分からない→黙る→誰かが助けてくれるはず
これ、Sunnyに通い始めた子たちに多く見られる傾向です。
「まだまだ小さい子なんだから、それは仕方ない」
と思われるかもしれませんが、
では、ここから学ぶことって何でしょう?
→困ったら誰かがなんとかしてくれる
です。
私には、子供たちの「今」だけではなく、
*30歳、40歳となったときにしっかりと自分の力で自分の人生を堂々と生きていける人になってほしい
という将来的なビジョンがあります。
そのために取り組んでいることはいろいろありますが、今回はその一場面を紹介します。
自主学習タイム
レッスン最初の10分ほどは、自主学習タイム。(そんな名前は存在しませんが、こうしてここに書くなら”自主学習タイム”が伝わりやすいかな、と。)
この時間は
*わたしが生徒さんたちと個別に確認したいことがある
その時間を自分たちで何かしらに取り組んでもらうという位置付けです。
やるべきことを自分で考える習慣
グループレッスンである以上、どうしても「今は何もすることがない」(と思える)時間が存在します。
しかし、その時間を何もせずに待つのではなく、「今、何をしよう?」と考えて行動してほしいと思っています。
「空き時間は自主勉強習慣を身につけようね」
なんて言うわけではありません。
小さい頃から、自分で考えて動く機会が多いので、
「何をするの?」「どうするの?」
から始まって
「こうしたらいいの?」「次はこれやってみたい」「こんなことやってみたよ」
と、指示がなくても、次にやるべきことを自主的に選択する子が増えていきます。
仲間と協力する時間
自主学習タイムは、仲間と一緒に取り組む時間でもあります。
・辞書引き相談
・テキスト音読
・ワークブックのチェック
などなど。
一般的に多分ワークブックは自分で取り組んで終わりになりがちですが、その次に、別の人の答えを確認し、友達の間違いや分からないところがあれば伝えるところまで行います。
慣れるまでは大変です。
人に伝える難しさを実感するようですが、子供たちはワークチェックがけっこう好きで、苦戦しながらも取り組む姿見られます。
自分の学習に責任を持つ
先ほど書いたように、この時間は私は個別指導中。
子供たちがどう取り組んでいるか逐一は把握できません。
時間の使い方は個々に委ねられます。
「先生がしっかり見ていなければ甘える子がいるのでは?」という疑問があるかと思います。実際そういう子もいます。
でも私はみんなを信じているし、それをやらないことで結果がどうなるかは本人に感じてもらいたいことです。
やったことは必ず返ってくるし、やらなかったことは悔やまれる時間もやはりやってくる、そういうものです。気づくタイミングが必ずあるんです。
「困った」そのときどう動く?
・「分からない」、とあきらめない。
・自分でまずはがんばってみる。
・分からないことを「分からない」と言える。
・「分かる」内容を言葉にして人へ伝えることができる
・人との協力が自然にできる
とてもシンプルだけど、果たして当たり前にできるかと言えば、なかなかできないんです。
しかし、Sunnyの子供たちには自然に見受けられる姿。
「受け身であってもなんとかなる」
それは子供のうちだけ。
今を生きる私たち全員に全く想像できない未来が近い将来待っています。
そのときに「分からない。困った」と立ちどまって助けを待つのではなく、
・自分から今やれることを探して進んでいける
・自分の未来を自分の手で切り開いていける
そんな人であってほしいと思います
たかだか”1英語教室の講師”ながら、何かしら私との関わりが子供たちの未来につながっていくことを信じてこれからも頑張ります☆