STEP3以降、共通の宿題。それは、テキスト音読を週に2回以上行うこと。音読チェックシートをテキストに貼ってあり、毎週どのページを音読するか伝えてあります。
基本、全員やってきます。が・・・・・「読んできさえすればいい」という認識の子がいることに気づいて大ショック。
音読のチェックシートをみれば、確かに保護者のサインもある!けれど、実際、レッスン時に復習してみると、全く言えていない!ということがあります。最近、あるクラスにて全員が言えないという心底ショックな事態が起こりました。リーディングしてきたのに、なぜ?と思っていると、「読めばいいんでしょ?読むだけだから、なんとなくそれっぽく読む」というなんともお粗末な返事。堂々と言ってしまう子供にショックを受けつつも、これは私の指示ミスから起こったことと反省。
そこで、その日から毎レッスン全体へきっちり伝えることにしました。
☆音読宿題とは、”読めばいい”のではなく、言えるようになるために、言えるまで練習すること。
真剣に伝える私に
「ピアノの先生も同じことを言うよ。」
「いつもそう思ってやってるよ!」
「え~それ大変!」
「ほかにもやることあるから無理!」
などなど・・・・・
言いたいことは・・・・とりあえず聞きます。が私の意思は変わりません。習い事である以上、やるべきことはやらねばならないんです。無茶な課題を出しているつもりは全くありません。大人が真剣に話すと子供にも必ずその気持ちは伝わるもの。そう信じています。話を聞いたあと、音読シートに熱心に”読めるようになる”と書き込む子供たちの姿がちらほら。がんばっておいで!それは必ず意味のあること!
さて、そんな中、ある子のメモを何気なく目にした私はびっくり!
”読めるようにならないと先生に怒られる”
と書かれていました・・・・。決してそんなふうには言ったのではないのですが、それは私の言い分。子供の感じ方というのはそういうものかな、と素直に感じました。何にしろ!しっかり取り組む音読に絶対に意味がある!だから、がんばれ!と応援するのみです。私にできるのはそこまで、実際おうちで取り組む際には保護者のサポートが必要です。お子さんの音読はほんのちょっとの時間なので、耳を傾けてその様子を見守っていただけるとうれしいです。