「なぜ、英語の点数が取れない??」と悩んでいる方、SUNNYでその原因探してみませんか?
2~3時間ほどの時間をかけて原因をさぐり、対応策を提案させていただきます。
これまでSUNNYでともに学習してきた子供たちから感じたこと、学んだことがたくさんあります。
その知識、感覚をもって、英語学習に伸び悩んでいる生徒さんの力になりたいと思っています。
この冬休み、生徒さんの知り合い(中2)の中学英語学習の相談を受けました。
「英語の点数がとれない」
この原因を探すために私が行ったことを紹介します。
原因探しと対応策提案例
中1の超基礎文法から確認
まずは、1年生の基礎の基礎の文法問題を解いてもらい、その正誤をみながらどれくらいの理解できているかを確認。
例えば、よく言われるのが、
「三人称のSが出てきたことで分からなくなった」
「to不定詞が理解できない」
などのよく聞く文法が登場したことによる混乱。
しかし、
そういった大きな文法項目ではなくて、もっともっと基礎の基礎、
・be動詞/一般動詞
・複数/単数の意識(a the this that it these those theyなどが整理できていない)
・代名詞(they we はそもそも、それがどういうふうな意味かあいまい)
他にもあげたらきりがない、たくさんの「ちょっとしたこと」と思われる部分の欠落が致命傷になっていることが多々あります。
長年、中学生の英語を見てきて感じるのは、
中2、3の文法は案外分かっているのに、1年生で習ったことが分かっていないばかりに2、3年生の応用問題に対応できないという事実。
中2、3の文法が分かっていればよくない?というものではなくて、
文法は文法で理解できていても、根本が理解できていないから、文法(ルール)を覚えても、ちょっとひねった問題に出会うと応用がきかないんです。
音読・暗記確認
今回の中2さんは、文法的なミスはほぼないことが分かりました。
それでも点数が取れないというケースは、あまりない例だと思います。
見せてもらった学校のテスト答案では、
確かにぱっと見、「これは‥‥全然取れてないな。かなり厳しいな」と思えるものでした。
しかし、間違えている問題を分析して感じたのは
・テキスト音読不足
・テキスト暗記をしていない
・単語・熟語を覚えていない
というシンプルなこと。
本人に確認すると、やはり「やっていない」とのことだったので、中2の1学期のテスト範囲を全て暗記・暗記で書く・単語テストをするというシンプルな課題を出し、翌日テストを行うことにしました。
テストを解いて確認
解いてもらった過去問は、その子の通う中学以外の難しめのテストを選びました。
暗記・暗記で文章を書く・単語をきっちり書く
それを私がきっちり確認後にテスト開始。
2年生の1学期の中間なので、1年生の範囲も数問あったことで、そこは解けなかった部分ありましたが、それを含めても7割取れました。(その子は普段平均が取れないくらいとのこと)
解いてもらったテストの学校平均が51点。ということは、十分に平均を超えて段階評価もそう悪くはないはずです。
本人に手応えを聞くと
「(暗記してたから)分かる、という感覚を持って解けた」
とのことでした。
ということで、この子に関して言えば、音読・暗記不足。
塾でどれだけ文法項目の問題を解けていても、基本的な音読・暗記が欠けていたことで点数をとるまでに至らなかったということです。
今後の課題と対策を提案
その子に伝えた今後やるべきことは
・音読、暗記、単語を書くことを怠らずに徹底すること
・長文読解問題に慣れていないという新たな課題を見つけたので、長文の問題集を用意して解くようにすること
の2点です。
「これをやればいい!」は共通ではない
<悩み例>
・英語が分からない
・このまま点数が下がっていくのをくいとめたい
・塾に行ってるけど、点数が上がらない
・何をしたらいいの?
悩みの大枠は、ほぼみなさん同じはず。
しかし、悩んでいる人みんなが、同じ方法で改善できるわけではありません。
・つまづいた箇所
・理解までのアプローチ
・やる気の出る声掛け
・得意と不得意(理解、暗記、筆記などの学習方法のいろいろ)
そういった、個々の性質も感じてアドバイスしなくては伸びるものも伸びません
今回、相談を受けた中2さん。
「英語の点数が取れない」と塾の先生に相談したところ
「問題をこなす量が少ない」との返答だったようです。
私の見解は異なります。
文法理解は本当にきっちりできているので、そういった問題をたくさん解いてもあまり意味はないように思います。
ありふれたアドバイスではなく、個々に適したアドバイスが必要です。
SUNNYでは、1人1人を時間をかけて分析することで、無駄のない学習の提案します。
塾ではやらない〇〇を、絶対やるべき!
塾のことあんまり知らないのですが、多分
「テキスト暗記」
はしないですよね。
問題をこなすことはしていても、「暗記」は要求されないはずです。
それを確認する時間は塾には確保が難しいはずですし。
中学であれば、暗記は基本中の基本。
「暗記はしません」はアウトです。
イメージしやすいものとしては「学校のワーク」でしょうか。
ワークはテストまでに2、3周やろう!とか言われますが、それは、暗記の次にやること。
X 問題をたくさん解いて、問題(パターン)を暗記する
〇 暗記をして、自分の記憶に蓄積した知識を使って問題を解く
定期テストでとりあえず点数が取れるためだけの学習をしていると、本当の力がつきません。
力の付かない積み重ねは、ゆっくりゆっくり「あれ?英語で点数取れなくなったな」を加速させ、気づくと「英語がさっぱり分からない!」「平均点取れない!」となってしまいます。
中学から英語に触れた子にとって、暗記はハードル高いです。
が、これも訓練。内容が易しいうちに、英文全て暗記の習慣を身に着ければ、2年生3年生の大量の英文になっても、暗記はできます。
Sunnyでやっている当たり前のことが、結局「核」な事実
こうして書いたあれこれですが、
SUNNYでは最年少クラスから、普通におこなっています。
一番小さい子たちはもちろん文字が読めないから、全暗記。
文字が読めるようになってきたら、文字でも読めて、かつ暗記ができて合格。
小さい頃からの習慣なので、中学の教科書も当然「暗記」と理解しています。
これまでの中学生さんたち、中でも英語で高得点を取る子たちは特に
「テスト前までに、絶対『暗記』を完璧にする!」
「時間がなくても、最終『暗記』だけは絶対に欠かさない!」
と言ってました。
結果が出ている人は絶対に「暗記」しています。
小さいころから暗記習慣がなかったら、無理なの?と思われそうですが、決してそういうことではありません。
なんとなく暗記力が身に着いた!という低年齢の子とは違い、
頭で理解して学習できる「中学生」だから、コツをつかめば暗記も必ずできます。
英語の点数取れない!の悩みは早めに解決しましょう!
今回、中2の子との出会いで、
SUNNY以外の生徒さんが、どういうふうに英語の点数がとれず悩んでいるかをじっくり検証する時間ができました。
SUNNY以外の生徒さんに出会う機会が少しずつ増えていく中で、「英語の学習方法が何かしら違うのでは?」という違和感がある子にも出会います。
中学英語基礎が高校以降にきちんと活かされるような学習をしてほしい、
と思っています。
・英語基礎力をきっちりと身につける
・高校入試のためだけの”責任感のない習得”にしない
・高校入学後にいかされる学習方法を習得してもらう
理想論だと思われても
目の前にいる子供たちの”今だけ”を支えるような教室ではなく、
将来に生かされる学びを提供したいという思いは私の信念として大事にして
今英語学習に悩む子供たちの手助けをしたいと真剣に思っています。
縁があれば
是非、つながって共に学びましょう
「英語が苦手」をなんとか克服したい!
その原因と対策を考えてほしい!という方は、お問い合わせください。体験申込からメール送信ください。
悩む方は、なるべく早めがおすすめです。時間が経てばたつほど、それだけ回復にも時間を要します。
*時間は今回の例の子は4時間要しました。
費用は、こちらから提示する曜日時間内での選択をいただければ、2000円/1時間でお受けします。
それ以外ですと個別対応時間とし、額が上がります。その点もお問い合わせの際に相談しながら決めたいと思います。