレンジできる子は、単語を覚えて書きます。↓これはやりたい子のみ。なんですが、やっている子を見ると絶対にやりたくなるんですよね。けど、やはり単語を書くとなるとなかなかハードなので、心が折れる子もいます。そういうことがないように、最初の文字だけ書こう!と合格段階をいくつか設けるようにもしています。子供はいつでもやる気にあふれてますね。

STEP5 BOOK2テキスト

このテキストも上記同様、各ユニットに”Words”が記載されています。


これまでと異なる点は、単語だけを言うのではなく、He is writing. のように文で言うこと。
絵と文字を見てスタンプ1個。
文字を隠してスタンプ1個。
↑これまでは、文字を意識するために、文字だけを見てテストしてきましたが、このテキストに上がるころには、文字を見て読めるようになっていますので、文字がむしろヒントになってしまいます。文字は見ず、絵だけを見て単語が言えることを目的にします。
スタンプ2個で終了。さらっと終えます。

↓先生役システムは大活躍。当たり前のようにこの流れ。

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このテキストにも巻末に単語一覧あります。

が、これまでと違い、”単語を自由に選んで書くテスト”を行います。


書きやすいものを選んで覚えます。書けると思ったら、白紙に書いて私に確認を受け、合格であれば単語にマーカーをひけます。
↓こんな感じ。

 

マーカーがたくさんついていることがうれしい!
難しそうだったけど、やってみたら案外できる!
というわけで、いったん始めると止まりません。

このチャレンジにはルールがいくつかあります。
*1度に3単語以上書くこと。(1つだとスペルを丸暗記する可能性あるので)
*3つのうち1つでも間違えたものがあったら、3つすべて再度書く。

単語の覚え方は1度は伝えますが、必ずそういなさい!とは言いません。個人個人覚えやすい方法があるようで、回を重ねることで自己流をつかみます。
↓この子はぶつぶつつぶやきながらたくさん書いて、「できる!」と思ったらチャレンジ!

 

テキスト終了時にはマーカーがすべてひかれたページを見て喜ぶ姿をイメージしながら応援しています。

STEP6  BOOK3テキスト

STEP5同様、巻末の単語一覧ページから単語を選んで書くチャレンジもありますが、「時間が空いたときに」のレベルです。 STEP5でさんざん取り組んでいるので、単語を覚えて書くことはほぼ困っていません。

このSTEP6では、”文章を書くこと”にチャレンジ。(テキストとは離れて、私のオリジナルプランです)
先日行ったのは”like”の表現。
I like~.
I don’t like~.
Do you like~?
Yes/No.
He likes~.
He doesn’t~.
Does he like~?
We/They like~

様々な文章を言えるように暗記し、そこから10問テスト。

単語を覚えるのとは違い、文章を組み立てて1文書くことは、いきなりのジャンプだったか?とドキドキしましたが、やってみた結果、個々に頑張って取り組んでいる様子がうかがえました。さらに、このテストを行った直後、レッスンにて早速テストが活かされている場面がありました。みんなに文句を言われつつ・・・・粘って頑張ってもらうつもりです。英検4級の勉強ももう少ししたら開始します。ウォーミングアップとしても、良いテスト。

さて、思ったよりも長いブログとなりました。
以上、各クラスで取り組んでいるテストの様子です。

新しいこと、難しいことでも、どんどん吸収して成長していく子供たち。
短いレッスン時間ながら時間を有効に使って、確実なステップアップを目指したいです。
春は進級したばかりで何かと大変ですが、1年たつ頃にはさらりとこなしていく子供たちを想像しながら、頑張る子供たちを応援したいです。

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