中学2年生 不定詞② 理解・知識≠会話力

少し前のブログの続きです。》前回ブログはこちら 中学生クラス 不定詞の学習
やっと!アップします。
前回…
「不定詞」
なんてタイトルに入れてから、ちょっとモヤっとして時間が過ぎました。
「文法第一」と言いたいのでは決してありません。
(しかし,前回①としたので、とりあえず今回は②です。)
大事にしたいのは、なんといっても
*会話
*コミュニケーション
*使える英語
です。

文法知識がどれだけあったとしても、使わなければ何の意味もありません。
知識は知識。
口に出して練習しなければ、絶対に話せるようにはなりません。

今回は、その点をメインに不定詞を取り扱った際の学習の様子を紹介します。

導入は手短に

今回取り上げた不定詞は
*How to〜
*Where to〜

余計な解説はせず、とにかくこのフレーズを使う活動からスタート。
やってみればなんとなく分かる、そういうものです。

I want to go〜.Do you know how to get there?→答えを知っている人を求めて質問しまくります。

6箇所埋めるためには、みんなに何回も質問せねばならず…さらに質問してもI’m sorry.と返事が返ってくる回数が多いので「えー!また?!誰が知ってるの⁈」と、次々質問の必要があります。
馴染みがないフレーズでも、さすがにそれだけ繰り返せば、最後の方は質問も返答もスムーズ。

こういう活動久しぶりかも!やっぱり楽しそう♪

さて、この活動はあくまでウォーミングアップ。how toやwhere toがどういう意味か、どんなふうに使うかそれをインプットしたに過ぎません。

大事なのは、与えられた活動において決められたパターンの会話を行うことではなく、自分の言いたいことを言うこと。

会話を膨らませる

Q: Do you know how to wear KIMONO?

の問いに、子供たちは即答。
SS: I’m sorry. I don’t know.”
↑予想通りすぎ(笑)

テストならば、まあそれで○がもらえます。

けれど
実際の会話において、
身近な人が困っている想定で返答するならどうする?
「”知らない”で終わるかな??」
そう投げかけると、いろんな答えが返ってきます。
(まずは日本語で考えてみました)
・「お母さんは知ってるよ。」
・「おばあちゃんなら知ってると思う」
・「え、誰も身近にそんな人いないなあ。」
・「携帯で調べたら分かるんじゃない?」

決して”I don’t know”ではない返事ばかり。

さらにもっと踏み込んで、
「お母さんなら知ってるよ、と言ったらその次になんて言う?」
「今度うちに来る?」
「お母さんに聞いておくね。」
同様に上記のほかの返答の続きとしても
「おばあちゃんち遠いからなあ。どうしよう。」
「携帯今持ってないな。家でパソコンで調べてみたら?」
やはり、会話は自然と流れを作っていきます。

これだけのことを日本語で返事するならば、やっぱり同じように英語で返したいもの。英語でなんて言う?

“I don’t kow but maybe my mother konws. I ask my mother. “

“Maybe my gm knows but she lives … doesn’t live…near.”

“Let’s check the internet.”

瞬時に英文にするとなると、文法や単語などちょっと気になる点があることなどは置いておいて…これくらいはさらっと言えます。

英会話に大事なこととは

会話が成り立つために大事なことは、コミュニケーションを取ろうとする気持ち。
1文で終わらせず、次につながる返答をすることだと思います。
それは私たちが日常行なっていること。
それを英語でも同じように行うことが大切です。

そして、もう一つ大事なことが、「瞬発力」!

”頭で文を組み立ててから”ではなく、とにかくなにか発すること。

使えるフレーズのストックがいくつあるか。
頭で考えずに出てくるフレーズがどれだけあるか。
がポイントになります。
そのストックを増やす、そのためには繰り返し繰り返し、無意識で言えるほど練習する必要があります。

英語学習とは本当に長い道のりです。
が、
よく指摘される”どれだけ長い時間かけて学んでも、全く話せるようにならない日本人”にならないために…話す訓練、しっかり取り組んでいこうと思います^_^

最新ブログ:2024/4/22 「自信を持って中学英語につなぐ」

Sunnyは”塾”ではないけれど、「学校の英語で点数を取ること」も大事なことと考えています。
幼時からの学習を確実に中学英語につなげるために、Sunnyで取り組んでいること、紹介します。