英語基礎クラス「音読」方法

9月よりスタートしたSTEP3クラス。
このクラスは英語を基礎からしっかり積み上げるクラス。
このクラスで身に着ける様々な習慣があるから、その後の英語力が確実に伸びます。
その取り組みをいくつか紹介していきます。

今回はまず、「音読」について。

目次

大切なのは”〇〇読み”

テキスト音読はとても大事。
でも、「ただ読めばよい」ということではありません。

大切なのは
文字を意識して読む
こと。

具体的には、文字を指で追いながら読む

指追い読みが定着する子は、読む力、書く力が確実に高くなります。

Sunnyでは英語学習初期から指追い読みを呼びかけます。
指追い読みは一度定着すると失われません。

中高生でも自然と指追いしています。
長文読解での見落としや、行飛ばし読みなどもないですし、文の理解度も上がります。

それは、ゆくゆくのメリットですが、
まずは、単語を覚える、書くことがスムーズになるという点で「指追い読み」は欠かせません。

なんのために?は分からなくても、とにかく当たり前、指追いを習慣にします。

基本の音読方法

音読の方法はとてもシンプル

①音源を必ず聴く
  文字を読めないうちはみんな音源を聴くのですが、読めるようになると音源を聴かない子が出てきます。
  これは絶対にダメです。

②指追い読みをする
  ①で英語のフレーズをきちんと意識した状態で指追い読みします。
  指追いすることで、飛ばし読みを防げます。また文字の音を意識し、スペルを視覚的にとらえる力がつきます。

③毎日聴く・指追い読み
  毎日ってなかなか難しい。けれど、小さいうちに「毎日」を習慣にした子は本当に伸びが違います。

ここまでがSTEP3このクラスでやるべき音読です。
このあと、STEPが上がるにしたがって、さらに音読で求めることは追加されます。

〇〇読みを絶対定着させる

指追い読みが定着しない子もいます。
どれだけ言っても….定着しない子は定着しません。
これはもう性格なのかなと思って、STEPが上がっていくにつれて、いちいち指摘しないこともあります。

が、やはり、あきらめるわけにはいかない、
と思えることが最近続きました。

音読チャレンジでなかなか合格できない子に「指追い」をやるようにきっちり管理したところ、びっくりするほどすぐに合格できました。
指追いすることで、単語をきちんと意識し、勝手な飛ばし読みがなくなる。

・テキスト音読チャレンジはいつもばっちり。に見えるけれど、実は音源を丸暗記しただけになっている子もいます。
そういう子は、間違って覚えている部分でストップすると、そこから音読を続けることが難しかったりします。
間違って覚えている単語を一緒に指で追って読む。そうすることで、丸暗記ではなく、文字を見て文字のもつ音を意識して読み進める力が伸びました。
→テキスト本文を音声の丸暗記に頼るのではなく、文字を見て読むことを意識し、自分の力で読める語彙が増える

大事と分かっていても、定着しない子にいつまで言うか…と思ってしまっていた自分を反省です。いつまでだって、しつこく言おうと思った瞬間でした。それが必ず子供たちのためになるのだから、私がそれを呼びかけ続けるべきですね。

今回は「音読」について書きました。
次回はSTEP3の「書く」について紹介しますね。


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