2023 今年の漢字

毎年「今年の漢字」が発表されますが、みなさんにとっての「今年の漢字」は何ですか

私は「信」です。
*子どもたちを信じて待つ、信じて見守る
今年私が一番大切にしたことです。

2023の締めくくりブログとして、今回は「信」について書きます。

発表会

「信じる」で一番思い起こすことは発表会。
コロナ渦、大きな発表会を控えてきて、今年はまずはクラス単位の発表会を再開。

いつもと違って保護者がじっと見守る空間。絶対ドキドキします。その中で発表する機会大切です。


発表内容についての大枠は私から提示しますが、具体的な発表内容や資料準備は子供たちに任せます。すぐに準備する子もいれば、いつ準備してくるのかな…と気になる子もいます。練習している様子のない子もいて発表の日が近づくとドキドキします。

が、発表するのは子供たち。誰かに言われてやるのではなく、子どもたち自身が自分たちでやろうと思って動くと信じて見守ります。

そうして迎える発表の日。
子どもたちは教室に入ってすぐに
「準備してきたよ~!」
「練習めっちゃやった!」
と自信のある表情。

発表会前に早めにやってきて、みんなで集まって練習していました。前の週より確実に上手!自信を持って発表会に臨めるなあって思った瞬間です。

「発表がうまくいってほしい。」
それはだれの願いだろう?と自分に何度も問いました。
・講師として子どもたちの立派な姿を親へ見せたい??
となれば、それは私の発表会。←発表会とは、間違いなくそういう機会ではないです。

発表会を行う理由は、その機会を持つことで子どもたちの成長につながるから。
「学んできたことの発表」はもちろんですが、発表までの限られた時間の中で、それぞれが自分のやるべきことに向き合い、準備と練習を行う。
それもとても大切なことだと思っています。

発表内容がほかのクラスより少し難しかったのと、練習時間がもっと必要だったことは私の反省点です。
が、限られた時間の中で一生懸命仕上げてくれました。
なにより、いつも笑顔!「がんばろ~!」「大丈夫だよ」って仲間同士で声をかけあえるステキな関係です。

発表の前の週に
「ようこ、いざとなったら助けてくれるでしょ?」
と何人かに言われました。
「本番は何もお手伝いできないよ。応援してる」
と私が言ったときの驚きの表情。
あの瞬間、覚悟を決めたかもしれないです。

リハーサルでは声が小さかったり、資料を見せるのに戸惑ったりしていても、本番は声も大きく堂々としていることにも感動します。

リハーサルを終えて、保護者入場となったときの子供たちの顔がキリっとする瞬間も好きです。
今からやるんだ、と気持ちが切り替わったことを感じます。

「信じて待つ」その結果、やはり信じて良かった、といつも思えます。
みんなにとって発表会がうまくいったかどうか、その基準は人それぞれです。しかし私は、発表の場に向けて自分で気持ちを固めて臨めたことに大きな拍手を贈りたいと思っています。

音読マラソン

今年取り組み始めた英語NEWS。>>英語ニュースに関するブログはこちら
それと並行して開始したのが、音読マラソン。≫音読マラソンに関するブログはこちら

音読マラソンとは、
英語ニュースをいくつかのパートに分けて、クラスみんなのLINEグループを使って音読録音を送信するというものです。


☆意味があるからやってほしい!
これは、私の想い。

でも、はっきり言って「めんどくさい。。。」という気持ちも分かります。
だから、やるかやらないかはみんなに委ねています。
やらなかったとしても責めることはありません。

LINEグループはクラス単位です。
私の音読送信のみが続いて、だれも音読してくれない期間があったりするとかなり凹みます。

このままだれも参加してくれなかったら‥‥と思うことがないわけではありません。

でも、きっとやれるタイミングでやってくれる、と信じて毎日私からの音読を送信しています。

・前の週にやらなかった子が、次の週は参加してくれたり
・今まで一度もやらなかった子がある日参加してくれたり
・ずっとやっていないからもうやらないかなと、と思っていたらふと参加してくれたり

みんながやれるタイミングで参加してくれるから、その日を待とうと思って信じる日々です。

テキスト終了チャレンジ

テキスト進級時に行う、テキスト達成度チャレンジ。
学習してきたテキストの理解度を確認し、それが達成されていることを確認して次のテキストに進みます。

達成があいまいなまま進級すると、必ず次のテキストで行き詰ります。確かに力があることを確認したからこその進級でなければ意味がありません。

このチャレンジ中の私は1年で1番「厳しい人」化します。
期限までに合格できなければ次の年、再度同じテキストを学習することになることは子供たちに伝えてあります。
「なんで不合格???」
「もう絶対無理だから英語やめる」
「もう進級しなくていい」
というようなセリフ、必ず聞こえてきます。

どんなに投げやりな言葉が聞こえてきても、私は子供たちは必ずできると信じています。

合格がもらえず泣きながら帰った子が、翌週どんどん合格シールもらう姿を何度も見てきました。
ギリギリまで練習せずに、とうとう極限に追い詰められた子が脅威的に集中して合格していくこともあります。

やらなくても、やれなくてもなんとかしてくれる、という甘えは絶対に許されない
それがテキスト最終の達成度チャレンジ。

逃げられない、頑張らなくちゃと思ったときの子供たちは本当に強いと感じます。
他人事ではなく、自分がやるんだと覚悟する機会ってなかなかないかもしれないですよね。

全てに合格したとき、本当にみんな大喜び。一生懸命頑張ったからこその喜び。そしてその経験が次のテキストにつながります。

「信じる」を嘘にしない

Sunnyの生徒さんにだけではなく、
自分の子供のことももちろん
「信じて待つ、信じて見守る」と決めています。

それでもそれが実行できなくて、反省すること多いです。
学習に関して口出ししないと決めていても、ついつい「やったの?」と言ってしまい後悔とか‥‥。

「信じる」と決めた以上は「信じる」ことが大事。
子どもたちからも信じてもらえる人であるために、私はみんなのことを信じて見守ろうと思います。
「信じてるよ」の声かけ、これからも続けようと思います。

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