Sunny Englishでは、メインテキストとは別に、自宅学習教用としてリーディング教材(リーディングOxford Reading Tree)を使用しています。毎レッスン1冊渡して順調にこなしたら年間42冊。習慣になるまでは子供も親も大変。それでも絶対に頑張る価値が有ります。
今回はその価値を最近特に強く感じた”英検4級”に絞って書きます。5級にはなくて4級にあるものは”長文読解問題”。普段、英検を意識したレッスンを行っているわけではないので、受験に向けての対策が必要となります。長文問題に対して、
〈講座開始前の私の予想〉
*未経験の長文問題に戸惑うだろう
*1文読む、その1文がしっかり理解できない場合、次に読み進めるのは気持ち悪く感じるだろう
〈実際〉
*知らない単語でいちいち止まらない。
*読み進めながら、大まかに内容を推測する
という結果。私たち大人が子供のころ、新聞や本を読む際に読めない漢字、意味が分からない言葉ってありましたよね。そのそき、毎回辞書なんて引かないし、全てを親に質問したりもしませんでしたよね。立ち止まらず、まあ、いっか、とばそうくらいの気持ちで読み進めていったことを覚えています。読めなくてもそこで止まる必要はなく、前後の話から推測して読み進める、大まかな全体枠をとらえる。結果、読めなかった単語の意味を感じる。そうする経験で、いつしかその言葉の意味が伝わる、母語習得の自然な流れですよね。
↓少しだけ知らない単語や言い回しがあっても、絵と前後内容で推測読み、が基本。そんな読み方ができるのは、これまでの積み重ねがあってこそ。
長文が長くなっても苦痛そうでないのは、やはり普段からある程度の長さの文を読んでいる。そして、簡単な翻訳も宿題にしているので、読むのと同時に内容を取る力も大分ついてきています。↓絵本をコピーして翻訳してきます。
習慣化するまでは、リーディングは大変!なかなかうまくいかない!やめたい、そんな気持ちがよーく分かります。が、そこをなんとても乗り越えてほしい!大変でもきちんと学習を積めばこんな長い文章だって、流れるように読めるようになります。↓
努力の先には必ず結果があります!子供が困っている、保護者はどう応援したらよいか分からない、そんな悩みがあるのは十分理解しています。ご家庭に丸投げする気持ちはありません。相談、質問あればいつでもお受けします。1人1人が違うからこそ、1人1人に合った取り組み方はあるもの。頑張ってみたい、その気持ちを形にするのは私の仕事です。頼ってくださいね。