BINGOをきっちり活用

BINGOは、とにかく盛り上がりますが
絶対に避けたいのは
ただ楽しいだけの時間になっていまうこと!

週に1回しかない貴重なレッスン時間。
意味のあることに時間を使いたいものです。

つい最近行ったSTEP4のBINGOの目的と内容を紹介します。

目次

BINGOの目的

STEP4クラスは、小学低学年さんのクラス。
このクラスでは、1年の学習を通じて、
・単語が読める・書けることを目指します。

BINGOのメインの目的
・短いスペルの単語を自分の力で覚えて書く

不随する目的
スペルの覚え方を学ぶ
・英語の文字が持つ音に着目する習慣を身につける
字を丁寧に書くことの大切さに気付く

取り組み方法

BINGOシートは自分たちで作成しますので、空白のBINGOシートを各自へ渡します。

①特定のアルファベットの文字から始まる単語をみんなで言う
(今回はi~pまでを取り扱いました)

幼児期から繰り返し歌ってきているので、単語はすべて覚えている状況。これも大事なポイント。

②1単語ずつ、単語スペルを確認し、その単語を書く練習をする
1つのイラストを見せて音を意識して読み上げながらつづりをホワイトボードに書いていきます。
例としては、
L,lはlion/lemon

スペルの覚え方も伝えて、みんなでチャレンジ。


③ホワイトボードの文字を消して、自力でビンゴシートに書く
練習した文字が自分のBINGOシートに書けるかチャレンジします。
つづりを覚えるというよりは、音を頼りに書くようにしています。



④みんなが「書けた!」を確認して、次の文字へ
「書けた!」「見てみて!」と、子供たちはみんな自分でつづりを書けた喜びでテンション高め。

これらを繰り返して、それぞれにビンゴシート完成。
いよいよBINGO開始!

⑤単語が書かれたカードを私が選んで読み上げる
会話の必要なBINGOを行います。

生徒:What’s that?
私:It begins with L.
生徒:Is it “lion”?
私:No.
生徒:Is it “lemon”?
私:Yes.
生徒:(自分で書いた文字を探して)Is it??
私:Yes!

自分で書いた文字だから…読めないこともあるんです。
汚くて分からない…」って子供自身つぶやいていることあります。

目的は達成されたかの確認

子供たちにとっては「楽しかった!」
そして、私にとっては「目的は達成できた!」
が理想。

今回はi~nの単語。次回はo~u。
これを2カ月に1回くらい行っています。

前回a~hのときに比べると、
・単語つづりを覚えて書くまでのスピードあがっている
・あきらめずに自分の力で書こうという気持ちが大きくなっている
・書ける!と自信を持てるようになっている
・BINGOで使うフレーズが自然に言えている

と効果を感じています。

今後の課題としては、
・字を丁寧に書けるように声かけの工夫が必要
・アルファベットの後半になると単語をなぜか覚えきれていない子が多めなので、まずは、しっかり単語を覚えることに取り組みたい
など、感じていることがあります。

STEP4では、「単語を読める・書ける」が目標の1つなので、毎レッスン、単語学習に時間を多めに使っています。
単語学習についても、また紹介したいと思います。






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