比較級も最上級も過去のテキストにて学習済の子供たちに
(クラスメンバーの中で)
Q:Who is the tallest?
と質問するところからスタートしてみました。
なんとなく誰が背が高いか分かるけど1番ってだれだろう?答えを探すために
Q: How tall are you?
と誰かが切り出して、インタビュースタート。
A:A is the tallest.
他にも比較級を意識して、クラスメンバーにいくつか質問。
Q:Who is taller than B?
Q:Who is the youngest?
Q:Who got up the earliest this morning?
などなど。
質問の意味が理解できていること、そして、解決策と答え方も理解していることが把握できました。
復習完了。
ここからが今回の学習スタートです。
Activity: Are you taller than Rick?
みんなにインタビューして、クラスの誰がテキストのどのキャラカードを持っているか当てる活動です。
答えを見つけるために質問を何度も繰り返すので、必要な文がしっかり定着できます。
Dictation
比較級、最上級をしっかり口に出すことで、理解がしっかりしているところへ、テキストのメインページの文章を流して聞き取りしました。
もちろんテキストは見ず、音源のみを聴き、何についてのストーリーかを大まかにとらえる時間。
みんなが「あ~うん、わかったよ」という表情。
確かに、なんとなく分かっているであろうことは分かります。
なので、そのなんとなくを文字にできるかの確認。Dictationを行いました。
(音源を聞いて、文字にする作業)
聞き取った文を1人1文、前に出て書いていきます。
合っている、合っていないことがポイントではなく、それぞれが書いた文に対して全員で検証する時間が大切。
聞き取れたことがすべてではなく、知識から判断して、ここはこうなるのでは?という意見を出します。
幼児から英語を学ぶメリット
「英文法を中学から学習する場合、どう切り出すべきか‥‥」
中学生向けに家庭教師も行っているので、文法学習時はいつもちょっと悩みます。中学生から新しい知識として教える場合は、理論から入ったほうが効率が良くなります。
最終的に、それが将来運用できるかどうかが大切という意味では、どういう学び方でも良いとは思うのですが、幼児から学習してきている子供たちは、比較級だ、最上級だという感覚があまりありません。逆にそういう言葉を使うと「?」という顔になります。
今回のブログ最初に書きましたが、
いきなり
Q:Who is the tallest?
と聞かれて、それをそのままスーッと理解して答えが言える
そういうやりとりができるのは、やはり英語が勉強になる前から英語に触れてきた子の特権です。
だいたいの文法はもう小学生のうちに学習済です。ここからは、運用できるレベルへ引き上げることを目的として取り組みます。
余談ですが‥‥
Who is the tallest?に対して、みんなが当然の顔をしてYoko is the tallest.って言いました。私以外で!ってことにしたのですが‥‥インタビュー後発覚したのが私が一番ではなかったということ。びっくり!!!!
もうそんなに大きくなってたの!?
親戚のおばちゃんのようですが、「あんなに小さかったあなたたちが‥‥」って衝撃でした。長く一緒に学べてとてもうれしいです。
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