英語講師の仕事を選んだ当初から、ベテランの先生方が
“日本語の大切さ”
を語っているのを何度も耳にしてきました。
しかし、理屈は分かるけれど、本当に分かるかと言うと、分かるようで分からない、そんな状態。ですので、その意味がしっかり分かるときが来たら、私も一歩成長したということなのだろうと思っていました。
さて、この1年ほど…
“英語力の前に日本語力”
そんな言葉が頭の中でぐるぐるしています。
まだ、本当の意味で先輩方の意味を理解したとは思っていませんが、それでも
「何かをしなくては。何をするべき?」
そんなふうに考えて取り組み始めたのが
↓
*新聞要約
*日本語スピーチ》30秒スピーチについてのブログはこちらから
どちらもコロナの自粛期間、オンラインレッスン中にスタートさせました。
スピーチは、毎レッスンで行うので継続は難しくありませんが、新聞要約は、学校が始まってしまうと中断してしまった子がほとんどです。(必須課題にしても良かったのですが、英語ではないので、無理強いはしませんでした)
しかし、その中でずっと継続している子もいます。
継続している子の要約を見ると、明らかに変化があります。
最初はたどたどしく、うまくまとめられなかった要約も、回数を重ねた今ではとてもすっきりとまとめてあります。
義務ではない課題に取り組む子供たちを心底尊敬!
やっている子だけが素晴らしいとか、そうでなければならない、と言うつもりはありません。
何かに限定することなく
「やれること、やりたいことをやる」
それでいいと思います。
実際、自分で考えて課題以外の取り組みを自主的にしてきてくれる子も多くて、レッスン時にそのノートを見せてくれます。
本当に素晴らしい!
そんな個々の取り組みを受け止めることに変わりはありません。
が、欲を言えば…新聞要約やってほしいなーと期待しています。
もし、このブログを読んで、少しずつでも、またやってみたいと思ってくれる子がいたら…嬉しいのは事実。
「なぜ日本語が大切で、英語学習との関係は?」と書こうかと思いましたが…、それをここにごちゃごちゃと書いても…間違いなく理屈っぽい内容になってしまうので、やめておきます。
とにかくやるべき!やって損なし!やってほしい!です。またお子さんたちにはレッスンで声かけしてみます^_^ご家庭でも応援よろしくお願いします。
*私も中学のとき、英語教室で新聞要約やっていました!
今思えば、あのときの取り組みはやはり力になったんだ!とよく思い出す今日この頃です。歳ですね…