中学生クラスはこんなレッスンしています
最近、中学生のレッスンをしていてワクワクすることが多いので、今回はそのレッスンの様子を紹介します。
幼児から英語の基礎を積み重ねてきて、中学で英語学習がスタートすると一気に英語力が伸びます。
伸びるこの時期、やれることが増えることも「楽しい」と思える理由のひとつ。
もう1つの理由は、このブログを書くことで気づくことができました。(ブログ最後に書きました。)
12Questions
STEP3クラス以降取り組んでいる12questions.
12個の英語の質問を、クラス全体にどんどん投げかけます。
何かしら返答できたら自分のシートに〇をつけます。自己採点です。
時間制限もあるので、質問と返答のやりとり時間が短くなっていて、瞬発力が求められます。
このクラスに関わらず、「これが好き」
っていう子、けっこう多いです。
達成感でしょうか。
最近は英検2次面接を意識した問題を出しています。
Activity: Find someone who~.
私が大好きなActivity:Find someone who~.
これは、who以下が示す人を探す、という活動。
Find someone who ate ice cream yesterday.
というようなお題を10個用意して、時間制限内に誰かを見つける、というシンプルな活動です。
Q: Did you eat ice cream yesterday?
A: Yes, I did. / No, I didn’t.
Yes,の人がなかなかいないような質問をあえて使っているので、Yesが見つかるとテンション上がります。
もちろん、全ての項目に該当する人を見つけられるとめっちゃうれしいもの。
クラスメンバーみんなにどんどん質問。
多分この時間はみんなの大好きな時間、なはず。いつも、あちこちで楽しそうな様子が見られます。
Presentation
テキストの各単元に必ず文法事項に関連した”発表”があります。
今回は一般動詞の過去形を用いて、歴史上の人物紹介。
事前に写真を用意してもらい、紹介の英文と一緒に画像も提示します。
まさにプレゼン。
こうした活動は今後、当たり前に必須です。
2~3週に1度のペースで行うプレゼンは必ず子どもたちに力をつけてくれると感じています。
もうすぐ次のテキストに進級予定です。プレゼン力高めていきたいと思っています。
英語ニュース
毎週1つの英語ニュースを扱います。
リスニングからスタートし、内容理解を深める問題を解き、感じたことを発表します。
取り扱ったニュースは、翌日から1週間音読に取り組み、音読録音を送信してもらいます。
みんなから届く音読を聴いていると、どんどん音読が上達していることが明らか。保護者の方からも「良い企画」とコメントいただくこと多いです。
日々の取り組みの偉大さを感じます。≫音読マラソンについてのブログはこちら
その他の活動
今回紹介したもの以外に
・各単元の学習箇所の理解を促す活動
・理解を深めるためのワークブックの取り組み
・理解度確認のためのミニテスト
など必要に応じて取り入れています。
Sunnyのレッスンは中学での英語学習と全くかけ離れたものではなく、中学の学習の予習であったり、補佐になる基礎知識の教化を意識しています。
テストで点数を取るためだけではない、しかし、テストで点数を取ることもしっかり意識して、確かな英語力を身に着けることを重視したレッスンを心がけています。
一緒に学ぶ仲間の存在
Sunnyに入ってきた時期はバラバラですが、中には幼児からずっと一緒という子たちもいます。
途中から入ってきた子たちを、大歓迎してすぐに仲良くなっていくステキな子たちです。
・通う学校はほとんど違う
・一緒の学校だとしてもクラスも部活も違う
・普段は交流の機会はほとんどなく
・週に1度Sunnyで会うのみ
Sunnyに通う以外で接点のないメンバーですが、その週に1度の場は子供たちにとって大事なのだと思います。
「学校でこんなことあった」
「部活が大変!」
「すっごい良いことあった!」
教室に集まると、まずはみんな話したいことがいっぱい。
悩み系の話にみんなが意見を出してくれたり、うれしい話に共感してくれたり、たまには皮肉の反応なんてのもありますが、それもそれで笑いあえたり。
英語スピーチ、英語ニュースの感想、など自己表現する場の多い教室です。
自分らしさを表現することにはだんだんと抵抗の出てくる年齢でもありますが、信頼し合えるメンバーだからこそ、自分らしくあることを肯定して堂々と発信できることがとてもうれしいです。
これまで築いてきたこのステキな関係を大切にして、これからも仲間と共に学び続けてほしいと思います。
*レッスンとは別枠:最後に紹介するのは、「花火企画」の写真。