NZ現地校体験② 現地での様子

今回は、実際、子どもたちが現地でどのように過ごしたかを紹介しますね。

目次

スケジュール

この企画の説明会は2024年8月末。その時点での予定表がこちら。
現地到着から出発まで学校とホストファミリーと英語英語!の生活。
Sunnyに限ってではなく、どこの企画だとしても、こうした海外企画費用は高い!高いけれど、それに見合っただけの企画で本当素晴らしい!と思っていましたし、実際に行ってみて納得の日々でした。

出発少し前に多少変更はありましたが、おおむねこのスケジュール通りでした。

学校生活

タイムテーブル!生徒さんが作成してくれました!わかりやすい!!!睡眠をしっかりとるのがNZ。健康的な生活リズムだったようです。

集合
学校のある日は8:30頃みんなで集合。
そこから、自分のクラスへ向かいます。

Form Time
1コマ目前にまずはForm Time。
これは、縦割り編成のクラスで、異なる学年の生徒さんたちが混在するクラスでのホームルームのようなも。
ある生徒さんに聞いたところ「イースターが近かったので、その準備をしていた」とのことでした。

授業2コマ
その後、解散して自分の授業のあるクラスへ移動します。授業はバディと一緒に受けるものもあれば、留学生対象の英語クラスを受けることもありました。(私たち以外にも短期、長期で留学に来ている学生さんたちもいました)
カトリックの学校なので、キリスト教の授業もありました。

Morning Teatime
30分の休み時間。ホストファミリーが持たせてくれるランチボックスにはこのMorning teatime分も入っているので、ランチボックスはかなり多めです。

授業2コマ

Lunch
約1時間。ランチの時間だけど、けっこう早めにランチは食べ終えて体育館やグラウンドで遊んでいました。
日本の感覚で「Lunchの時間にランチを食べると思って、Morning Teaのときにあまり食べなかったら、周りがMorning Teaでほとんど食べていて、Lunch Timeは遊びの時間にしていて、時間配分間違って焦った!明日からはMorning Teaにたくさん食べる!」と話している子もいました。

授業2コマ

下校
授業が終わると、すぐに下校。多くの生徒さんがバスで通学していてそれぞれのバスに乗ってお別れ。
わたしたちのグループの中でも、ホストファミリーのお迎えの子もバスの子も半々。
初めてバスに乗るときはみんな「どうやって乗るか、どうやって降りるか」ととても緊張していました。バス停があるわけではないらしいので、どうやって降りるって伝えるのか?通り過ぎたらどうなる?など謎だらけ。
みんなのことを最後まで送り届けることもできず、私もかなりドキドキしましたが、みんなきちんと状況に応じて行動していて頼もしかったです。

学校の様子伝わるとうれしいです。グラウンドが広い!こういう場所ってなかなか日本でなさそう!クラスの雰囲気も日本とちょっと違う感じします。

帰宅後

帰宅後それぞれの家庭でどんなふうに過ごしていたか、聞いてみました

・帰宅後は犬の散歩に行ったり、ゲームをし、早めに夕飯。
その後、家族でボードゲームをしたり、映画を見たりゆったり過ごし、21:00~22:00には寝ていた
朝は7:00くらいに起きる。起きる時間はみんなバラバラ。朝ごはんは自分で好きなものを食べる。

・帰宅後は、子どもと遊んだり、映画をみたり、夕飯までは自由に過ごしていた。食後はホストマザーと話すことが多く、お茶を飲みながら夢だったり、その日あったことを話したりしました。

右上:朝の景色。写真にうつる部分がすべてホストファミリーのおうちの庭!広い!
左下:近くの海辺散歩 右下:カードゲームをたくさんやったとのこと

休日:ホストファミリーと過ごす

休日の過ごし方はそれぞれもちろん違うのですが、だいたい共通していることとして「日曜の朝は教会へ行く」ようです。
教会へ行き、歌やスピーチを聴いて、みんなで交流。
その後、海へ、公園へ、買い物へ、食事へ・・・・・いろいろな過ごし方をしたようです。
すごく特別な何かをした!とかではなく、家族の一員として自然な休日を過ごしている様子でした。
日本とは違う空間に身を置き、ゆったりと時間を過ごす感じもいいなあと感じました。
日本人と海外の人の休日の過ごし方の違いを体験できたのはとてもよい経験だと思います。

1人だけ私が休日に出会った子がいるので紹介します。

その子はホストファミリーがキッチンカーのお仕事をしていたので、休日イベント会場にてそのお手伝いをする、と聞いて行ってみました。どの程度のお手伝いなんだろう?と思っていましたが、見に行ってびっくり!けっこう重要なお仕事を任されていました。

ミニドーナツの販売店員さんです。
1.注文を受ける
2.ドーナツの用意(トッピングもする)
3.お金を受け取り、おつりを渡す
4.商品を渡す

当たり前ですが、これ‥‥英語でです!
注文聞き間違えないかな、お金間違えないかな、と見ていて私がハラハラしました。
人生初のお仕事だったそうですが、とてもそうとは思えない、落ち着いてしっかりこなす姿に感動でした!

その子からの感想:
・お店の人としてお客さんに接するとき、うまく話せなかったとしても「伝えようとする気持ち」で伝わると感じた。
・ほとんどのお客さんがフレンドリーで、たくさん話してくれた

本当に本当に貴重な体験ですよね。

観光の日

学校の日だけではなく、現地校体験のみんなで観光をした日もありました。

学校に行けないのは残念だなあなんて、実はちょっと漠然と思っていたのですが、現地入りして分かったのは、
「この観光の日がかなり重要!」ということ。

毎日学校とホストファミリーという緊張の状況が続くと、やはりほっとしたい日もあるものです。
日本出発で初めて出会ったメンバーがほとんどでしたが、NZに着くころにはとても仲良くなり、さらに現地での生活を数日過ごす中で協力し合い、みんなはすっかりお互いを信頼し合えるステキな関係になっていました。
そのメンバーとゆっくりと安心して過ごせる日があることで、また次の日から元気に学校生活も楽しめる、そういうリフレッシュの時間だなあと感じました。

ハンマースプリングスにて。アートの森を散歩。
クライストチャーチ観光。都会!!でびっくり!いつもの風景と違いすぎる!

生徒さんの感想

生徒さんからもらった感想をいくつか紹介します。

<現地校体験して>

・初めのうちは話しかけてくれるけど、そこに甘えず自分からも話しかけることが大切だと分かった。
・うまく英語が話せないからといってもごもごしゃべると、話す気がないと思われる
・自分の今の気持ちをしっかりと表現することが大事
・相手がどう思っているのかは考えても分からないから、自分がどうしたいかを考える
・とにかく話す意欲を持つことが大切。バディは話しかけてくれるけど、交流を広げるためには自分から話題を提供することも大切。
大事なのは笑顔。暗い顔をしていたら周りの子は楽しめない。笑顔でいれば、いろんな子が挨拶してくれる。
・英語が理解できなくて相手に合わせようとするのではなく、「分からない」ということを表情で伝えると、相手も理解できるように話してくれる。
・NZに行く前は、周りの人にどのようにみられるか思われるかを気にしすぎていた。本当はもっと話したいけれど、セーブをかけていたが、NZで過ごしたことで、「自分の気持ちを伝えることが悪いことではない」と感じられるようになった。

講師の感想

書けばきりがないです。当たり前ですが、毎日が本当に濃い!充実した日々でした。

ふと、気づいたことがあって、それってすごいなと思ったのは
英語のことで相談を受けていない
ということ。
「英語が通じなくて・・・」のような、英語力での心配はだれからも言われていないんです。
ホストファミリーのこと、学校生活のことなど心配ごとは聞きましたが、英語について相談がなかった!
学校で見てても、英語に関してはなにやら笑顔で交流している姿をみかけていて、そこについて問題なかったのはすごいなあと思った瞬間がありました。

他にも感じたのは
・「NZへ行く」と決めた生徒さん本人の気持ちの強さこそが、この体験の成功につながっている
ということ。
家族が勧めたから、とかではなく「本人の意思で」行く!と決めた子たちだからこそ、日々の生活に責任をもって自分らしく過ごしていたと思っています。

他には、
・行く前と後で、全員大きく変わった!
と感じています。
「英語が好き。英語に触れたい。海外に行ってみたい。」
そういうふんわりとした思いから、
実際に英語を使って生活する体験をした経験が1人1人を多面において強くした印象があります。
知らない世界、イメージしていた世界、憧れの世界に実際に触れて、実体験した人にしか分からないどっしりとした何か
そういうものをみんなから感じます。

このNZを経験した子供たちが、これからの人生でこの経験をきっと何度も思い出すことと思います。私がいまだにそうであるように。そして、その度に、前向きな気持ち、温かい気持ち、新鮮な気持ち、そういう何かを思い出す機会となり、次に進む何かにつながるとうれしいです。



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