STEP4 瞬発力のある英会話
What is your New Year’s resolution??
One of my resolution is・・・・・
堂々とこれが抱負です!というほどではありませんが、レッスンブログをもう少し分かりやすく書こう!と思っています。
今年初のレッスンブログ!今回はSTEP4クラス。
レッスンの目標:新規導入のチャンツを自分の力で聴きとる、理解する!
毎回そうですが、「新たに学ぶ内容」を「新たに学ぶ感じにしないこと」を重視しています。つまり、新たな内容でも、既習知識で理解できた!という感覚を大事にしています。
今回学習する新なチャンツはこちら↓
・Where is~?
・What’s he(she) doing?
説明なしでチャンツ内容を理解!と同時にチャンツが言えることが目標。
ではそのために何をすべきか。同じUnitのメインページ部分の復習をしているだけと思わせて、実は今回の目標に向かって確実な下準備スタート!
英語の質問に英語で即答!
屋根と空き部屋6つ。それを見たら、「あ~復習だ!」とすぐに気づく子供たち。
T: Do you remenber?
Where is grandma?
S: living room!(→She is in the living room.のようにフルセンテンスで答えるよう誘導)
T:Where is a living room?
S:I know!(前に出て)This is a living room.
T:What is she doing?
S:drink coffee!(→誘導she is drinking coffee.)
S:wheel chair! (→She is sitting in the wheel chair.)
今回はチャンツ導入へ向けての目標があるから、文章にすることにこだわりましたが、こちらからの質問に対して、即座に何か自分が分かっている単語、フレーズを言ってみる姿が印象的でした。英語の質問に即座に反応し、それが検討違いでない返答であることが素晴らしい!(少し前までは、あてずっぽうに答えていることあったのに‥‥。いつの間にかQに対して間違った返事がない!)
登場人物全員が、どこで何をしているかQ&Aというよりは、会話をしているくらいのスピード感あります。
その中で、
*he/sheの使い分け
*フルセンテンスで答える努力
*He /is/ in /the/~、とぶつぶつ切れた言い方ではなく、He’sinthe(ヒーズィンザ)のような塊でとらえて自然に発する
素晴らしいです!ああ、成長してるな~と感じる時間となりました。
英語を英語で理解してそのまま返答する、その”瞬発力”こそが本当に身についた力!ですよね。
新出チャンツ、あっさり理解
スムーズな復習の流れにのって、メインの新しいチャンツへ。
チャンツに登場するDadはメインページと同じ設定。先ほどの復習部分の絵を使用して、基本文(Dadのチャンツ部分)は全員で確実に押さえたうえで、Momの登場。
↑CDを聴く前に、まずこの絵を見て、チャンツに合う文章をみんなで考えてみました。
Q:Wherer is Mom?
A:She is in the kitchen.
Q:What is she doing?
A:Cooking! (チャンツリズムに合わせてもう少し長くします)
Cooking….spaghetti.(だと、短い・・・・からどうしよう?)
Cooking the spaghetti!(the や aなども文中に入れてみることを自然と意識しているところがすごいですよね。
完成してから、CDを聴いて検証。CDから”making our lunch”と聴こえると、「makingだ!lunchだ!」と声が上がります。
最初から、「今回はこういうチャンツです!」なんて教え方、つまらないと思いませんか?だって、この絵を見て、テキストに載っていることだけが答えじゃないから。子供たちが自分たちで作ってみたチャンツだって正解!ですよね。
自分たちで文章を組み立てられる、つまりもう文章はきちんと理解できているんです。当然新しいチャンツがCDから聴こえても「そっか」というレベル。
今回の目標を達成した!と安心することなく、念押し作業するのが私。言えるだけ、覚えるだけなら簡単。チャンツは一度言えるようになるとなかなか忘れません。しかしそれに満足してしまい、意味が抜け落ちるところがあるようにも思うふしがあります。
スラスラと言えるようになるまでにもう一押し、確実な理解度を高めたい!
このチャンツが会話形式になっていることを意識してほしい!だから吹き出しをつけていきます。
頭で理解、そして視覚で理解。自宅で音読も行い、ノートにも書いてきます。STEP4であれば、ノートに書く際にも「心の中で文章を言いながら書く作業」が行われているはずです。
視覚で捉えることが印象に残るのは高学年の特徴。
成長に合わせて理解のしやすさ、インプットのしやすさ、など変化があります。年齢に応じてそのときどき最善の策を考えたい、というのも、常々意識している目標です。
さて、今回の目標に対するレッスン以外の部分もせっかくですので紹介します。60分あればけっこういろんなことできます。
単語学習
単語に関してはSTEP3以降取り組んでいますが、STEP4は特に力をいれています。
1unitに登場する単語15個くらいを、4週かけてきっちり、しつこくインプットしていきます。 ≫単語学習についてはこちら。
↑絵を隠して、文字だけを見て単語を読んでいく作業。前から、後ろから、ランダムに・・・・。ゲーム感覚のようで、楽しんでいます。
私1人が子供1人1人チェックしているのでは時間がもったいない!だから、最初に合格をもらった子が、別の子をチェックします!
先生役をするからには、確実な力が必須。
STEP4で時間を割いてきっちり単語学習に取り組むことで、STEP5以降の単語学習は驚くほどスムーズです。
ワークブックは大事な大事な、個人学習タイム
ワークブックの使い方は、書くSTEPによって大きく異なります。
STEP4の場合、取り組むページを指定するのみ。説明なし!自分で考えて取り組みます。手取り足取りは私が目指す学習ではありません。まずは自分で取り組む。感じる。分からないときに質問する。最低限のヒントしかあげませんが。
年齢が低いうちは、みんなのことをチラチラみて取り組む姿が見られましたが、いつのころからか、自分で解いてみる→できた!という感覚はやはりうれしいようで、自分でがんばることができる子供たちにしっかりと成長していきます。ヒントも極力ほしくない、という雰囲気もあるくらい!
一年の総仕上げ 達成度チェック!
みんなが大好きな時期がやってきました。テキスト総復習テスト!テキストに記載されている項目にチャレンジします。
どのクラスでも大人気のこのテスト。チャレンジ解禁!となると大喜び!
Let me try! I want to challenge No 7!!!
普通は・・・・何をチャレンジするか決めてから私へ申し出る、という流れなんですが・・・・・この子たちは
「どこでもチャレンジできる(合格できる)から、片っ端からやってこう!」
というなんとも大胆な、そして実力のある子だからこそできるやり方でテストを受けて行きました。
↑まだ到達していない最終UNITのページなんですが・・・・・既にスラスラ言えるのでチャレンジ。このテキストだけでなく、これまでのテキストでも学習したことを何度もいろんなパタンで学ぶ、深い知識にしていくのが、≫教室で使用しているLearning Worldの特徴の1つ。だから、到達していなくたって、もうすっかり身についていることだって当然あります。
ここまで長々書いてきて、最後に「最初の目標設定に戻ってきた」と感じました!
学習とは、新しいことだけを学ぶのではなく、新しい知識を身につける過程に、既存の知識が活用されるものです。
既存知識と新たな知識の丁寧な積み重ねながあって、確実な力となるものです。
知識の詰め込みではない、しっかりと力になる学習。ブレずに実践していきます。
☆STEP4クラスは、英語初心者が参加できるクラスですが、これ以降のクラスでは初心者受け入れ不可です。
2019年度STEP4クラスは2名受け入れ可能です。≫詳細はこちらからどうぞ。