中2クラス:英会話のための英作文トレーニング

中学2年生にクラスで今一番力を入れているのが
「英作文」。
これは、話したいことを話せるようになるための英作文。
ですので、文字を書くことはせず、瞬時に英文を組み立てて発するというトレーニングです。

具体的に何をするの?

やることはシンプル。
単語カードを引いて、その単語を使って友達に質問する。
それに対して返答する。
しかし、その質問や返答がシンプルになりすぎないように、いくつかのルールを設定します。
そうすると…‥なかなか難しい!
いろんなところで、「う…‥えっと‥‥」って苦しい声が聞こえてくることもあります。

しかし、

・黙らない
・日本語に逃げない(あきらめない)
・間違っても良いから何か言ってみる

は鉄則です。

間違えることなんて何の問題でもありません。
間違いを恐れて発言しないほうが大きな問題です。
実際の会話で言葉が見つからないから放置するなんて…あり得ません。
言葉に詰まってもとにかく何か発言する。
最初のころは、困った雰囲気が漂っていましたが、ふと気づけば最近は、私を頼ることなく子供たち同士やりとりしています。

今回は、過去形を使って質問。いろんなペアからいろんな会話が聞こえます。会話の展開は子供たち次第。

ペアがうまく組めないときは、私も誰かとペアを組んで取り組みます。
そうすると子供たちからの質問や返答がとても上手で
「おお!そのフレーズ言いいね!」
と感心することが多くなってきました。

いいな、と思ったフレーズはみんなでシェア。
どんどん使える便利フレーズをみんなで増やしていってほしいと思います。

なぜ英作文トレーニング?

小さいころは
英語が「楽しい!」でよかったけれど、
成長とともに「学校の成績」という結果を求めるようになります。

成績が良いことを否定するのではなく、成績は良いに越したことはないと思っています。それだけ基礎ができているということ。

中2の子たちは、とっても「成績が良い」んです。
それは素晴らしいことです。
教科としての知識が身に付き、テストで点を取ることもできる。
けれど‥‥その先こそが大事!なんです。

*知識を知識で終わりにしない
 ↓
使えるようになることを目指す。

「どの程度話せたら、話せるということ?」
という基準はとても難しいです。
中学→高校生と成長していく中で、必要に応じて、そのとき持った知識を活かした会話ができるなら、必ずその後、必要な状況に応じて力はupしていくものだと思います。

今、いきなり難しいことを話す必要はなくて、
*中学を卒業するときに、中学で学んだ知識を使ってきちんと会話を展開できる力、表現する力を身につける

そこを目指したいと思っています。

自分では気づきにくいかも?

私が今回、中2クラスのことをブログに書きたい!と思ったのは
もちろん、この子たちが成長していて、素晴らしいと感じたからです。

が、当の子供たち自身はたぶん、
「え?そんなに話せてないよ」
と思っているかもしれません。

が、中学生で英語が教科となって知識をどんどん身に着け成長著しいこの1年で、間違いなく会話力伸びています。

これからもトレーニングを重ね、
「自分たちはこれだけ話せる!」
「話したいことを話せる!」
そう自信をもってもらいたいと思います。
そのためにも、私もますます‥‥知恵を絞ってトレーニング内容考えていきます。一緒に頑張っていきましょう!


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