今回は”宿題”について。
毎回のレッスンはじめに、”Did you do your homework?”と質問します。その瞬間、”I did my homework!”と、さっと宿題を出す子、急に焦り顔になる子、出す様子のない子…などなど。やったけど忘れてきてしまった子と、最初からやっていない子の違いは、大人にはもちろんすぐに分かります。
今回私が書きたいのは、もちろん後者の”やってこない子”です。やって来ない子はいつも決まっています。そして、その言い訳も同じです。
・時間がなかった。
・毎日忙しい
気持ちはわかる!けれど、いつまでもそんな理由で宿題をしなくて済むわけはありません。時間は平等。やれる子もいれば、やれない子もいる、となると、いかに時間を作るかがポイントです。
また、”宿題がどこか分かりませんでした”という子もいます。が…毎回レッスン時に、その週の宿題は全体で確認しています。その時にメモを取る子。聞いているだけでメモをとらない子。聞かずにボーっとしている子。この時点で、だいぶ差が出ます。「英語で言うから、よくわからない」と、残ってきちんと聞いてくる子もいます。
分からなければ、聞くべきです。何が宿題か分からないからやらない、というのはおかしなことです。レッスン日までに私にメールで問い合わせはしてもらって構いません。これは何回も子どもたちに伝えてあることです。
きちんと取り組む子と、毎回やらずに来る子では、大きな差が出ます。それは、英語力だけの話ではないはずです。中学、高校、大学、社会人…大人になるにつれて、自己管理力はさらに重要になります。すべきことを理解し、責任を持って取り組む、スケジュール管理をしながら段取りする、そういう未来につながる大事な力だと思います。
さて、では具体的に、保護者はどう関わるか、については各ご家庭にお任せします。が子供責任で丸投げするのは…私としてはちょっと違うように思います。毎回の宿題が何か本人に確認することで、子どもが宿題を理解しているか把握できます。そもそも宿題が何か分かってないのか…それとも、分かるけど中身が理解できないのか、など、何が困っている点かも把握できます。レッスンの話も大切にしてほしいですが、宿題についても一緒に話をする機会を待ってもらえると良いなと思います。