2020英検講座スタート

1年に1度の英検講座、今年も始まりました。
今年は5/4/3/準2級にチャレンジです。

全ての級の第1回目の講座を終えての一番の感想は
「(子供たちの)理解が早い」
ということ。

年々そう思うことが増えてはいますが、
今年はこれまでにも増して反応が良いと感じています。
「分かっているな」「無理ないレベルだな」「いつも以上にさらっと進めて行けるな」と1回目にしてピンとくるものがあります。
通常レッスンにおいて、読む、書く、聴く等様々な技能にそれぞれ目標を設定してそこを目指す試みが生かされてきている結果だといいな、と思っています。
日ごろ英検のために勉強しているわけでは決してなく、しかし、こうして英検にチャレンジしようとした際に、日々の積み重ねが無理なく発揮できることは良いことだと思います。

各級の様子を紹介

5級チャレンジ 

英検初挑戦。英検が何なのか全く分からず不安そうな子もいましたが、いざ問題を解くと
「分かる~♪」
みんなでどんどん答えを言い合うにぎやかなレッスンとなりました。
そうなんです、もう5級レベルの内容はすでにこれまでの学習で身についているので、自然に「分かる」んです。

とくにリスニングには余裕がある様子。
問題を聴きながらクスクス笑いだす子が多くて安心しました。

この笑いは
「Q:質問に合う答えを選びましょう」に対する返答があまりにヘンテコなものに対して起こる笑いです。
英文が耳に入って即起こる笑いはつまり、英語を日本語に訳すことなく英語のまま理解しているということ。私にとっては、子供たちの日ごろの学習状況が確認できる時間でもあります。

「簡単だ~!」とニコニコ帰っていく子供たちを教室から送り出して、まずは第1回の講座は成功かな?とほっとしました。

マークシートも初めて!塗り方を伝えると、とっても丁寧にきちんと塗っていく姿がかわいらしい☆

4級チャレンジ

これは、毎年のことですが
5級受験のときの感覚で4級に臨むと、
「あ、あれ?ちょっと難しいかも」
となります。

今年もそういうスタートかな?と思っていると
最初から黙々と取り組む子供たち‥‥。
いつも、とにかくおしゃべり大好きなメンバーなのに、びっくりするほど英検は静か!!
超勉強モード。ど、どうしたの??
「試験」という言葉には魔法があるのかも‥‥
とにかく真面目な子供たち。

5級ほど簡単ではないことは、すぐに察したようですが、そうは言っても一緒に問題を解いてみると、まったく歯が立たない様子もなく案外サクサクと進みました。この様子なら、大丈夫だろうなと感じる初回講座でした。

自信がない‥‥なんて言いつつ、リスニング問題でたくさん正解できて「よし!」と小さくガッツポーズ。私はしっかり見てましたよ…(笑)

3級チャレンジ

3級まで来ると安定感あります。
問題のパターンにも慣れ、取り組むべきことも理解できていて。

しかし、3級から登場する
「英作文」
これがなかなか難かしい!
ここから英検当日まで、とにかくコツコツ取り組むしかありません。
大変だけど、ここを越えれば必ず力がつきます。

そして、3級からは
「受け身にならない。自ら学ぶ。」
を意識して学習を進めていくことになります。

”英検講座”は、どうしても塾のような講義形式になりがち。
その空気‥‥私はとても苦手です。

講師が一方的に話して、
それに従って生徒が動く‥‥
問題解いて、解説して‥‥

でも、いつまでもそんなふうに誰かがすべてを教えてくれることはあり得ないから、
*自分で考えて動く人
になるための練習の場であってほしいと思います。

学習のコツ・ヒントは伝えますが、実際の学習、取り組みは子供たち次第。
まだ始めは慣れないと思いますが、英検までの講義、模擬期間を通して自主学習ができる子供たちに成長していけるよう、応援していきたいと思います。

普段のレッスンとは違う空気感。自分の力を出して取り組むキリッとした空気も良いものです。

準2級チャレンジ

”Sunnyではどの級受験まで目指す”
という具体的なことは考えず、毎年英検チャレンジしてきました。

しかしあえて目標を設定するとすれば、
「中学生の間に準2級までとっておいてほしい。」
という気持ちはありました。

その理由としては
*準2級があれば、それを切り札に海外留学のチャンスも掴めるから。
(今は英語学習早期化しているので、2級が切り札になるかも、ですが)
そう思いつつも
数年前の私にとっては、「果たして準2級まで行けるか‥‥?」
の気持ちでした。

何せ、Sunnyの最高学年=教室第1期生。
どこまでチャレンジできる子たちに育てられるか、育っていくか、開校から8年たった今でも1期生のこれからは「常に未知」。

その子たちが毎年順当に英検を合格し、とうとう準2級まできたことに、まずは子供たちに大きな拍手を送りたいです!

「今年は準2級だね」と言うと
子供たちは
「さすがに無理‥‥」
なんて言っていましたが、初回講座の子供たちの様子を見て
「大丈夫、大丈夫♪」の感想です。
必ずできる。
そしてそこからまた大きく成長する姿が想像できます。

もちろん努力してこそなのは当然です。
がそれができる子供たちであることを知っているので、絶対大丈夫。
いっつも私が
「大丈夫、大丈夫」ってみんなに言うと
「先生は‥‥軽く言うな~‥‥。大丈夫じゃないって…」ってぼやきが聞こえます。
いや、本当に「大丈夫」だと思っています。
大変だけど、努力の先には必ずその結果がある!
みんなはその努力がきちんとできる子たち。
いつも先頭を進む最年長クラスのみんな!
私はいつもあなたたちを尊敬しています☆

「こんなにやることあるの!?本当に無茶ぶりがひどい‥‥」って苦情がちらほら‥‥。「できるって~。大丈夫、大丈夫♪」の返答にまたため息が…(笑)

普段のレッスンとはガラッと雰囲気が変わって、とにかくテストに向けて真剣に取り組むこの時期を越えると、英語力がとにかく伸びます。
そして、その力が必ず普段のレッスンに良い影響をもたらします。
頑張った先には必ず良い結果が待っているものです。
今年の夏も、頑張るみんなを全力で応援していきます。

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英語学習4年目になると定期的に英語劇を行っています。テキストを読んで暗記する学習だけでなく、実際の場面でどう英語を使うかをイメージしやすくなるのはもちろん、他にもメリットはたくさんあります。