教室理念:自ら考えて行動できる人を育てる!

☆自ら考えて行動できる
それは、Sunny Englishを立ち上げるずっと前から本当に大切だ、と感じていたことの1つ。

教室をスタートして数年。
・目の前の子供たちが今何が必要か、
・将来に向けて何をすべきか
を考えてここまで来ましたが、今、改めて何が大事か?と考えたとき、やはり
☆自ら考えて行動できる
というキーワードはブレずに大事にしたいこと。

数年後はどんな時代?
テストに必要な情報だけ身に着ければ合格できる?
良い大学に入れば安定?
企業に勤めれば終身雇用?
勤めている限り給料は保障される?
そんなことが確約されている保証はなく、そのとき置かれた環境で自分でしっかりと現状に向き合い何をすべきか、どう生きるか考えて強くいられなければ、満足のいく生き方をできなくなると思うのです。

受け身にならない

↑このことは常であってほしい!
”先生と”呼ばれる人が子供たちの前に立ち解説をする、それを聞いて知識を得ることで理解したと思ってしまう。そこに子供たち自身が能動的に動く機会はあるとは思えません。
与えられた情報に疑問を持って、自分から答えを見出す努力のできる人、そこを目指したい!

具体的な取り組みは?

さて、その目指すところへ向けて、日頃行っている取り組みをいくつか紹介します。

STEP4から始まるのが辞書引き!分からない言葉は自分で調べる!
「知らない」「習ってない」←こう言って動かない子が多い!
「習っていない」と初めて言われたときは、本当にびっくりしました。
知らないならば調べる!シンプルです。それだけです。
分からないから、と待っていたって誰からも答えは得られません。分からないを分からないままにしない!大事な習慣です。

ワークブック。ページを開いて、
「え?これ、何するの?」なんて質問があれば
「え?何すると思う?」と私から質問されて終了。
何をするかは自分で考える!自分で考えて自分で答えを見つける。
そうすると、誰に頼ることもなく自分の力でがんばりたくなるものなんです!
ワークブックに取り組んでいる時間は、かなり集中しているので、教室内がとっても静か!みんなで活動しているときのにぎやかさがウソのようです。


ワークブック答え合わせは友達とペアで。
これは最近始めたことです。答えをこちらから提示するのではなく、また、全体で確認するのではなく、まずは子供たち同士でお互いの意見を出し合って答えを考える。
まだ取り組み始めたばかりなので、リズムがつかめていませんが、自分の意見を言う、相手の意見を聞く、そのうえで何が正しいか一緒に考える。
とても大事な取り組みだ、と思っています。回数を重ねることで、よりスムーズにお互いの意見交換ができるようになるはず!

中学生クラス。ディクテーションの内容をペアで相談。最終的にクラス全体の意見をまとめます。

年齢が上がるほど、意見を出し合うことに抵抗はあるものです。
自分はこう思った、と自分の意見を伝える勇気。やっぱり日本人には難しいもの。人の意見は受け入れようとするけど、自分の意見は取り下げようとする・・・・。
答えが誰にも分からないから、正解、不正解はない!思ったことを言ってみるその習慣はコツコツと積むしかない!


年齢が高い子だけが取り組んでいるわけではありません!
年長さん、小学1年生のクラスでも同様に”自分で考える”は必須。
ワークブックを開き、「さて、このページ何をするのでしょう~?”とクイズにすると、みんな一生懸命考えます。該当のページに描かれた絵をヒントに「きっとこうするんだ!」と推測。習い事だから、きっと、いつでもなんでも教えてもらえる、という発想はゼロにしていまいたい!この教室に来たら、いつでも自分で考えなければ、そういう意識を定着させたい!

今回紹介できなかったクラスでも、もちろん自主学習、取り組み中です。
これは、自宅でもちょっとした声掛けでできること。
「お母さん、これってどういう意味~?」
「お母さん、これ分からない!」
ってお子さんが頼ってきたら・・・答えをすぐに教えたくなる気持ちをちょっと我慢して、
「う~ん・・・・どういうことだろう。調べてみよう(一緒に)」
という流れに持っていけるといいな、と思います。
私も皆さん同様、子育て真っ最中。
子供から質問されれば答えを教える簡単さも知っているし、「自分でやりなさい」も言いたいセリフ。そこを(気持ち的に余裕があるときは)ぐっとこらえ、
子供の「分からない」に共感しつつ、「答えなんだろう、どうしたら分かるだろう」と共に学ぶ時間は、きっと”自ら学ぶ”ことの楽しさを気付かせてあげられる、と思います。

教室は、”今”だけではなく、子供たちの10年後、20年後の姿をイメージして、今やるべきことに共に取り組む場でありたい、と思っています。

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